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【名盤伝説】 洋物FUSION系まとめ

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1970〜80年代を中心に洋物FUSION系のミュージシャンやアルバムを紹介しています。ジャズ系由来のボーカルアルバムもこちらで紹介しています。
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【名盤伝説】”Lee Ritenour / Friendship “ 超絶技巧の名人技を堪能できるDC名盤。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。フュージョンギタリストの代表選手、リー・リトナーの『Friendship』(1978)です。同名のアルバムが他にありますが、こちらはダイレクト・カッティング(DC)というミュージシャン、エンジニア含めて国宝級の一発技で製作されたシリーズの第3段です。 ダイレクト・カッティング(DC)とは、当時はLP盤しかなく、その製作の最終工程で必要な元の盤(ラッカー盤、スタンプの元のようなもの)に音源を直接刻み込む制作方法のこと。すな

【名盤伝説】 “Stuff / S.T.” 伝説が伝説を呼ぶ、NY実力派ミュージシャンの魂がこもった名盤。

MASTER PIECE 伝説のクロスオーバー / フュージョン・グループスタッフのデビューアルバム『スタッフ』(1976)です。 1960年代後半のニューヨーク。当時スタジオ・ワークを中心に活動していたミュージシャンらが、連日ミケールズというライブハウスに集まりセッションを楽しんでいたのだそうです。 セッションはその日ごとにメンバーも入れ替わり、70年代になると次第にミュージシャンも固定していきます。ここに集まっていたのはコーネル・デュプリー(G)、リチャード・ティー(P