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RRR3回目で感じた諸々

休日なのでまだスクリーンにかかってるRRR見に行く

小さいスクリーンで音響も普通
でもチケットほぼ完売でびっしりのお客さん
最後は拍手が沸いた

そして各地で無発声マサラの企画が続々
塚口サンサン劇場が一番早くチケット1分半で完売とか
高田世界館でもやるが、新ピカ(新宿ピカデリー)の一番大きいスクリーンでやる
チケット発売が明日から
みんな黙って見てるのに我慢ができなくなってきてる

新ピカに行く気はないけど、みんな楽しんでほしい

今日見てて思ったこと
これエンターテイメントとして楽しんでる自分がちょっと罪深い気がしてくる

もちろん楽しんでもらおうと作られてる映画だから楽しんで悪いわけはない
ただ描かれてる物事は本当はひどく不幸で人を苦しめた時代の話

現実に理不尽に命を落とした多くの人がその背景にいることを思うとただ楽しいと思って何度も楽しんでる自分の欲深さが嫌になってくるのだ
そんなこと思う人はそんなにいないだろうし、別にそう思わないからってそれが罪深い訳じゃないのは当たり前だけど


でも今日は小さなスクリーンだったからこそ、そして満員だったからこそ、隣に座った女性の1人客の人が息を呑むのを聞いた

傷ついたラーマを介抱して自分は大きな仕事に向かおうとするビームがそれまで隠していた素性をラーマに告白する

ラーマが横たわったベッドのカーテン越しにビームの真剣な顔が見えたときに、本当のことを話す気だと察して息を呑んだのだ

それだけストーリーに入り込んで彼らの気持ちに寄り添っているから息を呑む
辛い後半へのプロローグだから

今日一、そしてRRRを見て1番の感動だった

劇場で映画を見る醍醐味は赤の他人と同じ時同じ場所で同じものを見て笑ったり泣いたり、そして息を呑んだりする、その共感の喜びだ

IMAXも大迫力で素晴らしいけど小さいスクリーンだからこそわかる素晴らしさがあることを今日は感じられた

いい一日になった

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