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祈りの雨

ペトロの手紙一 4章7節
「万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、
よく祈りなさい。」(新共同訳聖書)

雨に打たれ、風に打たれ、立ち尽くす
降る雨は断続的で未だ止む気配はない
生暖かい雨の雫は私をひどくびしょ濡れにする
容赦なく強く叩き付けてくるその雨に
私は私の生き方を問われた
何百色、何千色以上の人間の中での、
たったの一色であるこの自分の在り方を
自分の在り方に悩み、
びしょ濡れになりながら、
沈み込んでいく

もはや、祈る事しか、
道はなくなった

悩みが祈りへと導かれていく
悩みが雨に洗われていく
しかし、悩みはそう簡単に消えるものではない

だったら、様々な悩みも、
神からの試練として受け止めて、
日々、祈る事だけが、
自分を救ってくれると信じて、
生きていきたい

降る雨は断続的で未だ止む気配はない
けれども、私の祈りは私の心に灯を点した

私は、この容赦なく強く叩き付けてくる雨が
止んでくれることを願って、
これからも祈り続ける☔



 
         


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