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創作の糧(皆様の気になった記事を紹介)

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ライティングや創作のヒントになるような記事。特に再読したい記事をスクラップしています。素晴らしい記事を集めています。ご参考になれば幸いです。
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#60代

けふもいちにち風のなかを歩いてきた——山頭火はどんな情景を詠んだのか

季節にあった季語を用いた俳句を紹介する連載「魂の俳句」。 第6回目は、「けふもいちにち風のなかを歩いてきた」(種田山頭火)。季語や意味、どんな情景が詠まれた句なのか、一緒に勉強していきましょう! そして、その俳句を題材にして、大学で書道を学んでいた花塚がかな作品(日本のかな文字を用いて書かれる書道のこと)を書きますので、そちらもお楽しみに! 文・書:花塚水結 放浪していた山頭火が詠んだ句 け(介)ふ(不)も一日風のなか(可)をあるいてき(支)た 俳句:けふもいちに

三つ食へば葉三片や桜餅——虚子はどんな情景を詠んだのか

季節にあった季語を用いた俳句を紹介する連載「魂の俳句」。 第5回目は、「三つ食へば葉三片や桜餅」(高浜虚子)。季語や意味、どんな情景が詠まれた句なのか、一緒に勉強していきましょう! そして、その俳句を題材にして、大学で書道を学んでいた花塚がかな作品(日本のかな文字を用いて書かれる書道のこと)を書きますので、そちらもお楽しみに! 文・書:花塚水結 桜餅を3つも食べた虚子の句 みつくへばは(八)三片やさくらもち 俳句:三つ食へば葉三片や桜餅(みつくへばはさんぺんやさく

しら梅や誰むかしより垣の外——蕪村はどんな情景を詠んだのか

季節にあった季語を用いた俳句を紹介する連載「魂の俳句」。 第4回目は、「しら梅や誰むかしより垣の外」(与謝蕪村)。季語や意味、どんな情景が詠まれた句なのか、一緒に勉強していきましょう! そして、その俳句を題材にして、大学で書道を学んでいた花塚がかな作品(日本のかな文字を用いて書かれる書道のこと)を書きますので、そちらもお楽しみに! 文・書:花塚水結 垣根の外に咲いた白梅を詠んだ蕪村の句 白梅やた(堂)か(可)む(无)か(可)しより(里)かき(支)のそ(處)と 俳句