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【黄鲲東京ライブレポ】2年半想い続けた人が目の前にいた日


ついに行ってきました。
ツアーinTokyo🗼

12/8ライブ当日

開場は18時。
お昼を家で済ませ、でも家にいても落ち着かず、15時ごろにとりあえず新宿駅に向かった私。

新宿のカフェで2日後に迫ったTOEICの勉強をしながら、そわそわと時を過ぎるのを待ってました。

駅で一緒に応援してきたフォロワーさんと待ち合わせをし、2人で新宿というジャングルを潜り抜けて18時半ごろについに会場へ到着。

運営のお兄さんからVIPのリストバンド(整理番号付き)をいただき、いよいよ地下のライブハウスに降ります。

入り口で特典グッズや紙チケットを受け取り、会場に入ると、そこには既に沢山の観客の皆様が(概算30〜40人くらい?)!!
黄鲲の人気や創4亡霊の力を信じつつも、集客心配なところだったので、こんなに沢山の人と一緒にこれからライブ見られるんだ🥹と安堵。

今回のサプライズ等を企画してくださった好朋友の方から、かわいいスローガンと青色のペンライトをいただき、ライブに備えます。
luluさんに中国からいらっしゃったファンの方をご紹介いただき、その方からたくさんのグッズをいただきました。これが周辺ってやつか!と心の中でニヤニヤ。カバンから次々と出てくる、かわいい黄鲲グッズの数々。こんなに貰っていいんですか?と申し訳なくなるほど、たくさんプレゼントいただきました谢谢妳😭大切にします。

開演が近づくと、スタッフのお兄さんから、入場時に配られた紙のQRコードを読み取ると、日本語訳付きの歌詞を見ることができますと説明がありました。
これがすごくて感動。


セットリストの曲タイトルも全て日本語になっていて、しかも全部直訳じゃなくて意訳になってる。「晴时雨」→「ひでり雨」「夏悸」→「夏のときめき」センスが光るネーミングセンス。

歌詞も全て日本語訳付きで、デザインも幻想的で、本当に至れり尽くせりって感じでした🥲

位置はステージと客席どちらも見渡せる後方真ん中をゲット。もう少し前の方でも良かったかなとは思いつつも、音が良かったのと、黄鲲のライブを楽しんでいる皆さんを見ながら客観的に楽しめて個人的には満足してます。

セットリストについて話しているうちに、ついに会場が暗転。バンドメンバーが登場し、会場いっぱいにイントロが流れると、

ついにステージ中央まで小走りで黄鲲が降臨。
客席からも“わー!”と声が上がります。

最初の曲は全ツアー共通の六度隔离理论でスタート。

生の黄鲲は本当に画面で見たそのままでした。
お顔もサイズ感も肌の艶も、The 想像通り。皆さん今そこで黄鲲を想像してください。実物もそのかわいい生命体そのままです。
気になるお衣装はベレー帽、ネクタイ、ブラウスにベスト。めちゃくちゃ私の好きなスタイル。一つ一つのアイテムは少しクセがあるものなのに、それを見事に組み合わせて消化してしまうファッショニスタ黄鲲。センスが良い。

途中でMC(英語メイン日本語中国語)を挟みながら、淡水魚まで怒涛のラッシュ。
ステージも目一杯使って、曲中も右へ左へ移動してくれて、私は比較的後ろの方だったので、お立ち台登ってくれるの凄くありがたかった。

最初はかなり緊張していたらしい。MCで“Sorry, I’m little nervous”って言ってて、心の中で“没事儿”と叫んだ私。初っ端から本当に緊張を感じさせない安定感のあるパフォーマンスでした。本当に初めての海外公演?あ、でも六度隔离理论の初っ端、鲲さんがちらっとスマホを見て歌詞を確認していたの見逃さなかったよ😉

MCもたくさん調べて準備してくれたんだろうなというのが伝わってきて、なんか子供の発表会を見守る保護者みたいな気持ちにさせられました(彼は28歳です)。黄鲲が英語話してるの見るの日本語よりも新鮮だった。

個人的には“十八”が見れたのが本当に嬉しかった。どちらかというと日本ではマイナーな曲なので、やるか正直不安だったので。MCでも触れていましたが、今回一緒に来日してくれた阿怪さんと組んでいたバンドの曲。前日にそういえばバンドメンバーも来るのかな?と気になり、阿怪さんのIP Locationを確認したら、黄鲲は日本なのに彼は台湾だったので、これわんちゃん生バンドじゃなくて音源かなと思っており、ステージが明転した時にえ!いるじゃん!とびっくりしました。“十八”のときは特に声量に圧倒されました。

曲と声質がいいのと見た目が可愛すぎてついつい忘れてしまう大事なこと。黄鲲は歌がめちゃくちゃ上手い。一回も音を外してなかったし、これだけの曲数をこなしても歌声が少しもブレてなかった。今回初めて生で聴いて改めて“この人は大vocalだ〜”と実感しました。

あと新曲の找房子もすごく良かった。
最近少しの期間一人暮らしを経験したので、歌詞がすごく身に染みました。
音源配信待ちです🤲

そして淡水魚
私が初めて聴いて心掴まれた黄鲲のオリジナル曲。これまで何度聴いて癒されてきたかわからないほど、大好きでたまらない曲。

イントロが流れたとき、改めて私は今夢にまで見た黄鲲のコンサートにいるんだ…夢が叶ったんだと実感が湧いて、ちょっと泣きそうでした。
生淡水鱼は言わずもがな最高でした。
現場で聴いてもっともっと好きになりました。

淡水魚が終わると一旦転換休憩を挟み、ゲストのお時間。ゲストは恋を科学するウソツキさん。
すごく気さくな方で、黄鲲のことをまじでかわいいと絶賛。
J-popだと普段ほぼアイドル系しか聞かないので、初めましてだったのですが、すごく素敵なステージでした。
ゲストコーナーがあると自分が知らない音楽を知ることができていいですね。私は普段自分の好きな特定のアーティストしか聞かないので、新しいアーティストに出会えるいい機会になるなと思いました。
「今回お話をいただいて黄鲲さんについて調べたんだけど、bilibiliを開くのすら大変で。みんなすごいね大変でしょ追いかけるの、どこで見つけたの!?」(全力でそれな)
とこちら側の気持ちにも寄り添ってくださいました😂


転換休憩を挟み、再び黄鲲が登場。
赤のニット帽に赤のスカート、そして白のレッグウォーマー。童話の世界から出てきた赤ずきんちゃんみたいでした。自分が何が似合うかよくお分かりで。あの赤のお帽子どこに売ってるの?淘宝でなんて調べたら出てくるの?本当にかわいかった。可愛くて悲鳴が上がってた。

11曲目「海辺の夕日と桜の木の下で」
イチカくんとのデュエット曲です。サプライズのスローガンを掲げながら拝聴。

Hello 君に会いたいのに
再会のタイミング今はわからない
だからここで君の歌を歌うよ

ライブも終盤戦。
この曲の歌詞が今の自分の気持ちと重なって、なんだか切ない気持ちになりました😢

スローガンもすごく嬉しそうにしていて、「スローガン読んで!」という声に応えて、黄鲲が緊急中国語講座を開催。I teach you!と得意げな鲲ちゃんかわいかった。復唱後の“すげぇ👍”はめちゃくちゃネイティブ日本語だった。

そして塩漬けパイナップルに行くわけですが、ここで事件が起きました。

「この曲はあるフルーツについての曲で、そのフルーツというのは…」と前置き。

そして鲲ちゃんの口から飛び出たのは、
🐟I have a pen〜(ザワザワ)
   I have an apple〜 \Apple pen〜!/
   I have a pen〜 I have a ?
   \Pineapple🍍/
 
まさかまさかのピコ太郎。
(あれ流行ったのもう7年前らしい)

日本×パイナップル=ピコ太郎💡!!!ってなったんだろうな…どこまでもかわちい。
クン太郎がこのアイデアをどのタイミングでどこで思いついたのか詳しく教えてほしい。

「塩漬けパイナップル」もやっぱ好きだな〜💛
間奏で謎ダンスするのも本当にかわいい。(さっきからかわいいしか言ってない)あれアラサーができる動きじゃない。

そして、小猫。
黄鲲は日本でも構わず、客席にマイクを向け喵(ミャオ)ハラを実行。
会場全体でミャオミャオ歌ったの楽しかった〜
他の曲でも鲲ちゃんは何回か“会唱吗?(歌える?)”とマイクを向けてくれていたのですが、さすがに中国語の曲を歌うのは難易度が高く、なかなか期待に応えられずだったので、この曲があってよかった〜と思いました。

その後の女孩も大盛り上がり。そしていよいよラスト2曲。

「夏悸」
ここで配布された青色のペンライトを準備!
(点け方が分からずあたふた💦代わりに点けていただいた男性の方ありがとうございました!!)

初めはアカペラから。キーが分からずギターの阿怪さんに助けを求める鲲さん(かわいい)
もうすっかり冬だけど、やっぱこの曲は何度聴いても沁みる。

夏悸が終わると、🐟「これで終わりではありません。もう一曲あります」とアナウンスが。
ゲストのウソツキさんを呼び込みます。

披露されたのは“无人旅途”の日本語ver.!!

この曲は中国のゲーム原神の同人曲(言い方合ってる?)なので、今回セットリストにあるのが意外だったというかちょっとびっくりだったのですが、そういうことか!と納得。

日本語の発音もいつもながら完璧で、本当に耳がいいんだろうな。チラチラ歌詞確認してたけど、しっかり顔を上げて歌えてたし、今日のためにたくさん準備してくれたのが伝わってきて涙😭

ちょっと前に微博で日本語の曲を勉強してると投稿してたのでちょっと期待していましたが、期待以上でした。

終演後は黄鲲へのバースデーサプライズ。
ケーキと花束をプレゼントし、スローガンを掲げてハッピーバースデー斉唱!
今年の誕生日は直接おめでとうが言えてよかった!黄鲲すごく嬉しそうにしてた☺️
準備してくださった皆様もお疲れ様でした。ありがとうございました!
黄鲲改めて28歳のお誕生日おめでとう!

総合して本当に充実したいいライブでした。
あっという間に終わってしまって、あと5時間くらい聴いてたかった😢
生黄鲲、生歌、生バンド。最高じゃないわけがない!もっと早く現場に行けばよかったとこれまでの躊躇を後悔したくらい。ライブ終演後、満足感とともに沸き立つ、彼の音楽をもっと浴びたい!という感情。黄鲲が実在していることを知り、現場holicになってしまった私は、来年の中国行きを固く決意したのでした。


おまけのサイン会レポ
🥜▷私 🐟▷黄鲲 👩▷スタッフさん

🥜你好~!これプレゼントです。
🐟谢谢〜
(🥜書いてほしいことをスマホで見せる)
🐟あ〜(この言葉ね〜という反応)
(🥜ここで記録のためにスタッフさんに名前を聞かれる)
👩これ彼女の名前〇〇〇〇(中国語読み)
🐟日本語でなんて読むの?
🥜□△〇(フルネーム日本語読み)
🐟 □△〇(日本語で名前呼んでくれる)
🥜そう!
🐟(びっくりして)中国語話せるんだ😮
🥜ちょっとだけ
   黄鲲が何を話して、何を歌っているか理解した      くて頑張って勉強してるよ。
🐟わーありがとう☺️🙏←まさにこのポーズ
🥜伝えたいことがあって
🐟話して(手を止めてこっちを見てくれる)
🥜私の人生を素敵なものにしてくれてありがとう
 黄鲲に出会えて幸せです。
🐟ありがとう
   中国語すごいね 中国人かと思った
🥜日本人だよ 今年台湾にインターン行ってて
🐟勉強?
🥜実習!
🐟勉強?
🥜お仕事!
🐟今年台湾に行くの?
🥜もう行ってきた!
🐟もう行ったんだ すごい!頑張って!
   よし写真撮ろっか!
(写真の席に移動する間も中国語をスタッフさんと褒めてくれる)
🥜とんでもないです(日本人謙遜ムーブ)
(撮影タイム📷)
🥜ありがとう!下次见!
ハイタッチで終了。

こんな感じの流れを全編中国語でやり切ることができました。自分が伝えたいことをしっかり伝えられて、中国語を頑張るきっかけになってくれた人に中国語を褒めてもらって、調子に乗った私ですが、動画を見返すと後半全然会話噛み合ってない…と気づき、反省が止まらない。
实习shíxí(インターン)と学习xuéxí(勉強)を聞き間違えられる件、台湾でも散々やったのにめちゃくちゃ悔しい🥲

黄鲲のために中国語を頑張ったと話したとき、顔をパッと上げて嬉しそうに「哇~谢谢🙏」と言ってくれたこのキラキラスマイルが忘れられない。あの笑顔で私の3年間の努力が報われます。もっと中国語頑張るね🥹
私が「伝えたいことがあって…」と切り出すと、サインの手を止めて、しっかり目を見て聞いてくれました。
またね!とハイタッチした黄鲲の左手が厚くてキュンとした。

ちなみに、サインと一緒に書いてくれる一言は、「不要忘记自己的热爱」にしました。
これから人生で迷うことがあったら見返します。

最後に、一緒に楽しい時を過ごした黄鲲ファンの皆様、創造営2021ファンの皆様、本当にありがとうございました。
前に、人が誰かのファンになるのは、自分はこのままでいいと思えるからと聞いたことがありますが、12/8はまさにそう感じた日でした。
日常生活では、中国のエンタメに興味を持っている人と巡り会うことはそうそう無く、“C-POPが好き”“中国のシンガーソングライターが好き”と話すと、「変わってるね」と言われて会話終了。そうなるのを分かってるので、友人とはあまり自分の興味の話はしません。
でも、あの日のACB会館は違います。自分の好きなものを好き!って言えるのってこんなに幸せなことなんだなと実感。ここに集まっている人のほとんどは少なくとも黄鲲が誰かを知っていて、きっと創造営を見ていた人だって考えるだけで、自分だけじゃないと本当に安心しました。
狭い界隈だからこそ、好きを共有できる人とオフラインで会うって特別で重要なことだなと実感しました。

長くなったのでとりあえずここまで。
思い出したことがあれば書き足します、
あー本当にいいライブだった。余韻ひたひた。年が明けるまでは浸らせていてほしい。
黄鲲にとっても思い出に残る日だったら嬉しいな。

yama




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