【キャンプの知識】皆持ってる道具の1つ、シェラカップ、コッヘルの違いとは!?
今回は、キャンプ仲間の間でも話題になったシェラカップ、コッヘルに違いについて紹介します。
元々友人の父親が使っていたキャンプ道具で、友人たちとキャンプを始めたワケですが、その中にコッヘルという道具がありました。料理や飲み物を入れて使用できて、スタッキングできるからかさばらない優れものです。
でも色々な人とキャンプとするようになったり、ネットで調べると皆シェラカップと呼んでいる気がする・・・と気づいたのです。
正解はどちらなんだろう・・・今回はそこんところをはっきりさせたいと思います。
【シェラカップ、コッヘルとは??】
アルミニウムやチタンで出来た金属製のカップの一種です。キャンプ、登山などのアウトドアにおいて、簡易的な食器として使用します。
複数のアウトドアブランドから販売されており、デザインも様々です。
アウトドアショップに行くと一目惚れで購入してしまったりします。
1人でいくつも所持している方も多く、グルキャンすると人と被ることが良くあります・・・。そんなときは取っ手にケースを付けたり色ゴムを付けたりと工夫が必要です。
【素材】
大きく分けて以下の3種類があります。
どれもスタッキング出来て、サビにくいという特徴があるのでキャンプで使用するには非常に便利です。
【サイズ】
色々なサイズが販売されていますが、300ms前後のサイズが一般的です。ご飯を炊いたり、2人以上分のお湯を1度に沸かしたいときは400〜600msがおすすめです。
【用途】
・内側に計量メモリが付いているものが多いため、計量カップとして使用できます。
・飲み物や料理を入れるカップとして使用します。
・フライパンのように食材を焼いたり煮たりもできます。
・ご飯を炊くこともできます。
→ウチではキャンプ用のケトルがないのでお湯を沸かすときに重宝しています。
前置きが長くなりましたが、ここからがシェラカップ、コッヘルの違いです。
【シェラカップの由来】
アメリカの自然保護団体のシエラクラブ(Sierra Club)により制作されたシエラクラブカップ(Sierra club cup)ですが、あまりに人気が高いためシエラクラブの公式カップだけにとどまらず、同種の製品を各社が製造しました。
【コッヘルの由来】
コッヘルとは、キャンプ、登山等主に屋外で使用される携帯用の小型の調理器具である。語源はドイツ語のKocher(調理するもの、調理器具)による。コッヒェル、コッフェルとも言うがこれらは舞台発音からくるもので、現代ドイツ語発音に近い表記はコッハーである。英語のクッカー(Cooker)とほぼ同意義。
→調べてみるとコッヘルはクッカーとほぼ同意義だそうです。クッカーは基本的には沸かす、煮る、炊くなどができる調理器具であるため、サイズが大きいものが多いです。そのため、コッヘルとシェラカップの違いはサイズである!言えそうです。
【まとめ】
多くの方がキャンプや登山で使用しているように、料理や飲み物の入れ物、ちょっとした調理器具として使用するものはシェラカップ。あくまでもカップです。
一方、調理器具メインとして使用し、複数人用にサイズが大きなものはコッヘル(クッカー)と呼ぶのが良いのではないかと考えます。
そもそも購入するときに製品名にシェラカップ、コッヘルと記載されていると思うので、その名称で呼んであげるのが正解ですね。
以上、キャンプ中、話題になったらこの記事を参考にしてもらえたら幸いです。
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