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【名盤伝説】 洋物ROCK系まとめ

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1970〜80年代を中心に洋物ROCK系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。
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#アルバムレビュー

【名盤伝説】 “Led Zeppelin / Physical Graffiti” 明暗多彩な景色が浮かぶ快作

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。UKロックのレジェンド、レッド・ツェッペリン6枚目のアルバム『フィジカル・グラフィティ』(1975)です。 1973年からの熱狂的なアメリカツアーを終えたZEPが、結果的に約1年の沈黙を経て自身のレーベルスワンソングを立ち上げた後にリリースした最初のアルバムとなります。レコーディングは充実したものとなりLP1枚では収まらない楽曲が仕上がり、削るよりは既にレコーデイングしていた曲を加えて2枚組にしようということになりました

【名盤伝説】 “Eric Clapton / 461 Ocean Boulevard” 新生クラプトンの魅力の全てが詰まっているアルバム。

お気に入りのミュージシャとその作品を紹介しています。今回はレジェンド・ギタリストエリック・クラプトンの1974年リリースのアルバム『461 Ocean Boulevard』です。 当時中学生だった私にとって、ほぼリアルタイムで聴いた初めてのECのアルバム。それ以前のクリームの曲や、もちろんあの「Layla」などもラジオで聴くのがほとんどで、アルバムを通して聴く機会はありませんでした。音楽雑誌「MUSIC LIFE (懐かしい)」のECのグラビア写真をカードケースに入れて下敷

【名盤伝説】 “QUEEN / Sheer Heart Attack” レジェンド・ロック・バンドが世界制覇を果たした名盤。

MASTER PIECE 今回紹介するのは永遠の人気バンドのクィーン3rd『シアー・ハート・アタック』(1974)です。 1971年にブライアン・メイ(G)、ロジャー・テイラー(Drs)、フレディ・マーキュリー(Vo, Pf)、ジョン・ディーコン(Bs)の4人組として結成されたクィーン。1stアルバム『クィーン (邦題: 戦慄の王女)』(1973)でデビューを果たすものの本国UKでの評価は低く、続く2nd『クィーン II』(1974)からのシングル「Seven Seas o