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十数年ぶりの同時開放-1 乙見山峠

抱えていた案件を仕上げて、郵便局で投函。
素敵な瞬間です。

そのまま向かったのが、長野県の小谷村。
新潟県境の乙見山峠、小谷村内の湯峠、それぞれに向かう林道のゲートが十数年振りに同時に開放したという報せを受けていても立っても居られず。


国土地理院ウェブサイトより、乙見山峠と湯峠

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、小谷村は急傾斜地が多く、崩落や雪崩の発生が頻繁な地域。
日本三大崩れの「稗田山大崩落」も小谷村です。

乙見山峠へ向かう林道が、妙高小谷林道。
湯峠の林道が姫川妙高林道。
共に豪雪地帯で6月まで残雪あり、頻繁な崩落等で、条件がよくても年に2〜3ヶ月間通れれば御の字の峠です。
今年も開通したのは8月。

妙高小谷林道のゲート



露頭が見事


露頭が見事。

峠の長野県側は、2/3が舗装・1/3がダート。
乾燥している時は地面が締まり、比較的走りやすいですが、降雨時は剥き出しの地肌が泥濘になりそう。
畝のような排水路が道を斜行していて、通り掛かりの四輪車がスタックしそうになっていました。
峠付近で振り返ると、遥か下方に辿ってきた道が。

高い

この峠、高校生時代に参加したMTB大会のコース路でした。
妙高の笹ヶ峰牧場から乙見山峠のトンネルで折り返し。
思い出深い場所なのです。


乙見隧道

峠にはトンネルがあります。
照明もなくひっそりとしています。
峠の向こう側、新潟県側は採石や砂利を敷いた下り坂、少しトライしましたが、オンロードタイヤでは不安定なので敗退。

トンネルの脇にカブを停めて、持参したおにぎりをゆっくり頂きました。
木々の香りに溢れる空間で食べるおにぎりの味は絶品です。


倒木

林道内の倒木には、私の好きな蘚苔類や地衣類が…。
思わずカブを停めて観察。
マクロレンズを持参していないのが悔しいのですが、いくつか挙げておきます。

カナヘビ?


地衣類
蘚苔類


地衣類


地衣類

時間があればじっくり観察したいところでした 。

林道の起点まで戻り、次は姫川妙高林道です。


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