【HSA語録】二択をかける際の心構えと考え方
今回は二択をかける際の心構えと考え方?を書いていきます。
二択をかける際に私が気を付けていることは以下の3点です
※この記事には技術的な事は一切書いていません。
①リスクを恐れずポジティブに考える
バーチャを理解すればするほどよくあるのが、リスクを恐れすぎてちゃんと二択ができなくなっている人をよく見ます。
一番よく見るのは「逆二択が怖いから投げに行けない」です。
これは読み負けた場合のリスクが計算できているからこそ起こりえる事態です。
リスク管理は非常に大事な事ですが、勝つためにはそれと同じか、それ以上に二択をかけるのが大事だと私は思っているので、時にはリスクを恐れずに二択をかけるのが大事です。
ちなみに私も逆二択をくらうため投げるのはあまり好きではありませんが、勝つための必要経費と割り切って投げるようにしています。
②自分の考えを相手に押し付けない
対戦している時相手に対して「これだけヤクホを当ててもまだ暴れるのかよ!」、「これだけ中段打ってるのにまだしゃがんでるのか!」などという文句?をよく聞きますが、これは相手からしてみればそんなの知ったこっちゃないというのが本音だと思います。
何故このように考えてしまうかと言うと、気づかないうちに
「自分が取る行動が上手くいくように自分の考えを相手に押し付けていている」
からだと思っています。
読み合いはそもそも相手依存のものですし、どう動くかを決めるのも、もちろん相手です。そこを自分なりに理解・納得していない場合、上記のような発言をしてしまうのではないかと思っています。
私も昔はそのように考えていた時期があって、文頭のような状況になった場合、何をしていいかわからなくなり、軽いパニック状態になっていましたw
ではどうするかと言うと、自分の読みに自信がない限りは
「単純にその場面でできるだけ効率のいい二択をかける」
ようにしています。
二択をかける際は読み勝つ確率を少しでもあげるため、情報(リングの位置、相手の体力など)を集めたうえで、前回紹介した多数派と少数派を意識して技をチョイスするよう心掛けるようにしますが、
その結果、どんな形であれ、読み負けた場合は「しょうがない」で割り切るようにします。
この「しょうがない」という考え方は単純ですが個人的に非常に重要な事だと思っています。
なぜ重要かと言うと、どんな形であれ読み負けを割り切れないと、その後の展開でもネガティブなイメージがどうしても付きまとってしまうからです。
ネガティブなイメージが付きまとってしまうと、有利な場面で弱気になって選択肢に迷いが生じてしまい効率よく二択をかけられなくなってしまいます。
そうなってしまうと、
「自分が効率よく二択をかけられない=相手はあまり厳しい状況にならない」
という図式ができあがってしまい、結果的に勝利が遠のきます。
ちなみに私は読み負けを「しょうがない」と割り切るようにしてから、気持ちの切り替えもスムーズになり、読み負けた際の精神的ダメージがほぼなくなったので迷う事もほとんどなくなりました。
③無理をしない
せっかく有利になったけど、反応が遅れた、もしくは選択肢を迷ってしまった場合など最速で動けそうにない時は無理して動かないのも重要です。
無理して動いた場合、行動が遅れた分自分の有利フレームが少なくなっていたり、不利になっている事がありその結果、二択が成立しなくなっていたり、最悪の場合相手の逆二択をカウンターで食らってしまいます。
このような場面では、デメリットがメリットを上回ってしまう可能性があるので、自分の反応が遅れて最速で二択にいけなかった場合は無理をせずダメージを食らわないように気を付けるようにすることも大事です。
以上です。
読み合いについての考え方は人それぞれですが、心構えしっかり持つことによって、今まで見えてこなかった部分が見えてきたりする事もあると思うので、この記事も一つの考え方として捉えてもらえればうれしいです。
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