浸る暇もなく

12月は「師走」とはよくいったものだ。

ホリデーシーズンが大好きなわたしは毎年この時期をゆっくりじっくり楽しみたいのだが、あっという間に大みそかがきてしまう。

今年はツリーを出す暇もないくらい駆け回っていた。
息子よごめん。

最後の週はそれぞれ子ども達の学期末面談、私の通院納め、職場のお餅つき、息子のお誕生日。

もう毎日ヘトヘトであまり記憶がない。

しかし毎年恒例になってきた、子ども達だけで田舎へお泊まり!

日頃忙しなく動き回っている私を見兼ねて、実家の家族が2〜3日子ども達を預かってくれる。
ありがたいなぁ。

その2日間、大掃除をし、お笑い番組を見、ごはんは作らず適当なもの、そして誰に邪魔される事なく目が覚めるまで寝る。

特に何もしてないが、これだけで心の安定を取り戻す。

基本ひとりが好きで、頼る事もあまりしないし(いや、甘え下手なのかもしれない)、引きこもり体質な私はひとり時間がないと生きていけない。

普段も子どもが寝てから、あるいは朝早く起きてひとりだけの時間を持つようにしている。

しかしもう19年子どもがいる生活をしてきているので誰も居ないと寂しく感じるのは確か。

今回感じたことは、子ども達がリビングに居ないと部屋が暖まらないという事だった。

あっという間のひとり時間を堪能し、もう少しひとりで居たいなぁなんて思いながら、駅へお迎えに行く時、早く会いたいなぁとルンルンしているから子どもって不思議な存在だなぁと再確認する。

そして帰宅し、大みそか料理を食べお蕎麦を食べ、紅白をちょこちょこ見て、お寺に行き除夜の鐘の列に並びながら、あっという間に12月が終わった。

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