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体験型コンテンツについて思うこと

自分はイマーシブシアター、TRPG、マーダーミステリーといったいろんなことを体験したり感じながら遊ぶコンテンツがとても好きです。
どれも自分とは違った人物として様々な事件やその人物自身に向き合って話を紡いでいくそんな贅沢な体験ができる素敵なコンテンツです。
だって時計の針にはじかれて灰色の街をあくせく歩いている平凡な日常じゃ、マフィアの若頭として組織のゴタゴタを片付けたり、探偵としてとある事件の解明に全力を尽くしたり、華道教室の生徒としてあんな背徳的で素敵な万華鏡を作り上げることなんてできやしないんですから。

体験型コンテンツの魅力はストーリーにあることは言わずもがなですが、それに加えて一緒にお話を紡いでくださる皆さんとの掛け合いが一番大きいウエイトを占めているんじゃないかなと思っています。
2023年12月2日現在で32作のマーダ―ミステリーを2023年中に体験させていただいているんですが、個人的に印象に残っている作品が今年の1作品目として体験した『殺人はキャラメリゼの後で』という作品です。とあるプレイヤーさんの行動にすごく度肝を抜かれて、この行動があったおかげで忘れられないインパクトのある体験になりました。ほかにもイマーシブシアターの『漂流する万華鏡』での掛け合いはとても心に響く素敵な時間で、ほんとにこの人と一緒にやれて良かったなと満足感に浸りながらしばらくは余韻を楽しんでいました。
素敵な物語を一緒により楽しんで紡いでいこうとする共通した気持ちを持った素晴らしい同志と言葉のキャッチボールをしながら打てば響くような掛け合いを徐々に創り上げていくことがとても楽しくて夢のような時間だなぁと毎回ながら思っています。

体験する施設や世界観もこのコンテンツの大きな魅力だと思っています。
イマーシブシアターの『漂流する万華鏡』は蓮月さんという素晴らしい環境だからこそ見れた万華鏡の景色だったと思います。マーダ―ミステリーの角川武蔵野ミュージアムの本棚劇場で体験した『ANIMA』や京都の四条にあるBAR DOTsさんでしか体験できない『DOTs×LINEs episode 信頼』や体験する物語projectの『ALICE IN THE NIGHT MYSTERY CIRCUS』といったような施設の世界観や特徴を生かした素敵な体験は唯一無二のものだと思っています。

つらつらと色々なことを書き連ねてきましたが、この素敵な体験ができるのはいろいろな方が見える見えないに関わらず様々な形でかかわりサポートをしてくださっているからだと思っています。
最後になりましたがその方々に感謝しながらこれからも色々な物語を楽しんでいきたいと思います。



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