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病院で勤めていたおかげで身についたこと

病院の事務で働いていたことがある。
身についてよかったことがあった。

・角を曲がる時は必ずスピードを落として後ろも確認

大きな病院だったので患者さんもスタッフも多かった。
部屋を出て歩く時は細心の注意が必要だった。
特に角。
急ぐことが多くても角ではスピードを落とす。
曲がる時は横を向いてすぐ後ろから人が迫ってきていないか目の隅でうしろも確認する。
患者さんにぶつかるのは一番ダメだし、救急で人やストレッチャーが走ってくる時もあるからだ。
そんな緊迫したことはもうないが今の職場でも角はスピードを落としている。
それでもぶつかりそうになるので、みんなで気をつけてほしい。

・下り坂での車椅子は後ろ向きにする

経験のある方はよく知ってらっしゃると思う。
車椅子も押す私も後ろ向きになり、私が車椅子を支えながら先に進む形。
後ろ向きで進むので背後と足元を確認しながらゆっくり進む。
もし前向きのまま進むと、車椅子は重いので加速する。
そしてそのスピードをコントロールするのが難しくなる。
乗っている人はもちろん怖い。
病院を辞めてから車椅子を押すようなことはないけれど、台車で荷物を運ぶ時にそのようにして、何度か感心された。
意外に知らない人が多い。
みんな台車で下り坂をそのまま突っ込んでしまい、加速を止められなくて荷物を落としていた。

今日は久しぶりに大きな病院に来たので、以前に働いていた病院でのことを思い出した。

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