ペンギン・カフェってどこにありますか。

読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?

と書いてあったので、書くことにする。

横田アサヒ『朝焼けのペンギン・カフェ』

おすすめしてもらった本で、他に何冊か一緒に注文したが、その中から最初に手に取った本だ。
ちょっとずつ読んだり、止まったり、じわじわ読み進めて、ようやく読み終わりかけて、でもこの2日間で改めて読み直した。

読んだ感想。ただしネタバレはよくないと思われる。なので、自分だったらどうか、という仮定で書くことにする。

ペンギン・カフェは、悩めるものが行きつくカフェ、らしい。
私、悩んでます。
悩んで、落ち込んで、どうしたらいいか分からないとき、あります。
でも、ペンギン・カフェにはたどりつけない。
どこにあるんだろう。
早朝から開いていて、コーヒーは二十種類以上あって、フードメニューも充実。店員さんは、ペンギン。…最高やないか!

ヒゲペンギンのマスターが、お客さんの話をきいてくれるわけだが、このカフェとマスターの魅力は、お客さんが、自分の話をはなしやすくしてくれるところだと思う。
私だったら、何をはなすかなぁ。
しごとのこと、趣味のこと、じぶんのこれからのこと、いろいろ思いつくネタはあるが、自分の悩みって、なかなか人にはなしづらくて、はなせてないなと、ふと気づいた。

誰かに悩みをきいてほしい、というのもあるけど、
この人なら何でもきいてくれる、という人がいたら、ここなら何でもはなせる、という場所があったら、
それはとても素敵なことだろうと思う。
ただそれは、ある日とつぜん出てくるものではなくて、(もしかしたらそういう奇跡もあるかもしれないけど、)たいてい長い時間をかけて築いていく関係性みたいなものなんだろうなと思う。

だから、結局は、自分次第なのか。
自分が、人と、どう接するか、なのかなぁ。

なんだか、かえって新しい悩みができてしまったような気もするが、私としては、悩みながらでも前に進んでいくしかない。

もし、ペンギン・カフェみつけたら迷わず入るけど。コーヒー、全制覇したいなぁ。オリジナルブレンドとか作らせてくれるかなぁ。たまには甘いのも食べたい。
ペンギン・カフェ、さがしてます。