花の駅のやりたい事
今日は少し真面目なお話を書きたいと思います。
先日のInstagramでも紹介させて頂いたのですが、カドカワさんから発売される「にっぽんの花地図」に花の駅せらの雲海とコスモスが1ページにバン!っと出ています。※発売日3月2日
この、はなまっぷに取り上げていただけたのも全て花の駅せらにご来園頂いている【お客様】のおかげです。
自分は花の駅せら「有限会社世羅ゆり園」を設立した時からずっとこの農園と一緒に成長してきました。
もともと花の生産農家だった父が花の観光農園をするぞ!と言い出し、梨農園を辞められた跡地の今の場所で1から畑作り、花作りを始めました。
当時は大荒地の草ボーボーの何もない場所でしたが、父と兄と自分で機械を使い半年かけて何とか花の植付け出来る畑に仕上げ、当時は百合の花だけ植付け、世羅ゆり園として花観光農園をスタートさせました。
オープン前日に園の案内看板を町内に立てて回るのですが、気付けば明方の3時だったり、ほんとバタバタで迎えたオープン当日
開園時間は9:00…全然車がきません。10時が過ぎ11時となる頃、やっと1台の車が来たのですが、駐車場の入り口で止まるんです。
多分まだ工事中の車両などが止まってて準備中だと思われたのでしょうね…
引返しそうな車に直接、ゆり園ですか?もう入って頂けますよ!とご案内した事を今でも鮮明に覚えています。
何も無い場所に花を植え付け、そこに足を運んでもらえてる事のありがたみをこの時つくづく感じました。
そう言った経験もあり、やはりお客様が来て頂けること、そして写真を沢山撮って頂き発信して頂ける事が本当に嬉しいです。
今回のはなまっぷさんのコスモスと雲海も、6年前お客様が朝早くに入らしてもらえないか?と言うお声がきっかけで、最初はその方の為だけに園を早く開けた事もありましたw
それが今では全国で販売される本の1ページに記載されるとは誰が予測したでしょう。
お客様のお陰でこんなスペシャルな事が起き、それが喜びになる。本当に嬉しいです。
ここ最近は花の駅せらは、お客様と一緒に成長できる施設になりたい、もっともっと花の駅せらを身近に感じてもらいたい、お客様と一緒に何か面白い事をしたい!
そう言った思いが強くなり、ついついインスタLiveでも今週は開園延長して下さい!など頂くと嬉しくなり…
開園延長やりますね!見たいな感じになってしまいますw
ただ、自分のやりますね!はスタッフみんなにも負担をかけてしまうのです。
これは会社としていかがなものですよね…
何かいい方法はないかめちゃくちゃ考えました。
足りない頭で考えた結果、今回このnoteでの【花の駅メンバーシップ】を始める事にしたのです。
今は当初ゆり園を始めた父や兄はいなくなってしまいましたが、心強い仲間も増えました。
山あり谷ありの日々ですが、皆様と一緒に花の駅を成長させて行きたいです。
今後とも応援のほどよろしくお願い致します。
2023.02.25
有限会社世羅ゆり園 代表取締役社長 大畠達也