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大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2023.02

一章 華やかな。

「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」。
立春だ、と喜んでいたのも束の間、関東でも大雪警報が出ていたようで、案の定というか、いくら大槌が雪が少ない地域といえど積雪するだろうなと思っていたら、しっかりと降った。立春とは程遠い床冷えする二月。

さて、一月よりマストにて土日に開催している「マストフェスタ」。二月の一発目は4日、5日にマストセンターコートにて開催された「大槌のど自慢大会」。大槌だけではなく近隣市町の方々、中には大船渡からお越しの方、ちおこの方などたくさんの来場者が集まった。
5日の日曜日に見学に行き、さて、トップバッター、大槌のフレディー・マーキュリーが会場を温め、幅広い年齢の方々が歌唱される。

たくさんの方々が集まった。

2月11日、12日にマストセンターコートにて行われた「バレンタイン企画」では、占い喜喜ちゃんが盛岡からお越しくださり、さらにバレンタイン目前ということでスイーツの販売も行った。台湾スイーツも並び、どれも美味しそう。私も占ってもらおうと思っていたが、予約枠がギリギリまで埋まってしまいまた次の機会にしようと思う。

あっという間でしたね。

さて、マストフェスタ最後のイベントである「おおつち早押しクイズ大会」の準備に向け、SNSなど情報の発信にも少しだけ携わった。今回のクイズ大会は岩手大学クイズ研究会の皆様にご協力いただいている。実は私、東大王などで活躍されているクイズ集団YouTuber「Quiz Knock」の大ファンで、クイズを見るのが結構好きなのである。ただ見るのが好きで、解くのが得意なわけではないということを先に書いておく。今回、マストで早押しクイズ大会が開催されるのをかなり楽しみにしているのだ。

簡単なDMでの周知にご協力いただいた。

2月28日をもって、おおつちランチガチャが終了した。なんども挑戦していただいた皆様、一等を持ち帰ることはできただろうか。私もお昼などに度々挑戦していたけれど、四等の800円が限界だった。うーん、タイミングが悪いのか日頃の行いが悪いのか…。それでも300円は得をしているのでここは欲を出さずにいるのが良いのか。面白い企画だったのでもう少し入念な準備をしつつ、またやってみたいとも思っている。

大槌駅で何度も挑戦してくださった方、ありがとうございました!

二章 シンプルな。

秋ごろから少しだけふるさと納税のサムネイル制作を手伝ってきた。
特に、河合商店さんのサムネイルは既存のロゴタイポのイメージから全体的な統一感が出るように目指し、進めてきた。今は一枚絵なのであまり印象はないかもしれないけれど、サイトを見て、いくつか並んでいる中でシンプルなものは逆に目立つ。尤も、商品をアピールするのにシンプルなのが良いとも限らないけれど、河合商店さんのイメージに添って良いものができたのではないだろうか?

生うにのフォントは「TA-椿」というもの。かわいいね。

九月の動画の再チャレンジ、というほどのことでもないけれど、ちょっとした動画作業を依頼を受けて制作した。Adobeという様々なデザインソフトの中で、私が常に使用しているのは「Illustrator」「Photoshop」の二つで、度々制作しているチラシはIllustratorで制作し、写真などの加工編集などはPhotoshopを使用する。そのほかにモーショングラフィックを制作できる「Aftereffect」、そして動画編集が
できる「PremiumPro」などは少しだけ使えるが、さて、今回の動画編集も前回同様、Premium Proを使用するわけだけれど、やはり、慣れているソフトとは勝手が違く、制作する上での注意する観点も異なることから苦戦をする。
今回は簡単な字幕付などだったので、スムーズに進めることができたけれど保存方法や拡張子の種類はまだまだ不慣れ。モニターツアーの際に動画を撮影する過程、編集過程などを見させていただいた。いずれ動画も作ってみたいなという興味はあるので、誰か私に技術を教えていただけませんでしょうか。

三章 神妙な。

鬼が出るのは実家と秋田だけだと思っていた。
2月5日、大槌を鬼が歩くと聞いて、わくわくとカメラを持っておしゃっちへ。私が到着した時にはおしゃっちの中で鬼と子供が追いかけっこをしていた。とても迫力があり、中には号泣している子もいたけれど、大半の子供たちが元気に走り回り、鬼から逃げながら豆を投げる。たくましいことこの上ない。子供たちの賑やかな声が響き渡るおしゃっち。外は微かに雪が残る。

ふふふ、怖い。

2月26日に城山公民館で行われたボードゲームフェスへ遊びに行った。
館内は、頭を動かすものから体を動かすものまで様々なゲームが用意されており、わくわくする。その中で、体育館の角に麻雀のブースがあった。まあ実は、麻雀がやりたくてやって来たわけである。卓に座るとはじめましての方々だったので緊張する。
さて、結果はというと、惨敗でありました。
強過ぎませんか、大槌のおじいちゃん方。打つスピードのみならず、聴牌(あと一つで上がれる状態)までついていけない。経験則か…。同じちおこの方が「麻雀は人生観が出る」と仰っていましたが、まさにその通りというか、肝心なところでうっかりミス、チャンスを逃してしまう私の抜けているところがしっかりと出てしまう。まだまだ修行がたりません。勉強して出直してきます。

惜しいところまで行ったんです、本当に。

あとがき

無印良品のデザインは多くの人に好まれていますね。僕もその一人です。どの商品を見ても安心感があるというか、生活に馴染むというか、つまりは自然なのです。「こっちを見て、こっちも見て」と主張の激しいデザインの中でそっと自然のままで存在するものは、パワフルなデザインに疲弊した人々の目に、ふと留まる、そういう効果もあるわけです。もちろん、例えば広告などで他よりも目立つことは重要です。それが広告の役割ですらあります。ですが皆さん、考えてもみてください。仕事終わりの帰り道、へとへとな自分の隣で「頑張れ!お前なら明日も頑張れるぞ!パワー!」などと熱い掛け声が聞こえるのと、そっと暖かいお茶を差し出してくれるのとでは、やはり後者の方が嬉しいでしょう?
なんだかよくわからなくなってきましたが、つまり僕が何を言いたいのかというと、ちょっと疲れてしまったということです。

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