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『スラムダンク』をもっと知りたい! - 10

映画『THE FIRST SLAM DUNK』で初めて『スラムダンク』に触れた私が、井上雄彦氏のマンガ『スラムダンク』(ジャンプ・コミックス)を読んでいきます。全巻を読み切れるよう、がんばります。なお、読んでいる単行本は通常版です(完全版、新装版ではありません)。

10巻「リバウンド王桜木」

◆インターハイ県大会予選、5回戦は翔陽戦。強豪校だ。熱く盛り上がる会場
◆背が低いプレイヤーが多いと思われていた翔陽だが、今年は背の高い選手が中心だった。翔陽メンバーの身長有利は、うわさとなって広がっていた

身も蓋もない説明

◆どのチームが勝つと思いますか、の問いに「はらたいらさんに3000点」とまるで表情を変えずにボケる陵南の魚住。これ、いまどきの子が読んでも意味わからないと思う

昔、クイズダービーっていう番組がありまして…

◆「君たちも強いチームですよ」と安西先生の言葉。いいコーチだよ
◆湘北のメンバーも気合い充分。ようやく5人が揃ってバスケをする、それが見れるだけで大満足
◆選手名と合わせて、センター、フォワード、ガードなどのポジションが記載されているが、まだ意味がよくわかっていない。バスケのルール、基礎的な戦術とか、マジで何も知らないので、一冊ぐらい本を読んで勉強しておいた方がいいのではと思い始めた。わかりやすい入門書あるだろうか

SGとかPGの意味や役割がまだわからない私

◆熱い「花形」コール。彼が翔陽のエースらしい。どんな技を繰り出してくるのか
◆赤木がハエ叩きしようとしたところ、フェイダウェイ・ジャンプショットでかわされる。やるな花形。そしてテクニック解説。私は著者のテクニックやルールの解説コマが大好きなんだ

読めばバスケに詳しくなれるぞ

◆しかしマンガのオノマトペが不思議だなーと思うのは、この「フワッ」という文字が花形のシュートの柔軟さを示す補助線の役割になることで、「フワッ」の文字だけで柔らかいシュートの感覚が伝わるんだよね。そこがすごい

ソフトなシュート

◆ボールを取り返した流川、負けじとふんわりシュートで逆襲。この描写もいい。静止画なんだけど、動きが見えるというか

シュートの様子がイメージとして浮かんでくるね

◆流川のシュートが決まる。そして出た〜〜流川応援隊! どの会場にもかならず足を運ぶ全通オタ

我命有限楓愛

◆流川のシュート、そして流川応援隊の熱い声援で、当初の緊張が解けてきた湘北。いよいよ反撃に出るぞ
◆宮城の独創性あふれるノールックパス。見開きページを横にたっぷり使ったコマ。クゥ〜〜これがカッコいいのよ

お母さんもよろこんでいるぞ

◆10巻、宮城の見せ場がいっぱいあって嬉しい。ゴールも決めました。背が高いからかならず試合に勝てるわけではない、というテーマにも沿っているのがいいね
◆三井のスリーポイント決まる。なぜか陵南の監督がドヤ顔で三井のすごさを語っているぞ

テンション上がってるおじさん

◆桜木もぐんぐんと調子を上げてリバウンドを拾いまくる。しかしこうして湘北の調子が上がってくるのはマンガ的にいうと逆にフラグ、そのうち翔陽からヤバヤバの秘密兵器が投入されそうな予感

桜木も好調だ

◆翔陽のプレイングマネージャー、藤真がイン。さっそく、ものすごいプレーを見せつける。さあ試合はどうなる? というところで10巻終了

10巻の感想

◆5人揃ってバスケをする姿が見れるだけで満足
◆湘北の各選手のよさがていねいに描写される、嬉しいシーンがたっぷりだった
◆もうヤンキーマンガの流血展開はないと思いたい
◆試合でも、激しいダンクといったパワー系の描写だけではなく、テクニカルなパスやフェイクを入れてのシュートといった頭脳プレイが描かれているのが本当によかった。ワクワクした
◆このままバスケだけやってください、お願いします

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