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寝かしつけのプペル

下の子は1才になりました。名前を呼ぶと手を上げてくれたり、「しばしば~」と言いながら目をしばしばさせると真似してくれます。成長を感じます。
そんな中、最近彼女には「寝たら負けだ」という節がありそうなのです。一生懸命に眠気と闘い、泣き叫びます。成長著しいので泣き声も大きいのです。
実は、この「寝ない」に関しては上の子(5才)も同じなのです。理由は「まだ遊びたい。」「暗くて怖い」「まだ大人は起きている」など、5才ともなると色々理由をつけてきます。
なかなかやります。
なので、寝るときは全員で寝るのです。すると上の子は大概楽しくなっちゃうのです。いわゆる修学旅行的なノリになり、せっかく下の子が「ウトウトして寝るかな~」の時に、歌ったり、しゃべったりしてます。


ある日、妻が「えんとつ町のプペル」と言う読み聞かせ(ユーチューブ)を流すという策に打ってでたのです。どうやら「これは寝る」と評判の代物で、「最後まで話を聞いたことがない」という子共達がたくさんいるとのこと。
BGMはゆったりとしたオルゴール風。声も低くて、落ち着いています。
期待できます。
前評判は伊達じゃないのです。
下の子はお話しが中盤に差し掛かろうかというところで眠りにつきました。
すごい威力です。
こうなると上の子も時間の問題か!?
しかし、上の子は集中して聞いています。一向に寝る気配はないのです。ついに最後までストーリーを聞き終えました。


上の子、号泣です。


「寝る」で評判のプペルは、実は、感動的なストーリーだったのです。
これは誤算です。
感受性豊かな上の子には良い話し過ぎて、声を上げて泣いています。
そして、その泣き声で下の子も泣き出します。


妻「泣きたい…。」

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