見出し画像

アメリカ モーターホームの旅_レイクパウエルからグランドキャニオン_Day6

Day6の記事を1日遅れで書いています。
というのも、グランドキャニオンの通信状況がそこまで良くなく、写真が全然アップロードできなかったのですよね。
まぁ、グランドキャニオンまで来たんだから通信なんざせずに大自然を楽しむべし!!!ということだと思います。

では、本日のルートです。

139マイル≒224km

サンライズを見てから、冷蔵庫ハプニング

この日の振り返りに入る前に、昨晩の様子をバンクベッドから撮影した写真。
21時くらいにみんな疲れて就寝のところ、長男くんも旅の記録をnoteに書いているとのことで、まるで残業してるビジネスマンのようです。
ちなみにピザを焼いたらオーブンの温度が強すぎて、下が焦げまくってて削げ落としているらしいです。
早く寝てください。

ガリガリガリガリうるさかった

21時過ぎに寝たので、4時に起床です。
これと言ってやることはありませんが、日の出を待ちます。

早朝は結構寒いです

かなり明るくなてきました。
コーヒーを淹れてクロワッサンとモーニングを楽しみながら待ちます。

バッチリ日の出を拝むことができました。
どこまでも広がる大自然の向こうから登ってくる太陽。すごかった。

今日のサイトにはいつもと違ったタイプのキャンピングカーが。
このサイズは日本でも使いやいですね。

2台で一緒に来てました
こちらは年配のご夫婦だと思われるお二人、アクティブなギアを積み込んでベテラン感ありました

ここで緊急事態が…。
昨日の夜まで全く問題のなかった冷蔵庫が、朝になったら機能していないー!!
どうもこちらのサイトが斜めだったために動かなくなってしまったようです。冷蔵庫は横にすると故障するというのは引っ越しのときに聞いたことがある方も多いかと思いますが、斜めでも影響するようです。

ひとまず平なところに移動して、水平器を使って合わせていきます。なるほど、だから入り口すぐのところにこれがあるのか。かなり水平を気にしないといけないですね。

空気が真ん中になるように合わせていきます。左側が助手席方向になるので、運転席側(進行方向に向かって左前)が少し下がっているということになります。

ここでレベラーというものを登場させます。タイヤの下にある黄色いやつです。これをタイヤの前にセットしておいて、少しずつ前進させながら高さを調整していきます。

ちなみに当初のサイトがあまりに斜めだったので、空いてるサイトに移動しました

冷蔵庫の電源を入れ直しましたが、復旧までしばらく時間がかかるようです(結局10時間くらいは機能しなかったように思います)。
そこで、氷を買ってきて冷凍庫を緊急冷蔵庫として使うことにします。

8時のオープンにあわせてRVパーク内のSTOREに駆け込みます
ブロックの氷とバラのものをそれぞれ買ってみます
とりあえずこんな感じで、氷を入れて冷蔵庫の中身を避難させます

レイクパウエルのリゾート見学

冷蔵庫の一件が落ち着いてから、リゾートを見学してみました。
景色は本当に最高で、マリーナにはたくさんのクルーザーがあって最強のリゾート感がある。

レストランにはテラス席ならぬプール席があり、もちろん景色は最高。

この時期は誰もいなかったけど、午後は人が出てくるのだろうか
デッキチェアもものすごい景色を向いています

マップを見ていたら泳げるところがあるっぽかったので、どんなもんだか行ってみることに。

ライフガードもいないからご勝手にね
砂漠地帯のような砂がベースなので、波際は砂で濁っててちょっと入るの考えちゃいそう

レイクパウエルを高台から見下ろせる展望ポイント

湖畔で遊んできましたが、高台から見下ろせる展望ポイントがあるということで、そちらに移動します。

すぐ着きました。Wahweap Overlook というポイントになります。
なんと、、、これはすごいです。

さっきまでいたところは本当にリゾートとして使われているところで、実際はこんな感じでずっと繋がっているのですよね。

この絶壁と水がすごい迫力でした
左側に見えるのがさっき湖畔まで降りたリゾートのところ
どこを見てもとにかく広い
観光バスが来たので退散します
モーターホームでも余裕で停めるスペースあります

少しだけレイクパウエルについて触れておくと、1956年に電力供給のためのダムとして、コロラドリ川の流れをコントロールして水を貯めたところなのですよね。満水になるまで17年というとんでもない時間がかかったようです。
元々は峡谷で、そこに水を流しまくって貯めたというとんでもない計画によってできたものなのですな。
全長298kmということで、RVパークで見ていたのはほんの一部。
もっと壮大な規模なのですな!!

峡谷に流れるコロラド川、すごい!

レイクパウエルのダムの部分が見えるということで、Glen Canyon Dam Overlookというポイントに向かいます。

この橋の左手にダムがあり、右手がコロラド川です。

写真はないですが橋の右に見えるコロラド川がすごかった

ポイントに到着し、少し歩いて進みます。

まずはダム側。すごいスケールです。
まさに自然に堰き止める部分を作りました、という感じがします。

そしてコロラド川。カッコいいなおい!
ここを船で通るツアーがあるみたいなのですが、いつか行ってみたい。
それにしても絶壁と緑色の川と、もう圧巻でしたね。

ずっと見ていられます
左の方々、こうやって撮影に夢中になってると危ないですよー!

まるで絵のような景色のホースシュー・ベンド

さて、これまたコロラド川をダイナミックに見ることができるポイントにいきます。
その名も「ホースシュー・ベンド(馬の蹄)」。

駐車場入り口で$10払って、ポイントまで10分ほど歩きます。
日差しがすごいので、水と帽子は必須です。
あと、滑らない靴で行きましょう。

めちゃくちゃいい天気で日差しがすごい
何気に歩きますね

はい、到着しました、こちらです。
もうすごすぎます。とんでもないです。馬の蹄とはなるほど。
コロラド川よ、すごすぎるよ。

少し奥まで行くとまた違った見え方になります。
もう少し前とか奥に行けば違った写真が撮れるのですが、ナイスショットを撮って落ちてしまっては…なのでこのあたりまでで。

あと数歩で崖
ここもあと数歩

こちら高さ300mほどになりますが、柵があるのは一部だけで、あとはもうどこからでも落ちる可能性のがる状態です。
柵がないというのは景観的には最高なのですが、実際に過去には転落死をされた方も出ているので2018年に柵ができたとか。
でもさすがアメリカですね。最低限の柵は作るけど、それ以上は自己責任だよということでしょうか。日本だったら柵の内側からしか撮影できないように囲われそう。

いざ、グランドキャニオンへ

では、ここからいよいよグランドキャニオンへ向かいます。

この先、何が見えてくるのか期待しちゃいますな

道中、向こうにはグランドキャニオンがどーんと待ち構えているのが見えます。
遠くにあるのに、なんというかものすごい威圧感。

王者の風格ですね
停車スペースがあったのでここからチェック

Cameronでガソリン補充

グランドキャニオン手前のキャメロンという町でガソリンを入れることに。ガソリンを入れるのはいつもちょっとしたイベントです。2口が縦に並んでいるところは縦に停めればいいのですが、こういう1口のところははみ出し方が半端ないです。

豪快に飛び出します
握り続けなくてもフックのようなものを引っ掛ければ固定されるという最強の技を教えてもらいました。今までずーっとアメリカサイズの幅を握ってるのつらかった…
今回は$126。画面で紙のレシートのところをYesボタンにしたのに出てこなかったけど、それもアメリカっぽいということで

いよいよグランドキャニオンに入ります

さて、この旅4つ目の国立公園、そして旅のクライマックスであろうグランドキャニオン国立公園に入ります。
お決まりの入場では、もうカードがあるので支払いはなし。スルーするのかと思いきや、カードの裏にサインがないのでその場でサインして通過。
このカード、1年間使えますからね。サインしておきませんとね、メルカリとかで探しちゃダメですからね(個人の判断ですが、私は売らないし買わないです)。

ゲートもいつもワクワクします

これがグランドキャニオンだ!!

入場してすぐのところにデザートビュー展望塔があるので立ち寄ってみることに。
ちょっとドキドキします。

左に見えているのが展望塔

さて、いきますよ、ドーン!!!!

もうずっとすげーすげー言ってました。
入っていきなりこれですか、と。
おじさん、すごすぎて疲れちゃったのでベンチで休憩です。
しかしこのベンチ、世界でも有数の眺めの良いベンチじゃなかろうか。
ちなみに、誰も見向きもせずにポツンと置かれているベンチだったので、ぜひみなさん行かれたときは座ってみてください。気持ち良いですよ!
(もちろん目の前はそのまま崖なので、勢いよく立ち上がらないように)

本日のRVパーク トレイラー・ビレッジに向かう

本日のRVパークは公園内のトレイラー・ビレッジです。
2日前だったか、4時くらいに活動を開始していた奥さまがキャンセルが出たのを確認してすぐ確保!
後から考えてみたら、ほんとたまたま取れたようで、取れない人は公園からまた外に出ないといけないのですよね、ザイオンのときのように。。。

公園内を40分くらい走ります。
ほんといつもながら、規模感がすごいんですよね、公園内を40分走ってキャンプ地に向かうなんて。

針葉樹に囲まれた気持ちよ良い通り
道中、ヘラジカが。雄で立派なツノが。でかかった。
通り沿いに何ヶ所も景色を楽しめるところがあり、少し車を停めてみる
なにやらご機嫌な僧侶の方々、みなさんスリル満点の写真を撮られていました

無事にRVパークに到着。取り急ぎ電源、水をセット。ダンプ(下水処理)は後にして、夕飯に向かいます。

グランドキャニオンでの夕食

夕食には、園内を巡回しているシャトルバスを使って移動します。
トレイラー・ビレッジからお隣のバス停 Yavapai Lodge で降ります。

10分くらいごとに巡回しているバス

夕食はこちら、YAVAPAI TAVERNにて。
そんなに混んでおらず、少し並べばオーダーできます。

こちらがご機嫌な店員さん。本当にみなさん、愛想が良いというか仕事を楽しんでいるというか。
日本人だと分かると、ちょっとした日本語の挨拶と、こちらの下手な英語に対して丁寧に対応してくれます。そしてすごく楽しんでいる!
高1長男くんが頑張ってオーダー、それに楽しく返してくれる。長男くんもアメリカが随分と気に入ったようです。

明るいナイスガイだった
4種類のビールを飲み比べるセットをオーダー。何を選ぶかって言われて全然分からなかったのでナイスガイに選んでもらった結果がこちら。
長男くんは連続ハンバーガー記録を更新するらしいです
テラス席が気持ちよさそうでこちらにしましたが、風が冷たくて後半はかなり寒かった…
タコス、美味しかった!
ナチョス、こちらも美味しい!ただ、このハラペーニョは相当辛くて、お腹にきました…

食後に少し歩くと、Yavapai Lodgeにスタバがあるではないですか!
ちょうどドリップパックのコーヒーがなくなったところなので、明日の朝に来てみよう。am6:30からオープンしてるとのこと、さすが。

ちょっとしたお店もあったので探検。

ELKというのはエルク、ヘラジカのことみたいです

帰りはシャトルバスだと遠回りになるので歩いて帰宅。だいたい徒歩10分くらいでしょうか。
しかし、標高2,000mくらい(富士山の五号目くらい)なので寒い!
日の出が5:30くらいで絶景とのことですが、ちょっとこの寒さでいけるのかな。

デスバレーは暑くてどうしようもなかったけど、グランドキャニオンは寒くて寒くて。これ旅の服装はもっと事前に調査が必要でしたね。防寒対策も甘いし、暑いところでの短パンもないしで。。。

本日のお隣さんのモーターホームで牽引されていたのはこちら、めちゃくちゃ渋いJEEP CJ-7!
私が乗っているTJラングラーの2世代前のものですが、まだまだ現役で走っていますね、カッコいい!!!

またこの色が渋いなぁ

では、明日は日の出が最高という情報を持ちつつ、電波も弱いしで早めに寝ます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?