たぶん願えば叶うっていう話

これまで物置になっていたこども部屋の整理のため断捨離をした。
大学1年生から使っていた手帳はずっととっていて、これまでなんとなく捨てられなかったのだが、今回は全部捨てようという気持ちになれた。

中身をパラパラみていて、ハッとしたのは社会人1年目の時の手帳。
この時期、人生の中で一番辛かった。新卒で総合病院の事務職。何が辛かったかは多すぎて割愛だけど、よくもこんな自分の嗜好にミスマッチな仕事を選んだなと思うほど合わなかった。

じゃあなぜこの仕事を選んだのかというと完全に当時付き合っていた人の影響。大学時代の彼は2つ上の医学部生、つまり同じタイミングで就職し研修医をしていた。高校〜大学まで私の目標は「Cancam」の着回し1ヶ月に出てくる主人公みたいな生活をすること。お金持ち彼と結婚してタワマンに住む専業主婦になるのが夢だった。田舎のド庶民家庭で育った私が大学生で医学部生と付き合うとなった時は「絶対逃してはならないチャーーーンス!」だったのだ。なので就職も少しでも医療に関われる仕事をと思って軽く入職試験受けたら合格。当時の自分からすると納得の選択だった。

しかしはじめてみると仕事は合わなくてしんどい、しかも結婚したいと思っている彼からの進捗アクションはない…で心療内科通うくらいには精神追い詰められて、これじゃいけないと自分の理想とする生活を手帳に書き出してみようと記録していたのがこちら。

淀屋橋Ladyって何やねん、てのはおいといてw(たぶん丸の内OL的な)

25歳ではビジネスマンとしてちゃんと仕事をやっていけるスキルを身につけて働きたい。大変だけど楽しい、やりがいがある、それなりのお給料をもらえる生活を手に入れている、とイメージ。

実際、24歳で今の会社に転職し、場所は梅田だったけど所謂キラキラOLが通うようなビルで働くことに。さらに仕事内容や先輩上司にも恵まれて、自分の得意が活かせ、まさに大変だけど楽しい、そして結果も出せる仕事が出来ることになったのだ。

そして27歳で結婚する。もちろんお相手は当時の研修医を想定していて、後期研修医が終わる社会人5年目で、という計算。

実際はお相手変わって違う人とになるけれど(笑)27歳になる年の秋に主人と入籍。結婚式の時期は春で場所は神戸、二次会はしない。書いていた当時はそんなに結婚式に関する知識なかったのに医者の結婚式はリッツorリーガって想定出来てる自分すごいな。


そして結婚して1、2年は夫婦の時間を楽しんで30歳までに第1子を産む、という計画。

実際、29歳秋に子を産む予定となっている。しかも女の子。


すごい、というかもはやゾッとするほど23歳の自分が描く未来が少し形は変えつつも30歳の今やってきている。
もちろん全てがスムーズに運んだわけじゃなくて、結婚するはず想定だった彼とは転職する2日前に別れたし、途中で病気したし、死ぬ気で婚活したし、子どももすぐに出来なかったし、と色々あったけど大筋は理想通りきている。
ビジョンは全てが思った通り叶うわけではないけど、一度自分の中でイメージを持っておくことで、潜在意識に組み込まれてそれに近づく行動をとるのかもしれない。

今年は節目の30歳。家族も増えて、流されるだけの人生では20代以上にあっという間に過ぎてしまうだろう。少し具体的に自分の10年間をイメージしてみたい。

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