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アメリカ モーターホームの旅_グランドキャニオンからルート66_Day7

本日はグランドキャニオン国立公園内のトレイラー・ビレッジで起床。
いよいよDay7ということで、帰りの飛行機に向けて移動していくことになります。
途中でルート66を通っていくので、この地図より少し遠回りで走っていくことになります。

237マイル≒381km

ちなみにグランドキャニオンで2泊というのも考えましたが、そこから最終日に一気にロサンゼルスに戻ろうとすると500マイル(800km)となり現実的ではないなぁということで今日のうちに半分くらい移動することに。

グランドキャニオンのスタバでコーヒーをいただく

グランドキャニオンは日の出、日の入りがこれまた素晴らしいとのことで、5:30くらいの日の出にあわせてちょっと起きてみる。
が、めちゃくちゃ寒い!!!
標高2,000m(富士山の五合目くらい)だから当たり前なのですが、早朝の気温は7度くらいか、これダウンいります。
デスバレーからスタートした国立公園巡りは気温差がすごいですね、事前準備大事です。
起きたものの、日の出は見送って、6:30からのスタバにターゲットを変更。

6:30にはもうすっかり日が登っています
このモーターホームはゴージャスだった、牽引のラングラーも斬新
トレイラー・ビレッジ受付ゲート。国旗とアリゾナ州の旗。
朝からELKに遭遇
やってきましたYavapai Lodge

スタバに着くと、数人が並んでいます。
みなさん流石の装備です。日の出を見て戻ってきたと思われる人たちが続々とロッジに入ってきます。スタバ隣で朝食のようですね。

メニューはこちら。
一番左上がカフェラテなんですね。あれ、日本もそうでしたっけ?
普通のコーヒーを探していると、左下の方にFRESHLY BREWEDというのがありました。これで。
トールサイズを2つオーダーしたのですが、持ってきたタンブラーに入れてもらったところ、並々と。
これタンブラーがもっと大きくても並々と入れてくれそう。

ロッジに快適なスペースがあったのでこちらでいただく

コーヒーを飲んでトレイラー・ビレッジに戻る途中、これまたすごいモンスターに出会います。
このお方、ピックアップの上にこいつを積むのか。それでトレーラーを引っ張るのか。どんだけモンスターなんだ!!

最初、何のフレームかと思いきや
こいつを上に積むってことですね、すごすぎ

子供たちを起こして朝食にします。
せっかくアメリカに来たのだから基本全てこちらの食事と考えていましたが、日本のキャンピングカーにあったお米を持ってきておいたので炊きました。はい、最高です。
日本のお米って本当においしいですね、素晴らしいです。

塩はバーガーショップにあったものを使う

ビジターセンターでインプット

朝食を終えて、シャトルバスでビジターセンターへ。
旅は知識があると楽しみ倍増ですからね、インプットのために向かいます。

全体を見るとこうなってるんですね、すごい
昔の開拓者や研究者たち、ほんとよくこんなところ開拓したものだ
たくさんトレイルできるところがあって、時間をかけて楽しみたいものです

せっかくなので10分ほどの映像も見ておきます。
グランドキャニオンの歴史やこれまでの研究、生き物たちについても学べます。
英語ですが字幕もあるのでなんとなく理解できるかと思いますが、字幕が下に出てくるので、前の方に座ると字幕と映像を同時に見ることができずに目を動かしまくるのでちょっと大変です。

前の方だと映像は迫力あります

いざ、マーサーポイントへ

しっかりインプットしたところで、おそらく最も有名なビューポイントのマーサーポイントに向かいます。ビジターセンターから歩いてすぐのところです。
さぁ、いきます。ドーン!!!

いやー、しびれます。
高さ1マイル(1,600m)くらいあるとのことで、もう異次元です。縦に1,600mって、どういうこっちゃと。
スケール凄すぎます、すごいすごいと、それしか出てきません。

こちらは柵があって安全ですが、先まで行くと迫力ありますね。

昨日のホースシュー・ベンドもそうでしたが、グランドキャニオンでも落ちて亡くなる方が毎年いるようです。
今日も先の方まで攻めている人たちがいましたが、見ているだけで怖い。。。
しかし、これ自分が大学生くらいのときに来たら、きっとギリギリのところで自撮りとかしてたんだろうなぁと思います。なんなら落ちてたかもしれないと思うと、おじさんになってから来てよかったです。

崖の上にいる人、わかりますでしょうか
Rock squirrel リスを何匹か発見、噛まれると狂犬病のリスクもあるようです

ベタなマーサーポイントを見てモーターホームに戻り、チェックアウトの12時に向けて撤退準備。
グランドキャニオンだけで一週間くらい滞在したいですね。
今回の旅はグランドサークルの一部をほんとかすった程度の超超超入門編ですから、各地をしっかり楽しむのはまたいつかです。

オールドアメリカンを感じるルート66

ここから今日はニードルズという街まで移動してしまうので、有名なルート66を通って行きます。
ルート66は車好きのおじさんは耳にしたことがあるかと思いますが、シカゴとサンタモニカを結んでいる国道ですね。今は高速道路ができたのでメインでは使われていませんが、当時のオールドアメリカンを感じれるお店があったり、好きで住んでいる人がいたりするようです。
映画カーズの舞台にもなりましたね。
ということで、向かいます。

グランドキャニオンを出ると、また一気に平らな道が続きます。
そろそろルート66への分岐になります

ルート66は観光名所化しているので、結構ベタなものがたくさんあります。

ウィリアムズの入り口
ウィリアムズの町並み
ここからセリグマンに向かいます

セリグマンの町、カーズに出てくるような車たちがずらりです。

お昼はこちらのDelgadillo's Snow Capにて。
店内では食べるところがないので、外のテーブルで食べようと思いましたが風が強すぎたのでモーターホームで食べることにします。
しかし、店員さんがノリノリです。ハンバーガーをオーダーした長男にマスタードをベチャ〜と!
これがおもちゃのマスタード(黄色の毛糸かな)で、驚くこちらに「やってやったぜ!」のテンション。アメリカですなー。
チップ高めにしちゃいますね、この人も楽しそうに仕事してます。

ヒャヒャヒャヒャヒャ〜

お店の裏には旧車がズラリ。おじさんだけテンションあがっちゃいます。

ハンバーガー、ナゲット、ブリトー。
長男は滞在中毎日ハンバーガーにするとのことで、勝手に記録を更新中です。好きにやってもらいましょう。

昔の鉱山集落オートマン

ここからニードルズの町に向かいますが、ルート66を外れて100年前の鉱山集落であるオートマンに立ち寄ります。
こちらも映画カーズの最後に山道を走っているところがあったかと思いますが、その舞台ですかね。
すごい山道らしいのですが、モーターホームでチャレンジしてみます。

ルート66の看板が味を出してますね
たまにちょっとした休憩スポットやRVパークがあります
オートマンに向かって走ります

ここがオートマンハイウェイという道になりますが、ポストがいくつか並んでいるのがおもしろいですね。このポストの脇から入っていくと、離れたところにポツンポツンと家があります。
郵便屋さんもさすがにポツンの家までは届けてくれないということですね。

ちょっと山道に入っていくと、普通にロバがいます。
車に無関心なので、そーっと通り抜けます。

なるほど、確かにすごい山道ですね。
これを長さ9m、幅2.65mのモーターホームで突撃していくのはなかなか緊張感があります。ガードレースなく、右側はアウトなので左目で。
たまに対向車があるとすれ違うのが大変ですが、みなさん協力してくれます。

どんどん登って行きます
右側は緊張感あります
運転席から見ると右側、もう落ちてます
途中で停められるスペースありましたので記念撮影
オートマンの町に入ります、なかなかの雰囲気です
すごい、昔の町ですね
モーターホームは完全に浮いてます
ディスニーランドとかにありそう

町の雰囲気はとても楽しめましたが、ちょっと観光地化していますね。
これ難しいところです。観光収入で生活しているとなると、そりゃ観光地化していきますが、個人的には昔の町の純粋な雰囲気を楽しみたいと思ってしまったりして。ただ、それだとお金落ちないしなぁ。
世界中で同じような課題がありますかね。

町を出るところでもロバがのんびりとしています。ロバって本当にのんびりしてますね、マイペースです。

デザート・ビュー RVリゾート

本日の宿泊地、ニードルズに向かいます。
アリゾナ州、ネバタ州、カリフォルニア州の州境にある町のようです。平日の夕方の時間となり、かなり渋滞しています。

18時までだと受付の人がいるのですが、10分遅れで到着。
ヤシの木の雰囲気あるRVパークです。

DVDがあったりビリヤードがあったり(使うには受付が空いている時間にいかないといけなかった)、猫がいたり(首輪をしていた。どこかの滞在者の飼い猫なのかな)、と快適そう。

今日もお疲れさまでした。
ビールを飲んでご飯を食べて、のんびりして寝ます。

TRADER JOE'Sのチキン、むちゃくちゃうまい!!

さて、明後日の朝にはモーターホームを返却するので、明日はロサンゼルス近郊まで移動することになります。
旅の後半戦はのんびり移動ですね。
ではまた!

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