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【子どもの年齢別】お手伝いで使える英語フレーズ

3月は季節が入れ替わり、進級・進学で片付けや準備に何かと忙しい季節です。子どもたちが持ち帰った学用品や制作物を一緒に片付けながら、1年間の思い出の整理をするご家庭も多いのではないでしょうか。今回は、片付けや家事で使える、お手伝いに関するフレーズをご紹介します。


英語で「~してくれる?」は何という?

まずは、英語で何かをお願いしたいときに使えるフレーズを確認しましょう。

● Can you clean your room for me?
(部屋を片付けてくれる?)
● Can you help me with the dishes?
(食器[を洗うの]を手伝ってくれる?)
● Would you mind setting the table?
(テーブルをセットしてくれると嬉しいな)

Can you ~ for me?で「(私のために)〜してくれる?」という意味。
Can you help me with ~?は「[〜するの]を手伝ってくれる?」という意味です。Can you help me wash the dishes?と言うこともできます。Would you mind ~? (〜してくれると嬉しいな/してくれませんか?)は、人に依頼するときの丁寧な表現です。

Can you~?/ Would you~?の基本的な用法としては、Can you〜?は相手にできるかできないかを尋ねるときに使い、Would you〜?/ Could you〜?は、相手に丁寧な依頼をするときに使います。

年齢別!こんな家事をお手伝いしてもらおう<4~5歳>

英語で「家事」はchoresと言います。子供の成長に応じた家事 (Chores)を分担することで、家族の一員としての責任感や自立心を育むことができます。
では、4~5歳にはどんなお手伝いから挑戦してもらうといいでしょう。例をあげながら英語を確認しましょう。

●机の上をきれいにする
clear the table
●汚れた洗濯物をカゴに入れる
put dirty laundry in basket
●おもちゃをおもちゃ箱に片付ける
put away the toys in the toy box
●ペットの食事と水のお世話をする
care for an animal’s food and water dishes
●お花に水をあげる
water flowers

「片付ける」の言い方はいろいろあります。「テーブルの上をきれいにする」ならclear(取り除く)を使ってclear the table、「おもちゃを片付ける」ならput away(しまう)を使ってput away the toysと言えます。

年齢別!こんな家事をお手伝いしてもらおう<6~12歳>

ここでは、6-12歳におすすめのお手伝いと、その英語表現を紹介します。

●部屋の片づけをする
tidy up the room
●掃除機をかける
vacuum
●ゴミ捨てをする
take out the trash/garbage
●洗濯乾燥機をまわす
use the clothes washer and dryer
●一人で食器洗いをする
wash the dishes without assistance
●お料理の手伝いをする
help in kitchen/help to prepare meals

vacuumには「掃除機をかける」の動詞と「掃除機」の名詞の両方の意味があります。take out the trash(ごみ捨てをする)の「捨てる」はここではtake out(持ち出す)を使っていますが、throw awayでもOKです。
小学生くらいになると、ひとりでおまかせできることも増えそうですね。

年齢別!こんな家事をお手伝いしてもらおう<ティーンエイジャー>

最後に、ティーンエイジャーにおすすめのお手伝いとその英語表現を紹介します。

●トイレ掃除をする
clean the toilet
●日用品の買い物をする
buying groceries
●アイロンをかける
iron clothes
●家族の車を洗車する
wash the family car
●食洗機に食器を入れて洗い、洗った食器を出す
load and unload the dishwasher
●弁当をつめる
pack the school lunch
●自分で簡単な食事を用意する
prepare a simple meal by oneself
●ボタン付けをする
sew on a button

小学生よりもできることがかなり増えて、少しずつ自立に近づいています。中高生にもなると、「お手伝い」というより、自分も家族の一員としての責任を果たす、という年齢なのかもしれません。

感謝の気持ちとほめるフレーズ

最後に、ほめるフレーズをご紹介します。お手伝いをしてもらったら、たくさんほめてあげましょう。感謝の気持ちを表すフレーズも一緒に入れるといいですね。

●ひと言でほめる
Great!
Excellent!
Cool!
Terrific!
Awesome!
Wonderful!
Amazing!
Fantastic!

●2~3語でほめる
Way to go!
Well done!
Right on!
You did it!
Great job!
I love it!
I’m so proud!
Thumbs up!

●感謝の気持ちを伝える
Thank you for your help.(助けてくれてありがとう)
Thank you for being so helpful.(助けてくれてありがとう)
It’s very kind of you.(親切にしてくれてありがとう)
Thanks for being such a great kid.(いい子でいてくれてありがとう)
I’m grateful for your hard work.(頑張ってくれてうれしいな)

まとめ

英語の褒め言葉を取り入れていくと、お子さんが将来的に英語に関わるようになったときに、人を褒めるということがより自然に行える可能性が高くなります。これは、日常的にたくさん人を褒める文化である英語圏ではとても大切なスキルです。

例を参考に、お手伝いをしてもらったら、褒め言葉を使ってたくさんお子さんを褒めてあげましょう。

上記で紹介したお手伝いフレーズを活用して、ぜひお子さんとのコミュニケーションに役立ててください♪

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