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俳句マガジン 「ランタン」

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小生の処女句「ランタンはゆつくり灯る秋の雨」より。これから俳句を始める人や、句作に悩んでしまった人たちの、道を少しでも照らせたらと思う。
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2021年1月の記事一覧

俳句 正月4句

どんど燃ゆあの恋文を糧にしてなまはげに加わり我が子泣かしたる積んである書を崩しゆく二日かな妻と子の未来の話して初日亀山こうき

はじめての短歌(穂村弘著)を読んで

停滞している自らの俳句の打開を図るため、思い切って短歌の勉強をしてみることにした。穂村弘氏のことは、ダ・ヴィンチ等で存じており、その短歌もとても好きだったので、入門書として同氏の著書を選ばせてもらった。以下に特に小生が気になった個所を記す。 俳句や短歌に限らず、詩に興味がある人にとって非常に有益な書である。同志の助けになれば幸いである。 ・詩が学校教育に馴染まないわけ(P28~29)よく学校の授業で、短歌や詩は非常に教えにくいって声が聞かれるけれど、それは当たり前だと思う