コロナ禍で変わったこと

世の中がコロナ禍で私の生活も多少なり変わった。

収入や仕事が激減し、今は微々たる収入と貯蓄と持続化給付金で何とかやりくりしている。幸い今は通信の大学に行っているおかげで、日々課題に追われて過ごしており、仕事と勉強のバランスが取れて有意義に過ごしている。

このコロナ禍で失ったもの・得たものがある。

①お付き合いがあったクライアントや、めんどくさい友人との付き合いの断捨離

お仕事が減ったおかげというか、無理してやっていた仕事や人付き合いをコロナを機に切ってしまった。最初は不安だったかが、気が付けば前ほどその付き合いに悩まず無駄な出費も減り、人付き合いや仕事のストレスがないことに気が付いた。今ではすくないながら何社かのクライアントと信頼関係ができ、前より仕事を適正価格でできるようになった。友人関係も少ないながら、友人とともにZOOM飲み会や貸切サウナなどでコロナ禍ならではの楽しみ方をしている。

②スピリチュアルや陰謀論を信じなくなった

東日本大震災が起きたとき、私は陰謀論やスピリチュアルをすごく信じてその当時はとても気が滅入った。信じている友人達は一目散で東京から離れて暮らし、私も東京にいてはいずれ放射能汚染で子供が産めないのではないかと不安になった。しかし、その後奇形児が生まれたなどということは聞かず10年たった。そして、今コロナ禍で再びスピリチュアルや陰謀論が流行り始めて311の時と似ている雰囲気を感じた。反ワクチン論やコロナは風邪といった科学的に証明出来ないことを、311同様に迷信を言ってる人が増えて人を不安にさせる姿勢に嫌気がするようになった。スピリチュアルも2020年やぎ座最強年といわれたが、コロナで最強年の恩恵を受けたと感じられず信じなくなってから、逆に気持ちが楽になった。信じたい人は信じればいいけど、無理強いするのはどうかと思うようになり、スピリチュアルや陰謀論は面白く聞きはするが、前ほど信じることはなくなった。

③自炊をするようになって外食が減った

私はすごく外食が好きで、興味ある料理やレストランは一人でも行く。例えば、南インドのミールスやウイグルのラグメン、モロッコのタジン鍋など無国籍料理が好きで一人で行っていた。引越しするたびに、近所に一人で行ける飲み屋やラーメンや町中華は絶対開拓して定期的に通っているほど、外食が好き。しかし、コロナ禍で思うように外食が出来なくなり、必然的に自炊をするようになった。結婚していた時自分の作る料理が美味しいと感じたことが一度もなく、元旦那にはこんなまずい料理を出して申し訳なると気持ちと同時に自炊をあまりしなかった。前よりも自分の舌が変わったのか自分で作る料理が少しづつ美味しく感じるようになり、いろんな料理に挑戦するようになった。今では、友人達と西川口の中華食材専門店や新大久保のイスラム街や韓国食材専門店で何を買ってどんな調理をしたかなど情報交換して料理を楽しんでいる。


 コロナ禍で前よりガツガツ働くなくなったが、自分が最低限このぐらいの収入があれば暮らせることわかったとことで、前より人付き合いや仕事で悩むことが少なくなった。おかげで仕事や自分のことが前ほど嫌いにならなくなり、今は適度な距離で仕事と人付き合いと勉強をしている。コロナのせいで無職に近い働き方だけど、環境が変わったおかげで自己肯定感が安定するようになって意外な効果が表れた。仕事に対する不安はまだまだあるが、今はとりあえず大学卒業するまでこの生活も悪くないなと思いつつ暮らしている。


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