DSAL Season7 Division1 第6節RoN vs REV戦における対応に関する声明

※12日1:02 細やかな文章の調整・追加を行いました。

 DSAL運営組織委員会です。先日Twitter上にて公開されたnote記事に関する運営の見解とそれに対する対応をご説明させていただきたいと思い、今回このnote記事を作成いたしました。公開された方につきましては、現在運営からも連絡手段がないため本記事内では名前を伏せてお話しさせていただきます。

当該note記事に関して

 元RoNメンバーの方から公開されたnote記事に関してですが、記載されている内容についてですが、一部憶測である箇所や一連の騒動の続きに関しては含まれていないため、その後の展開も踏まえて本記事では時系列的にご説明させていただきます。

1. RoN vs REV(7/30 ~ 7/31)

 7/30(土)にDSAL Season7 第6節RoN vs REVの試合が行われておりました。その際、運営のClara及びフリスク宛に先述した記事の投稿者様(以降、A氏)からのご連絡があり、Claraが対応いたしました。

 その内容は記事にある通りで、RoN側が試合の最中にバトル中の選手が通話の声が聞こえる状態(スピーカーミュートをしていない状態)で試合を行なっているというものでした。合わせて試合途中の様子と見られるRoN内の画像も送られてきました。

[送られてきた画像の内容]右上にshadowverseの画面共有と思われる対戦画面、『dsal用』と書かれた通話内に何名かのメンバーの方がいらっしゃる様子

 ここでDSALにおける試合中の禁止事項についてご説明いたします。

(13) 試合中に、対戦相⼿や大会運営スタッフ以外の者と、運営に無断でコミュニケーションをとったり、試合の助⾔を受けたりすること。

 上記はDSAL規約に記載されている第11節禁止事項の第13項における文章となっております。運営の認識といたしましては、コミュニケーションの取れる状態にあること自体がそもそも規約上で禁止している事項に触れるものとして考えておりました。そのため内部からの告発が事実である場合は、RoN vs REV戦において禁止されている事項があったということになります。

A氏との会話について

 先述の通り、Clara及びフリスク宛に一連の内容が送れてきたため、ClaraがA氏との通話に対応いたしました。

[内容について]

・RoNがREV戦の試合中にスピーカーミュートをしていない状態で試合を行なっていた。バトル中の選手が通話内の声を聞ける状態でバトルを進行していた。

・バトル中の助言については、「リーサルじゃね?」という声は聞いた気がするが、助言を行なっていたかどうかは音声証拠などもないためなんとも言えない。

・スピーカミュートにしなくていいかどうかをRoNサーバーの聞き専チャット内でメッセージとして残しているため、チーム内には誰が告発したか判明する可能性は高いが、一応共有する際は匿名にしてほしい。

すでに試合は終盤であったため試合中の対応は不可能と判断し、一旦運営に持ち帰って協議を行うという形でお話しを終わりました。これ以降、A氏と運営側は連絡は取り合っておりません。

運営内にて

 話を持ち帰り運営で相談した結果、一度RoNの代表に内容に関する真偽を確認するために連絡を取ることとなりました。この対応には運営メンバーDivision1担当のフリスクが対応いたしました。この際、A氏とは匿名であることを条件にお話を聞いておりましたので、A氏の名前は出さないまま運営内、並びに代表の方には共有しました。運営内にRoNに在籍しているメンバーがおりますが、大会進行に関わる企画部門ではなく、デザイン等の制作部門であり、本件の対応に関しては一切関わっておりません。note記事内にはDSAL運営とRoNが通じているという憶測による記載がありましたが、事実とは異なるためこの場を借りて訂正させていただきます。

RoN代表とのやりとりについて(7/31)

 フリスクがRoN代表の方と通話でお話を聞かせていただきました。その際に確認したのは以下の事項に関してです。

1. スピーカーミュートをしていたかどうか
2. バトル中に議論を行なっていたかどうか

 告発にあった上記の点についてのお伺いいたしました。

 返答といたしましては、1のスピーカーミュートに関してはしていなかった、2の議論に関する事項については行なっていない、というものでした。

 運営側としては、通話内での会話の記録がない以上はバトルに関する議論を行なっていたかどうかの確認をする術がないため、2については真偽がこれ以上確かめられないということで決着いたしました。

 ですが、1のスピーカーミュートについてはRoN側も認めており、この点についてどのような処分を行うかを運営内で相談いたしました。

運営内での結論について

 8/1時点での運営の結論といたしましては、『バトル中に指摘を行なっていたかどうかは運営としては断言できないが、コミュニケーションが取れる状態にあったことは事実であるため厳重な警告と再度このような事態が起こった場合には重いペナルティを課す』という内容をフリスクを通じて代表の方にご連絡しました。

 実際に試合結果を揺るがすような所謂ラジコン行為があったかどうかは定かではなく、毎節そのような状態で試合を行なっていたかどうかは分からず、また規約の記載にも不明瞭な部分があったということで現時点で警告という処分の形を採用いたしました(本一文は12日1:07に追加されたものです)。

 また、改めてDSAL参加者にバトル中の選手とのコミュニケーションについて注意を促すことで再発防止に努めていくという方針で話し合いは終了しました。

ここまでの運営の対応について

 7/30~7/31における運営の全ての対応は上記の通りとなっております。対応後にA氏への個別のご連絡をしていなかったという点につきましては、運営側の不手際であります。この場を借りて謝罪の意を述べさせていただきたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。

 ご連絡をしなかった理由といたしましては、RoN内からの告発だったため代表の方を通じて運営の対応がその方にも伝わると考えていたためでした。ですが、実際には代表の方にお伝えした厳重注意の内容が伝わっておらず、不快な思いをさせてしましました。重ねて申し訳ございませんでした。

 運営としては対応中にA氏のお名前は一切公開しておりません(誰からの告発であるかを知っているのはClaraとフリスクのみ)ので、運営からの情報が漏洩したという点につきましては事実とは異なりますのでご理解いただければと思います。

第6節から2、3日後

 ここまでの一連の流れについて、運営から他者に告発内容が流出したことはありません。ですが、運営側とRoN側でやりとりを行った後から本件の内容に関しての噂が勝手に出回っているという情報が入っておりました。どこから情報が出ているのか、またどのような形で伝わっているのかについては運営では把握できておりません。

 この時点では既に第7節の試合準備期間が開始していたため、運営から全体に向けて一連の騒動に関して声明を出す場合、どのような形で連絡するのが良いかについての話を進めておりました。結論として、運営は第7節終了後に順位表の確定、プレーオフ進出チームへのご連絡などの運営業務が終了した段階で全体に向けて連絡することを前提として、その内容に関してClara及びフリスクを中心に話を進めていました。

新たな証言について(8/9)

 第7節終了後、新たにClara宛にRoNメンバーからの新たな証言をいただきました。

 その内容はREV戦の通話内で試合中に選手が画面共有を行い、リーサルに関する助言を受けていたという証言でした。いただいた文面及び告発いただいた方のお名前はここでは差し控えさせていただきますが、詳細な情報が含まれていたため、一度話を運営に持ち帰り、再度RoN側と話を進める形で方針を固めました。

RoNとのやりとりについて(8/10 18:09)

 運営から連絡をする前にRoN側の代表者及び代表代行の方からご連絡がありました。内容といたしましては、8/10 18:09時点で噂レベルで一連の騒動に関する内容が出回っており、チーム並びにDSALへの被害を考え出場の辞退をさせて欲しいという内容でした。

 辞退については運営側はこれを了承し、RoNは新シーズンへの参加を見送るという点については合意いたしました。

新しい証言に関するやりとりについて

 同時間に代表代行の方とやりとりを行い、新しくいただいた証言に関する真偽を確認しましたところ、そんな事実はないという回答がありました。また、スピーカーミュートについても新たに窓口となった代表代行の方の発言の中で、運営側が7/31時点で代表の方から受け取った内容と一致しない部分があったため、再度その点について代表代行の方にお伺いいたしました。

1. 代表代行の方の回答

・REV戦で(不正が)あったかは正直悪魔の証明だと思いますしやっていません、としか言えない。

・チーム方針として、通話参加はDSALの出場問わず自由、試合を画面共有する場合はスピーカーミュート、共有しようとしなかろうと試合後ギルドにリプレイを貼り見返しをチーム内で行っている。

・そのためRoNとしては話にあった禁止事項に該当するような行為はやっていない。

1. 代表代行の方のお話に対する運営の対応

 上記のような回答があったため、運営側はA氏から送られてきたスクリーンショットを用いて再度スピーカーミュートに関する部分について聞き取り調査を行いました。

2. 代表代行の方の回答

・試合前後や勝ち抜けたあと出場していない時間帯にリプレイを見返していることや、出場していない選手が共有をつけていることはある。

・上記のようなものを撮られた場合、証明するための音声がない為RoNとしては偽証だと主張する

2. 代表代行の方の回答に対する運営の対応

 証拠として提出された画像には、先述した通り画面共有のスクリーンショットも含まれており、リプレイである場合はShadoeverseの仕様上ターン終了ボタンの部分に再生マークが表示されるため、リプレイ検証中のものではないと思われる。
 また、A氏からのスクリーンショットにあったマッチにおいてRoN側の使用していたリーダークラスをREV戦にて当該リーダーを使用していた方が共有されていたので、改めて試合後に見返している状況である可能性は限りなく低いと考えている。

 上記の2点から、運営ではバトルを行なっている選手とコミュニケーションが取れる状態であったと認識している。という回答をご連絡しました。

それ以降のやりとりについて

 上段にある運営からのご連絡以降、代表及び代表代行の方からのご連絡がなく、RoNメンバーの方にお伺いしても現在連絡が取れない状態であるとのことで、本件の対応については8/11 23:00現在において進められていない状態です。

本件に関する運営からの声明

 まずDSALにご参加いただいている皆様、並びに配信等で楽しみにしてくださっている視聴者の方々には大変なご心配とご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございませんでした。また本件に関する全体へのご連絡についても、運営側が想定していたよりも事態の掌握とチーム側とのやりとりが進まず、このような形でのご連絡となってしまったこと、大変深くお詫び申し上げます。運営としては運営業務並びに対応に関する全体への透明化を改善していくために組織改革を進めてまいりたいと思います。

 本件につきましては、引き続きRoN代表並びに代表代行とのコンタクトを試み、コンタクトが取れなかった場合は、その旨ならびに今後の対応(各選手へのペナルティ等)改めてご報告させていただくことをお約束いたします。またRoN様の脱退に伴う次期Seasonの対応につきましても、代表並びに代表者代行の方とのコンタクトに関する判断がつき次第検討したいと思います。

 本件につきまして、様々な憶測が飛び交っているかと思いますが、現在運営として確認している事項は本noteに書かれている内容のみとなりますので、RoN並びにそのメンバーの方に対する過度な誹謗中傷などは控えていただきますようお願い申し上げます。

 また、ご参加いただいているチームの皆様には今一度改めて試合中、バトル中の選手とのコミュニケーションについてお気をつけいただければと思います。

■バトル中の選手について(いずれかを必ずお守りください)
・画面共有を行う場合は必ず周りの声が聞こえない状態にすること(Server Deafenを権利者が付けること)
・バトル中は通話から退出すること

 一連の騒動につきまして、DSAL運営の不手際で多くの方にご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。また新しく情報が入り次第、整理した上で皆様にお伝えできればと思います。

 DSAL Division1ではプレーオフ、Division2では予選リーグがまだまだ控えております。運営ではより一層気を引き締めて運営業務に取り組み、参加者の皆様に楽しんでいただける大会作りを進めてまいりたいと思いますので、今後ともご協力いただければと思います。よろしくお願いいたします。

DSAL運営組織委員会 副委員長Clara


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