見出し画像

4 | 日々の闘い

どうもこんにちは。カミギン島の住民です。

年中夏の気候であるフィリピンに住んでいると今何月なのか忘れてしまいそうになる。

四季があるところは、圧倒的に日本の方が好きやなあ。


今回書きたかった話、そう。



カミギン島に来てからめっちゃモテている

という話。






虫から🦟🕷🦗🐝 (悲鳴


脚も蚊に刺されて痕が大変な事になってるわ、部屋に10cmサイズのクモが出て逃げ惑うわ、ゴキブリが出る度に叫んで誰かの助けを呼ぶわ。。。

虫嫌いの人にしてみれば、地獄絵図のようなシーンもあるかもしれません。笑

そんな私も、年を重ねるごとにいつしか虫が好きじゃなくなってしまったタイプで、

カミギン島でそれも克服できたらいいな~なんて思ったりもしていました。


しかし、、、、、現状はそう甘くない。


天敵:  

もはやこいつに対して克服なんてものはない。

最も人間を殺している生き物、蚊。

フィリピンの虫除け対策グッズの代表といえばこのOff lotionと呼ばれる虫除けクリーム。

画像1

これを塗っているのですが、それでも噛まれるときは噛まれる笑

カミギン島で初めて蚊に噛まれた時、薬局に行ってかゆみ止めの薬を買ったのですが、

なんと、一回開けたら使い切るしかない、伸びが悪めの絵の具みたいな匂いがする薬。(悪口すみません)

しかも、ぜんぜん効かない!笑


現地版の強力なムヒみたいなやつがあるものだと思って、日本から何も持って行かなかったことを後悔。。。。

話を聞くと、つい昨日カミギン島で赤ちゃんがデング熱で亡くなったらしく。

蚊って本当に恐ろしいです。

蚊帳などは寝室にあるけれど、虫よけクリームとかだと、なかなかそこにお金を充てられる家庭も少なかったりするみたいで。

友達の家ではココナッツの炭を燃やして煙を焚いて家の中を煙だらけにしながら蚊を追い払っていました。そういった日常ベースの衛生管理の部分にもどうしても、貧富の差って出ることを感じます。

天敵の蚊に続いて、


様々な種類の虫たちと奮闘の毎日を過ごしているわけですが。

そんな日々の中で今回は

「個人的にグッと(メンタル)にきた虫との対面シチュエーション5選」

を発表したいと思います。

(誰得)

==========================(始めます)

5位  鳥かと思ったら。


家でちょっと作業してた時のこと、ガサガサと音がして窓から部屋に何やら鳥らしいものが飛び込んできた。

15センチくらいあったのでサイズ的にもスズメかなぁなんて思って、

ワクワクしながら見に行くと。

そこにいたのは、


巨大な蛾。

飛ぶ時にまた大きな音がするんですそれが。

バタバタバタ。。。

はぁ、なんて厳しい世界なんでしょう。


4位 夜、体当たりしてくるのは。


夜、外で電気をつけて作業をしているとアイツ必ずというほどやってくる。

何か黒い物体が凄い勢いで壁にぶつかってくると思ったら、そう。

カブトムシのメス。

何もない場所で一旦ひっくり返るとなかなか起き上がれないカブトムシを元に戻してやるのがお決まりになった。

カブトムシは小学生の時に飼っていたこともあり(目も円らだし)、かわいいと感じるように。私がカブトムシが触らなくなってきたのは、虫嫌いという勝手な思い込みだったのかも。

気づきをくれたという意味で4位にランキング。ありがとう、カブトムシ。


3位 トイレの扉開けたら、光に集まり死を遂げた数えきれない程の羽虫の死骸 


これはかなり身震いものの出来事。

雨期の時期は特にだが、羽虫が湧きやすい。雨の中、無我夢中で光に集まろうとする虫たちは羽が濡れてしまうとそのまま虚しくも死を遂げる。

そんな羽虫たちが数えきれないほどトイレの床に散らばっていたのだった。

トイレも、悲惨だったんですが、

次の日台所のシンクを見ても同じような状況。

この状況を見て、身震いをしたのと同時に儚いなぁと感じたのも事実。

彼らは月の光だと思って、人工の光に踊らされ、死んでしまったと思うと不憫に思った。


2位 シャワーを浴びようとしたら目の前に10cm大のG


カミギン島は年中夏であることもあり、一日中動き回っていると多少は汗をかく。

そんな中で汗ばんだ身体を冷やそうと水シャワーを浴びる(願っても水シャワーしかでない)

そんなつかの間のリフレッシュの瞬間。

シャワーの蛇口をひねろうとしたら、頭上に、、、、

ひいいいいいいーーー。G。日本で見たことのないようなサイズ。触覚合わせて15cmはある。自然豊かなカミギン島で元気にストレスフリーにそだったGはこれだから。。。

1位 白い斑点模様のG (画像あり閲覧注意)

気持ちのいい青空の下。歩道を歩いていると、おや?

リュックの横ポケットに入り込んでくる影が、、?

む。むむむむむむむ。

画像2

=+×°2€<×☆4÷|3々〒〆〆|○*

いやいやいや、これはいきなり難易度爆上がり。

柄がこんなのでも本能でゴキブリと瞬時に判断できるこの形。なんなんだこれは!

それにしてもこの世のものとは思えない毒々しさ。このゴキブリ何らかのガスを発するため有害らしいんですが、自分有毒っすよっていうアピールがあからさますぎる。

ふぅ、、、心臓がもたない。。笑

=================================

ということで、こうやってランキングで取り上げてしまったが、この半年を通して虫に対する耐性がついたことは間違いありません。

ランブータンやランゾネス(南国のフルーツ)を近所の方からいただいたアリが大量についていても、それは採れたてで美味しい証拠だと捉えるようになりました。

逆にいうと、子どもの頃、虫を捕まえて遊んでいたころを感覚的に少しずつ思い出してるのかもしれません。

思春期を経て、無意識のうちに虫を嫌うようになってしまったけれど、きっとそれは自分は「虫は嫌い」だと過剰に反応して思い込むからだったのかもしれないなぁと思います。

改めて、サイズ大きめの虫が当たり前の環境に慣れてみると、日本でよくみるサイズなんてへでもないのではないかも。

ただ、Gに対する嫌いの色眼鏡はなかなか取れない。笑

今日も虫たちと奮闘の日々です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?