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WarThunder/ドイツMiG-29(9-12A)のこと

WarThunderでのMiG-29の話でもしようかなと。


史実でのお話

MiG-29は当時の主力戦闘機MiG-21・MiG-23の後継として、アメリカの新鋭機F-15・F-14に対抗する新機種として「ミコヤン・グレヴィッチ設計局」によって設計された、第4世代戦闘機に分類される機体です。

MiG-29(9-12) ウクライナ空軍

1983年7月にソ連空軍に配備され、現在も多数の国々で回収を受けながら現役で活躍しています。

冷戦時代の東ドイツにもワルシャワ条約機構加盟国向けのダウングレード輸出型(9-12A)が輸出され、最前線で運用されていました。このMiGが東西統一後、NATOの規格に合わせて独自の改修がなされますが、それはまたべつのおはなし。

WarThunderでのお話

最初に言っておきますが、自分が試合に出してみて思ったことをべらべらと書き連ねていこうと思っています。
なので明らかに間違ってるところがあれば、その時は指摘してくれると助かります。

MiG-29(9-12A)

ドイツMiG-29(以下独ミグ)はドイツツリーランクVIIIの12.0に位置する機体です。
とりあえず、本国ソ連ツリーのランクVIIIにいるMiG-29と機体性能を比べてみましょう。

ドイツMiG(9-12A)スペック
本国MiG(9-13)スペック

最高速度は本国版に比べて少し低い(誤差の範囲内)ですが、旋回、上昇性能は本国を上回っています。

次に武装ですが、どちらもGSh-30-1 30mm砲、ドロップタンクを装備。

こいつは燃費が悪いのでドロップタンク必須です。
ちなみにドロップタンクが付いてる時はエアブレーキの展開ができません。

GSh-30-1は、火力は申し分ない。しかしこいつの弾道に慣れていないので敵にあたらない。
正直に言うとM61バルカンが恋しい。

次に携行できるミサイル。

MiG-29の武装(空対空)

平均的なソ連兵器の武装って感じ。

この中で一番良いミサイルはR-27ER、R。
R-27ERは最高速が5.8Mも出る、現状惑星最速のミサイルです。しかも35Gで曲がってくれるので撃たれたことに気づいてない機体に対しては普通に当たりやすい。
Rは速度が3.8Mなので少し遅いって程度ですかね。
ただしこいつらの欠点として、自機より下にいる機体に発射するとたまーにどっかいっちゃいます。また、セミアクティブレーダーホーミングなので敵機体のRWRによって早い段階で気づかれ、回避されることがあります。

そこで使うのがR-27T1。
こいつはERの赤外線誘導版で、熱源をロックしてくれます。赤外線誘導だと敵機体のRWRに反応しないので、奇襲攻撃を仕掛けることが可能です。
自分はERと混載して使用しています。

ERとTを打ち切った後に使用するのがR-60MKですが、こいつはちょっと曲者。
30Gミサイルなので曲がってはくれますが、射程距離が短い。これだけならまだしも、フレア耐性が全くない。1発フレアを出されるだけで回避されてしまうくらい弱い。マジック2を見習ってくれ。
たまーに、本当にたまーにフレアを無視して当たる時はありますが、そんなこと頻繁に起きるわけがない。当たるかな〜程度に適当に投げています。

R-60はMKの劣化版。語る価値なし。

あと対地兵装もありますが、割愛。

最後に

こいつは解放した初期の武装がR-60MK2本のみなので急いでミサイルの開発を済ませちゃいましょう。27Rを使えるようになるとだいぶ楽になりますがそこまでが地獄です。

あとこいつはERが運用できていますが史実だと配備されてないんですよね、ER。一種の運営による救済措置なのかなーと。

こいつの不満点は次のMiG-29Gでだいぶ解消されてるみたいなので、期待。頑張って開発します。


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