コロンビアニュース#4 最近のニュース


「面白いけどブログや記事1本書くほどでもないニュース」ってたくさんあるんですよね。今後はそんなニュースもまとめて紹介していきたいと思います。何かの役に立つわけではないけれど、知っていて損はないかも?ぜひ目を通してみてください。


 


ペトロ大統領 政治改革撤回


ペトロ大統領は23日、公約にも挙げていた政治改革の案を撤回することを発表した。この政治改革には、政治運動での民間資金投入の禁止、議員2期以上の継続不可、被選挙権の年齢引き下げなどが含まれていたが、ペトロ大統領が所属しているパクト・イストリコ党に有利になる様に作られている改革案だとして他の政党から批判の声が上がっていた。

https://twitter.com/petrogustavo/status/1638877493074571264?s=46&t=2NdF7Rltukk9lX34x2DXTQ

 


猫シェルターで放火。50匹以上焼死


カリブ海沿いの町サンタマルタで21日、野良猫のために作られたシェルターに何者かが放火し、中にいた猫50匹以上が焼死した。焼死したほとんどがまだ子猫だった。2人組の男がバイクでやってきてシェルターに放火しその場を立ち去ったという目撃情報があるが、犯人はまだわかっていない。

https://twitter.com/WRadioColombia/status/1638510326172856320?s=20

 


デリバリードライバー 労働改革に抗議


政治改革を撤回した政府は現在、労働改革法案に取り組んでいる。コロンビア発のフード宅配サービス「Rappi」の宅配ドライバーたちは、この労働改革の内容の一部に不満があるとして28日路上で抗議運動を行なった。この労働改革案には宅配ドライバーの様な業務委託雇用をなくし、契約社員などの雇用契約を結ぶことを義務付ける内容が含まれているのだが、これによって宅配ドライバーは就業規則に沿った労働時間を順守することが求められ、今までの様に自由な時間に働くことができなくなる。また企業側もドライバーに対する雇用保険などの負担が生じるため、ユーザーはそれを補うために18.000ペソ(約510円)と現在の5倍以上の送料を支払うことになるというのだ。ペトロ大統領はこの抗議に対して「彼らは労働改革に反対しているボスから命令を受けて行進をしているだけ」とコメントし、抗議運動を認めない姿勢を示している。

https://twitter.com/petrogustavo/status/1640803754386640909?s=20

 


国家警察長官 LGBTコミュニティに対して「教養がない」


国家警察長官であるヘンリー・サナブリアは、地元メディアSemanaが行なったインタビューで「国の安全保障機関内のHIV感染者のうち、警察官の感染者の割合は47%を占める」と発言した。これが正しければコロンビアでは12,000人の警察官がHIVに感染しているということになる。また、警察に感染者が多い理由に対して「警察の中にはたくさんのLGBTコミュニティの人がいます。彼らにはきっと予防をするといった様な教養がないのでしょう。」とコメントした。これに受けて国内のLGBTコミュニティはサナブリアの辞任と謝罪を求めて抗議を行っている。サナブリアはさらにコンドームの使用について「それは中絶方法の一つになるので個人的には反対です。」と発言した。コロンビアでは昨年24週までの中絶手術が合法化されたが、サンブリアの様に宗教的な理由から避妊にすら否定的な国民は少なくない。

https://twitter.com/german_ricaurte/status/1639673275012767746?s=20

 


女性専用の配車アプリが運営開始


第2の都市メデジンで、5月24日から女性専用の配車アプリ「PurpleDrive」の運営がスタートする。同国では配車アプリやタクシーを利用した女性客がドライバーに性的暴行を受ける事件が多発しており、以前から問題になっていた。既に50人の女性ドライバーがアプリに登録しており、女性が安心して利用できる交通機関として期待が高まっている。

https://twitter.com/elespectador/status/1639013325353746432?s=20

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