【番外編】 アシスト数で見るリーガ 19-20シーズン

ゴール数ばかりに目がいってしまいがちだが、それをお膳立てした選手も忘れてはならない。気になった選手のアシスト数から今シーズンのリーガを振り返ってみる。

■メッシ(バルサ) 20アシスト
25ゴールをあげながらの20アシストは脅威の数字。見事にメッシロールをこなしたと言える。

■オヤルサバル(レアル) 11アシスト
レアルの魅惑の2列目のひとり。中断前のレアルの攻撃は最高に楽しかった。間違いなくレアルのEL枠入りに貢献した。

■カソルラ(ビジャレアル) 11アシスト
おそらく今シーズンでリーガからいなくなってしまうが、中断明けに見せたインサイドでのジェラール・モレーノへのアシストはずば抜けた技術を持っていることを証明した。正直、まだリーガで見たいよ…。

■ポルトゥ(レアル) 8アシスト
レアルの魅惑の2列目のひとり。中断明けからはパッとしなくなってしまったが、シーズン通してみれば間違いなくチームに貢献していた。

■ベンゼマ(マドリー) 8アシスト
21ゴールしながらの記録。得意の左サイドに流れるプレーからのチャンスメイクも多く見られた。中断明けからは兎に角バケモノだった。

■バネガ(セビージャ) 7アシスト
彼がいるのといないのとではセビージャの展開力に大きく差がでるほど。強気なサイドチェンジも健在で長短自在に決定機を演出。

■ウーデゴール(レアル) 6アシスト
レアルの魅惑の2列目のひとり。プレスの激しい中央でもポルトゥやオヤルサバルと共に決定機を演出してくれた。

■エストゥピニャン(オサスナ) 6アシスト
オサスナではロベルト・トーレスの8アシストに次ぐアシスト数を記録。抜群のクロス精度を持っている。筆者はキック精度の高いサイドバックが大好物なのですぐに好きになってしまった。


アシスト数だけで見れば、

バルサは良くも悪くもほぼ全ての攻撃にメッシを経由していたこと。
レアルは2列目が巧みに連動してゴールを奪っていたこと。
オサスナはサイドからの攻撃がよくゴールに結びついていたこと。

がわかるのではないだろうか。

詳しい方からしたら当然「そんなこと知ってる。」みたいな結果になったけど、来シーズン以降どうなるか楽しみになるような備忘録として。

2019年8月にシーズン始まったのに2020年7月まで戦い抜いてくれてありがとう。今シーズンも楽しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?