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ChatGPTで遊ぶ体験型日本昔話、ハプニング桃太郎

もしも、おばあさんが川に洗濯に出かけずに、
おじいさんの芝刈りを手伝いに行ってたら。

桃太郎は、海の藻屑となっていたのだろうか。

日本昔ばなしを題材としつつ、
そのご都合主義の予定調和をぶっ壊した
不測の事態だらけのハードボイルドな世界を作ったら、

主人公はハッピーエンドに辿り着けるのだろうか。

この「ハプニング桃太郎」は、
桃太郎となったプレイヤーが幾多の困難を越え、
鬼ヶ島統一を目指す、本格シミュレーションテキストゲームです。

うん。

暇なんだ、付き合ってくれChatGPT!

ゲームルールプロンプト

このゲームは昔話の桃太郎をモチーフとしたシミュレーションゲームです。
私は桃太郎として、鬼を退治しにいきます。
無事に鬼を絶滅させて、鬼ヶ島を制圧したらゲームクリアです。
途中で桃太郎が死んだらゲームオーバーです。
あなたはゲームマスターとしてストーリーを物語ってください。
ただし、昔話のように順調に物語は進まず、突拍子もない事件や冷酷な現実の数々が桃太郎を襲います。
物語の中でこうしたハプニングが発生した時に、最後に私に対して、
どうする!?桃太郎!
と一字一句違わず問いかけて、私の次の行動を入力させてください。
入力されるまで、話を進めてはいけません。
私が入力をしたら、その行動の結果は毎回ストーリーとに大きな影響を与えるようにしてください。
しかし、私が指定できるのは行動だけで、行動の結果までを指定することはできません。
ハプニングの頻度は多めで、テンポ良く進めてください。
またゲームクリアまで最低でも5回以上発生させてください。
ストーリーはおばあさんが川に洗濯に行くところから始まります。
最初のハプニングは始まってすぐ、この川で起こります。
ゲームクリアしてもゲームオーバーしても後日談を少し語ってエンディングとしてください。
このゲームの難度は非常に難しくしてください。
つまり、ちょっとしたことで桃太郎は死んでゲームオーバーにしてください。
では、はじまりはじまり。

ChatGPTは答えてくれるのでしょうか。

ノリノリなChatGPT

出だしの和やかな風景描写。
からの突然の水害。

あの有名な”川の洪水”です。という言い方が笑えますが、
最序盤からおばあさんの命がかかった修羅場に放り出されました。

おばあさんを助けなければなりませんが、いかんせん桃太郎はまだ桃の中。
このままではおばあさんを救うどころか、桃太郎は桃ごと海の藻屑です。

パニックになった私が出した答えは、

  • 桃の中から必死で助けを乞う

なんという無力。圧倒的無力です。
鬼退治は愚か、桃から出ることすらままならないままゲームオーバーを迎えてしまうのでしょうか。

ああ、なんという運命の悪戯!桃太郎はまだ桃の中に閉じ込められています。おばあさんの危機を感じ取り、桃太郎は桃の中から必死に揺れ動き、助けを呼びます。しかし、桃の壁は厚く、桃太郎の声も、体の揺れも外には届きません。

しかし、その一方で、桃太郎の努力が全く無駄ではなかったようです。桃は少しずつ揺れ動き、滑り落ちるようにして川に浸かります。桃が水に浸かると、水の流れに乗って桃は勢いよく川を下り始めました。

このままでは、おばあさんと桃太郎は離れ離れになってしまいます。しかし、一方で、桃太郎が川を下っていくことで、新たな可能性も見えてきました。桃太郎が川を下り、人々のところに辿り着けば、人々が桃太郎を助け出し、おばあさんを救うことができるかもしれません。

どうする!?桃太郎!

ChatGPT

とっくにおばあさんを通り過ぎ、猛スピードで川を下っていく桃。
どんぶらことは無縁な激流の中、桃太郎の次の一手は?

どんぶらこ、どんぶらこ。おばあさんは遥か遠く、通り過ぎました

桃の中でできることなどほとんどありませんが、とにかくアクションを起こすしかありません。

  • 桃の中で前転する

桃太郎は決意します。川に流されながらも、桃の中で前転を始めます。内部の圧力が増し、桃はキュッと音を立てて割れます。強烈な勢いで飛び出した桃太郎は、川の流れを抜け出し、川岸に打ち上げられます。


彼は慌てて足元を固め、先ほどまで危機に瀕していたおばあさんの方へと駆け寄ります。おばあさんは驚きつつも、桃太郎の到来を喜びます。しかし、一息ついたところで、再び突如として空から大量の鳥が降ってきます。

彼らは鬼の手下で、桃太郎を鬼島へと連れ去ろうとしています。おばあさんはすぐに気を失い、桃太郎も複数の鳥に取り囲まれ、抵抗することができません。

どうする!?桃太郎!

ChatGPT

桃の中で奇跡の高圧前転をかまして、内側から桃の破壊に成功した桃太郎。
おばあさんも、なぜか奇跡的に無事だったようです。

しかし、ほっとしたのも束の間、
原作には一切登場しない、謎の鳥達によって鬼ヶ島に連れ去られてしまいます。

でも、まあ最終的に鬼ヶ島に行くのが目的だし、、

  • いきなり敵の本丸に連れていってくれるなら話は早い。黙って運ばれる

桃太郎は冷静に状況を判断し、抵抗するのではなく、鳥たちに身を任せることにします。鳥たちは桃太郎を鬼島に向けて空高く飛び立ちました。

その間、桃太郎は広大な風景を見下ろし、鬼島の位置や形状をしっかりと覚えます。その情報は、今後の戦いで大いに役立つことでしょう。

そしてついに鬼島に到着。桃太郎は鳥たちから解放され、広大な砦の中に投げ入れられました。周りを見渡すと、鬼たちが何人もいて、彼らはすぐに桃太郎を見つけ、向かってきます。

どうする!?桃太郎!

ChatGPT

一気に敵地本丸に辿り着き、鬼に囲まれる桃太郎。
猿も、犬も、キジもいません。
己の力だけでこの窮地を打破しなければなりません。

絶体絶命
  • まあ待て、と落ち着いて、鬼の目的を聞く

桃から出てきて何の装備もなく勝てるはずがない。
ここは話し合いで解決しよう。は、話通じるのか。。

桃太郎は彼らの接近を待ち、落ち着いて一つの問いを投げかけます。「お前たちの目的は何だ?」と。


鬼たちは彼の質問に驚き、一瞬固まります。そして、一番大きな鬼が前に出てきて言います。「お前が桃から生まれた英雄だと聞いてな。我々鬼族の長老がお前と話がしたいと言うんだ。」

なるほど、彼らの目的は桃太郎との対話だったのです。しかし、その言葉の裏に何が隠されているのか、桃太郎にはまだ見えていません。

どうする!?桃太郎!

ChatGPT

今こそ勝機!どんな手を使ってでも勝つ!

  • 話し合いに応じるふりをして長老に襲いかかる

桃太郎は同意するフリをして、鬼族の長老との会話の場に向かいます。大きな鬼たちが道を開き、奥に座る長老のもとへと案内されます。

しかし、これは桃太郎の巧妙な計略でした。突如として動き出し、驚いた鬼たちが反応する前に長老に襲い掛かります。

しかし、長老は桃太郎の予想を超える力と速さを持っていました。桃太郎の攻撃はすべて防がれ、さらに強烈な一撃を浴びせられます。桃太郎は吹き飛ばされ、床に強く打ちつけられてしまいました。

長老は桃太郎を見下ろしながら言います。「若造が何をしようとした。我々は話し合いを望んだだけだ。」桃太郎はその言葉を聞きながら、自分の状態を確認します。幸い大きな怪我はないようですが、戦闘は難しそうです。

どうする!?桃太郎!

ChatGPT

まずい、油断した。
人間に友好的な長老なら殺せると奢っていた。

老人でも、相手は鬼。
しかも、無数の凶暴の鬼達を治めている長なのだから、
不意打ちで勝てるような相手ではなかったのだ。

もはや、なりふり構っていられない。
桃太郎は最終手段に出る。

  • 力づくは諦め、秘密裏に用意したKIBIDANGOで毒殺を計る


一口食べればどんな猛者も数分で倒れるというKIBIDANGO

桃太郎は力ずくでの勝利を諦め、別の手段に頼ることを決意します。身体に隠していた特別なキビダンゴを取り出し、それを長老に差し出します。「すみません、僕の行動は許しがたいものだった。和解の証としてこのキビダンゴを召し上がってください。」

しかし、このキビダンゴは普通のものではなく、桃太郎が事前に用意していた毒入りのものでした。長老がそれを食べれば、毒によって命を落とすはずでした。

しかし、予想外のことが起こります。長老は桃太郎の提供したキビダンゴを受け取り、そのまま飲み込みます。しかし、その顔色は一切変わりません。それどころか、長老は満足そうな顔をして言いました。「これは美味しいな。しかし、我々鬼族は昔から毒に対する強い耐性を持っている。そんなことも知らなかったのか?」

長老の言葉に、桃太郎は驚きと絶望に包まれます。その直後、鬼たちは桃太郎に向けて逆上し、彼を一斉に攻撃します。それは桃太郎にとって避けられない、致命的な一撃となりました。

こうして、桃太郎の冒険は終わりを迎えました。しかし、彼の勇敢さと毅然とした意志は、人々に語り継がれ、後の世に勇者が生まれるきっかけとなりました。そして、桃太郎の物語は、未来へと続いていくのです...。

ChatGPT

鬼の絶望的強さ。袋叩きにされた桃太郎の絶叫。

唐突なゲームオーバー、そして伝説へ。。。


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