横浜トリエンナーレに行ってきました

この前まで開催されていた第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」に行ってきました。
過去、6、7回も行ってて面白かったのでその流れで。

結果的に言うと今回はあんまおもろくなかったですね〜。あとで色んな人のレビュー見たら賛否両論だったので納得しました。
なんというか問題提起、考えさせるばっかりで見てて楽しい物が少なかったのですよね。
これはわたしの好みの問題で、「芸術とはなんぞや」みたいなしゃらくせー話ではまったくなく、アートを見て政治のうんちゃらとか社会問題を「考えさせられる」のがすごく嫌いなんです。それは対アートではなく別の機会に別の方法で考えていきたい。
今回は作品として美しいとか考える余地もなく、ばん!と主張「だけ」があるような作品が多かったように思います。

あとちょっとテーマへのこじつけ感も感じたな~。そんな事する必要あるのかな。シンプルになんか企画した人がいいと思ったものを集めました、みたいな感じでもいいじゃんと思っちゃうけどまぁそれはトリエンナーレではなくなっちゃうか。

ただ、その無理やりなテーマの隙間を埋めるように「浮いた」作品がいくつかあってそれは普通に好きなものもあった。
特に好きだったのはこれ
シンプルにかっこよくて見た瞬間好きでした。そういうのが好きなんだよ。


出会えたことに感謝。

いやー3回続けて見てきたトリエンナーレだけど、今回でもういいかな、と思ってしまった。さらにトリエンナーレだけじゃなくて現代美術ってこういうもんだよなーと実感してしまぬ現代美術への拒否感も少し出てしまい、実りどころかマイナスの体験となった美術展でした。残念。

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