あなたの便りを待っている

ー　もう少ししたらメールします ー
と、あなたが言った。

半月がたち、ひと月が過ぎた・・・

何も手につかない 。
気力がまるでない。

ふぬけたように天井ばかり見ている。

頭のなかを不安ばかりが渦を巻く。
ドクンドクンと心臓が暴れだす。
訳の分からない恐怖に襲われる。
呼吸ばかりが荒くなる。

食べる気力が失せた。
朝も夜も消えてしまったように眠れない。

見ても見えず　聞いても聞こえず。
白い空間に閉じ込められたようだ。

本を読もうとした。
書き物をまとめようとした。
ゲームで遊ぼうともした。

何も　何も　何も出来なかった。

ただ呆けて　何日もが過ぎていった。

通わないこころ
届かない気遣い

・・・わたし殺すにゃ刃物はいらぬ
3日無視すりゃ息の根止まる。