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【名盤伝説】 洋物ROCK系まとめ

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1970〜80年代を中心に洋物ROCK系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。
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2024年4月の記事一覧

【名盤伝説】 “TOTO / Hydra” 才能豊かなミュージシャン達によるコンセプトアルバム。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。US西海岸の人気ロックバンドTOTOの2ndアルバム『Hydra』(1979)です。 1970年代半ば頃にスタジオ・ミュージシャンとし活動していたデビッド・ペイチ(Key)とジェフ・ポーカロ(Drs)、デビッド・ハンゲイト(Bs)がAORの帝王ボズ・スキャッグスのアルバムレコーディングに参加した際に意気投合し、友人・知人・縁故者を集めてバンド結成に至ります。 1978年、アルバム『TOTO』でデビュー。スタジオ・ワーク

【名盤伝説】 “Camel / Breathless” 永遠のエコーが響きわたる叙情派プログレの名盤。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。UKプログレ・バンドのキャメル『Breathless (邦題: 百億の夜と千億の夢)』(1978)です。 クラシック(古典的)な要素を取り入れているのにプログレッシヴ(進歩的)とはこれ如何に。個人的には永遠の謎のプログレッシヴ・ロックというジャンルです。 イエス、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、EL&P、ジェネシスあたりが有名です。ただし、ちょっとでもこの世界にハマると必ず名前が上がります。 1972年に結成し

【名盤伝説】 ”Pink Floyd / Wish You Were Here” 消えたDiamondに捧げるアルバム。

MASTER PIECE プログレ5大バンド、ピンク・フロイドの『Wish You Were Here (邦題: 炎 - あなたがここにいてほしい)』(1975)です。 世紀のメガヒット『The Dark Side of the Moon (邦題: 狂気)』(1973)に続くアルバム。この作品が世界的なロングセラーとなり、そんな大作に続くアルバムとして、一体どんな作品になるのかと注目されました。 当時の私にとってのフロイドは、名盤『狂気』すらまともに聞いていなくて、NHK