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艦これ 2022夏・初秋イベント備忘録 (後段)

※こちらは艦これ 2022夏・初秋イベント備忘録 (前段)の続き、後段作戦の
備忘録になります。

    前段はコチラカラ
・艦これ 2022夏・初秋イベント備忘録 (前段)

はじめに

諸注意

  • この記事は、着任一年ひよっこ提督の2022夏イベント備忘録です。

  • 甲作戦ではない海域多数です(乙甲乙甲乙乙)。

  • 間違ったこと書いてるかもorz         

それでも、という物好きな方はゆっくりしていってね


参考

E4 【トーチ作戦任務部隊、抜錨!】

難易度選択

前段作戦を終えた日の夜…実はこの時までE4以降をどの難易度で攻略するかは決めていませんでした(E4まで乙以上で行けたらいいなーという認識くらい)。というわけで、E4の難易度と残りの艦娘を照らし合わせた結果、私が選んだ難易度は……


とその前に。例の如く、E4の報酬から見てみましょう。まず、丙以上で貰えるのは、Mosquito FB Mk.VI。今回初(本)実装となったモスキートシリーズ、その陸攻版です。こちらの性能は、一言で行ってしまえば対地特化。低めの雷装5と、四式重爆飛龍をも上回る爆装18。そして、対空砲火の激しい地上型を相手するのに嬉しい、射撃回避中。半径は7と陸攻の中では高いわけではありませんが、射撃回避持ちの中だったら脚の長い方。普通に需要のありそうな一機ですが、今回のような欧州イベでは、配備されている部隊に効果のある特効を貰えることもあるので、カタログスペック以上に価値のありそうな子。E4は全体的にボスにつけば勝てるという傾向の海域なので、取れるなら取っておきたい装備と言えるでしょう。

次に、乙以上で大発動艇(II号戦車/北アフリカ仕様)が選択報酬で入手可能(ネジとの選択だが、こちら一択だろう。)。遠征ボーナスや名前からして、陸戦隊とほぼ同じような性能と考えられます(ただし改修不可)。これだけ見れば、普段使いもしなさそうな、妖精さんが可愛いだけの装備に見えますが…?
なんとこの装備。今回のE6をやる上でこちらの戦力に直結してくる、超ご当地装備。この装備の数で、E6の難易度や攻略方法までもが変わってくると言っても過言ではないレベル。E6は札制限が甲作戦でしか適応されないので、甲作戦を目指すという提督は勿論、乙作戦にチャレンジしてみたい…!という提督にも強く入手が勧められます。勿論、丙,丁作戦予定でも、この装備一つで難易度・安定性が大きく変わるので、こちらもまた取れたら取りたい装備(個人的には、E6丙以上を想定するなら取りたいかも。)。

最後に、甲限定でMosquito PR Mk.IVが入手可能。こちらモスキートシリーズの陸偵版、性能は二式陸偵と二式陸偵熟練の間といったところ。半径は熟練と同じなので、延長できる範囲もまた熟練と同じ。しかしながら、陸偵というカテゴリ自体かなり珍しいので、陸偵を持っていない提督は是非とも欲しい装備です。陸偵は脚が短いことの多い陸戦の半径を延長しながら、さらに制空値にボーナスをかけてくれるとっても優秀な機種。役割において似た存在に彩雲がありますが(アイコンも似てるし)、こちらは防空時の制空ボーナスはあるものの、出撃時は制空ボーナスを得られません。この出撃時の制空ボーナスがある点において陸偵は非常に強いのです。基地航空隊の、相手制空値を削るという役割の重要性は前段記録E3の項でお話ししたかと思いますが、今回のE3のように半径が長く、高制空値という編成相手に陸偵は特に輝きます。個人的には、E3で基地制空の不足を痛感したからこそ、一層取っておきたい装備でした。

というわけで長くなりましたが、ここE4は甲挑戦することに決めました。私は陸偵を持っていなかったので、甲報酬が欲しい…というのもありますが、その他に大きく分けて二つ。
まず、E4は戦力と輸送の2ゲージ構成となりますが、戦力ゲージはボスが潜水艦であることにより、到達さえすれば対潜が得意な子だけで完封が可能です。また、輸送ゲージは例の如く到達しA勝利をもぎ取れば旗艦を倒す必要さえありません。過去にはA勝利さえ難しい輸送ゲージもあったそうですが…今回はそんなこともなく、旗艦以外は少なくとも夜戦連撃で十分仕留められる範疇の相手となっています。つまりは、どちらのゲージでも着けばほぼ勝ち、旗艦が削れなくて終わりが見えない戦力ゲージとは違い、終わりが見える海域なのです(ギミックも難しい場所はなし)。
というわけで、波乱のE4攻略、スタートですっ…!


ゲージ1(戦力)

ギミックマスがうっすら…

最初のゲージは潜水夏姫II率いる、潜水水上混合部隊。随伴はソ級が1~2(削りerite,最終flagship)、駆逐が2。編成を対潜火力に振りまくればモーマンタイ!

苦労するのはやはり道中。ルートは3パターン(5,6,7隻)あり、編成人数が増えるほど外回りになっていくイメージ。ただし、5隻編成では戦艦を入れられないので、ボス戦火力が心配な場合は選ばない方が無難かも。

というわけで、私が選んだのは、遊撃部隊7隻での大回り(BEF1HIK)ルート。
では道中とボスの所管を簡単に。

・道中
 
B,F1(潜水)→甲なのでソ級が最大5隻出現。実は6隻での中周りルートはこ
        の潜水戦が一戦増えるだけ(EとDは互換)なので、潜水対策さえ
                          できていれば火力を持ち込みやすい7隻ルートのデメリットは
                          ほぼないと言える。
 E(通常)→軽巡以下のみの水上戦。戦艦がいれば二巡するので、雷撃戦もあ
     まり怖くない。
 I(通常)→ヌ級改やリ級など、事故要因が何隻か。優勢取って警戒陣🙏
 H(空襲)→反跳爆撃。E3でもあったし大丈夫…と思ったら大間違い。E3の項
     でも説明しましたが、こいつが真に恐ろしいのはこちらが通常や
     遊撃だったとき。強いCIを当てれば枯れてくれるが、枯れなかっ
     た場合こちらの駆逐艦などは命中率の高い爆撃にやられてしま
     う。E3で脅威にならなかったのは連合艦隊12隻の艦隊防空+アト
     ランタの対空CI故。5隻編成でも通るこのマスは、かなりの脅威
     だったそう。
・ボス
今回選択した7隻ルートでは道中潜水戦が2回ある+単純に手数が多い影響   で、ボスには着きさえすればほぼ勝てる。5隻編成の場合、手数が少ない上、戦艦による二巡化もないので、強い対潜装備が求められる(それに伴い、空襲に手が回らなくなっちゃう。上級者向け&試行回数前提)。

※長い、長いんよ

てわけで編成。

かいぼー

瑞鳳・雲鷹…空襲拮抗のIマス優勢になるように調整。二人ともFBAしつつ、     先制対潜可。ただし、瑞鳳の方はオマケ。
扶桑…戦闘二巡化で水上戦とボス戦の安定化を図る。空母二人と合わせて昼火力は十分。
涼月…反跳爆撃がある以上、対空CIは安定性より性能重視で。拮抗でしたが、対空CIが発動すれば枯れることもそこそこあったり。
能代・神風…軽巡、駆逐から3スロ使って良いので先制対潜できる子をチョイス。対水上艦力はあまり必要ないので、三種シナジーor高対潜値で先制対潜できれば多分誰でもいい(神風は回避高めで良い感じ)。
日振…そう、対水上艦力がいらないなら海防艦も立派な戦力。旗艦において守ってみました。戦力の揃っていない提督さんは猫の手…いや、海防艦の手も借りたいところなのではないでしょうか。大丈夫です、この子達強いです。というわけで、我ながら結構良い採用だったと思います(ジガジサン)。


結果です。4撤退5Sの9出撃、撤退は空襲とIマスで2回ずつでした。
道中潜水戦が2回ある上、こちらのソ級を安定して撃破できるメイン対潜火力が3人(雲鷹入れて辛うじて4人?)なので、対潜支援は常時出していました。決戦支援は削りラスダン共にナシです。

やはりというか、想像したような結果に。空襲とIマスでの撤退はある程度仕方のないものだったかと。涼月の起用は多分正解でした、やはり反跳爆撃には秋月型。そして、海防艦日振。正直海防艦の起用を思いついた時点では半分冗談で出撃してみましたが….普通にアリ、なんなら海防艦の対潜火力補正でMVPもジャンジャンとっていきます。低速が許される場面、対水上戦があまり重要ではない局面においては、艦隊の対潜の要として起用するのもアリかもしれません。駆逐と比較しても、多少回避が低いだけで1発当たればキツいのには変わりないし…むしろ重巡やツ級以上の敵の攻撃がモロに当たった場合ほぼ確実にストッパーが発動するので大破率が低いまであります。ただ、最大の欠点といえばやはり低速であること、さらにこれを高速にする手段がないということ。海防艦を高速化できないなんてどこで役立つ知識だとは思いましたが、私は実際この後のe4-2で痛い目を見ました。しかし、それを加味しても適材適所という言葉は海防艦にも十分当てはまる…しっかり場所を選んであげれば十分な活躍が見込めます。また、先制対潜のハードルの低さは、戦力層に悩む頃の提督の所持装備状況を鑑みてもマッチする特徴。うちのイベント攻略では、後一回メイン級の活躍をする海防艦が出てきます。

次は第二ボス解放ギミックです。

ギミック1

・L1マスS勝利×1
編成は第一ゲージの編成そのまま。F2マスが若干強い水上戦となっているが、警戒陣でどうとでも。空母片方の艦戦を増やして扶桑に弾着、もう片方の空母にカットインを撃たせたら楽かも。L1マスは潜水幼女旗艦の潜水艦隊。第一ゲージ編成なら負けることはないはず(道中支援が来るので、Bマス対策を兼ねて対潜支援出すのもあり。)。

・L2マス勝利×1
道中はL1マスと同じ。L2マスはソ級しか出てこないので支援もいらない。

                  ※L1マス。L2マスは4戦目がソ級のみの5隻艦隊に。

・G2マスS勝利×2
編成は一ゲージ目の編成から雲鷹と扶桑を抜いた5隻編成。
かなりキツかった。5隻編成だと道中事故要素あるのが空襲だけなので余裕かましていたら…空襲3撤退、そしてボスに着いてからもA敗北2回、計7出撃でクリアできました。空襲がキツイのは仕方ないとして、ボス戦火力が支援込みでも足りなかったのは予想外だった。通常戦が一戦増えるが、扶桑を入れた6隻編成で昼二巡化をしたほうがよかった…かも。

      ※今回は後のないマスでドーンと構えてる幼女が多め。道中に出張してこないでね。

三つのギミッククリアで南方に連合艦隊用の航路が出現。
次は第二ボスマス開放ギミック。

ギミック2

・O2マスS勝利×2
北大西洋を横断する連合艦隊航路。ここからはゲージ1・ギミック1とはお札が区別されます。また、E6-3とも同様の識別札。O2マスは中々手強いので、E6-3で起用予定の大型艦を投入してギミックに臨みます。


余談(リアルタイム札管理の隙間話)
前段作戦終了時点ではまだ難易度の決まってなかった後段作戦ですが、この時点ではE5までは乙以上、そして念の為E6に札を割り振れる…つまりE6甲を視野に入れた札配分を行なっていました(E6甲は完全に記念受験気分です)。
ですので、E6に関わってくる札を初めて使用する今回のギミックは、E6も視野に入れた艦娘配分となっています。


閑話休題。O2マスは早速の再登場となったE1のボス、ヲ級改II旗艦の通常艦隊。随伴は目立って強いわけではないですが、旗艦は夜戦連撃ではキツめなそこそこの装甲と耐久500を併せ持ち、雑に挑むとS勝利が取れません。E4-2は軽めの輸送連合で臨む予定ですが、この編成だとS勝利はさらに難しくなります。というわけで、今回はE6-3にて出撃予定の大型艦を先んじて投入し、水上打撃部隊を組んでO2マスを潰しに行きます。

         ※O2マスは確率で警戒陣あり。祈りましょう。

というわけで編成…と行きたいのですが、記録し忘れる凡ミス。ギミックとはいえ大きく編成が変わるタイミング…完全に慢心してました🙏
細かい装備は覚えてないですが、O2マス突破時のスクショだけ。

多分優勢取りながら殴ってただけ。

こんな感じで、重ための水上打撃部隊を組めれば昼撃破もかなり簡単。第二艦隊は道中潜水戦のために対潜意識でいいかも。この中だと、第一艦隊の米艦4隻がフライング投入(だと思っていた時期があった…….)。とりあえず、この4隻は一旦お休みです(お休みになるのがこの後5隻になるとは露知らず…)。

・TマスS勝利×2
E4-2開始までもう一息。ここで先んじて輸送護衛部隊の出撃となります。Tマス自体は(この後道中として通らなければいけない憂鬱を除けば)比較的楽な敵編成。こちらがいくら輸送護衛部隊でも、夜戦に持ち込めば勝てるはずです。潜水マスを二度乗り越え、その先がTマス……になるはずでした。
下は実際踏んだ敵編成。

…そう、なぜか空襲マスを通る。なぜ?軽空母は入れてない…いくら連合艦隊とはいえ、輸送装備を積んだ護衛部隊では反跳爆撃はキツい…

ああ、そうだ佐渡様。低速だった。
高速統一だもんね、では缶とタービンを……

….ない…..いや、載らない。佐渡様に缶タービンを載せられない。
ここで気づく。海防艦は高速化不可。
佐渡様は貴重な対潜要員。私にとっては中々痛いミス。

というわけで、佐渡様はTマスギミックを終えた後、泣く泣くの降板になりました……..。

さあ、貴重な対潜要員を失った今、E4-2の編成はどうなるのか。今イベ苦労度で言えば一位タイだったE4-2攻略が始まります。

ゲージ2 (輸送)

E4はなんとラストゲージが輸送となっており、輸送完了と同時にE4クリアとなります。難易度選択の項でも少しお話ししましたが、E4-2の輸送ボスはネ級改II、随伴はイロハ級重巡以下の通常艦隊、いくらこちらが輸送護衛部隊といえど、夜戦で攻撃がしっかりヒットすれば簡単に撃破可能。提督によっては、魚雷CI…はたまたドラム缶CIなどでS勝利を狙ったり。S勝利すれば輸送量が増えるので、実質魚雷は輸送装備。そんなメンタル。しかし、うちはここでできる限り戦力の温存を図りたいので、堅実にA勝利を狙った編成で臨みました。

編成としては、低速や護衛空母(輸送護衛部隊なので軽空母不可)を含むと最短(NPTW)+空襲(S)で、それ以外なら基本的には最短ルート。低速を入れるなら護衛空母を入れたいところであるが…貴重な軽空母、残りも心許なかった上に最短ルートを使っていた他の提督さんもたくさんいたので最短ルートを選択。では、軽く敵編成の説明を。

・道中
     
N,P(潜水)…ソ級が最大5隻。二戦あるので、対潜支援が輝く。本体には先
       制対潜3~4枚…4枚あると安心。
    T(通常)…鬼門。陣形は単縦・輪形・警戒の三種類。通常対連合な上なので
     ある程度命中率は低くなっているが、こちらの火力が低い分相手
     重巡や空母の攻撃はほぼ確実に2回受けることとなる。また、E2
     でもお話ししたヌ級改II。こいつに関しては陣形に関わらず火力も
     命中も高いので、いかにして2回の攻撃を凌ぐかが問題となってく
     る(お祈り)。

・ボス
ネ級改II旗艦、随伴はイロハ級重巡以下の通常艦隊。ネ級エリートやツ級エリート、回避項の高めなハ級後期型など、割といやらしい。何よりこちらも通常対連合になっているので、攻撃が当たらない…そして当たっても火力が出ない。相手編成だけ見ればクセのない艦隊であるが、状況が重なると意外とやりずらい相手となっている。

というわけで編成。

半分コニシ艦☺️

○第一艦隊
千歳・由良…
制空担当。Tマス拮抗調整です。千歳の瑞雲は索敵も兼ねて。
萩風・親潮・霰・朧…遠征組。1-1しか経験したことのない遠征組。基本的にドラム缶満載、萩風には索敵のために電探を一枠。

○第二艦隊
鬼怒・鳥海…
日本の巡洋艦として採用。ボスマスは制空取れるので、二人とも弾着可能な装備構成に。千歳には途中から司令部を装備。
朝霜…1スロ先制対潜と夜戦連撃。
山風…1スロ先制対潜に大発2スロ。多分主砲二本持たせた方がよかった。
阿武隈…先制対潜と先制雷撃。
敷波…遠征組。連撃と、申し訳程度の対空CI。

A勝利でTP84、9回の輸送が必要となります。
まず、千歳・由良・朝霜・山風・阿武隈はE6-3想定で採用したメンツです。それぞれ6-3とやっていることは異なりますが、ここでも皆何かしら器用にこなしてくれています。
そして、一番言及すべきはなんといっても、今までろくに出撃させてこなかった遠征組(萩風・親潮・霰・朧・敷波)を採用している点でしょう(敷波は2022冬でルート固定要員として採用しましたが、練度的には遠征組とあまり変わらない)。無論改ニはなし、さらに練度が40~60…1-1しかまともに出撃させたことのない子達をイベント後段甲海域の最終ゲージに起用するという…艦娘からしてみれば暴挙に等しい採用。結果、この子達にはたくさん負担をかけることに…..。


では結果です。
A勝利9、撤退13、C.D敗北6、逸れ2の30出撃。
道中対潜支援、C敗2回を喫した後に決戦支援も導入。
一海域分くらい出撃が嵩んでしまいました。やはり鬼門はTマス、単縦陣や警戒陣では攻撃回数も相まって高確率で大破を量産、輪形陣でもヌ級の攻撃だけは油断なりませんでした。そして、思ったより響いたのがボスマスでのC.D敗北。なんと最終的なA勝利率はわずか6割にとどまってしまいました。第一艦隊は火力不足、ボス夜戦を考えて戦力を厚くした第二艦隊は輸送護衛部隊の補正の影響で命中が下がっているため中々攻撃が当たらず…ほとんど夜戦での勝負になっており、ギリギリ4隻撃破できたパターンも少なくない…という感じ。無謀ではないけど流石に少し無理がありました。改善策としては、やはり輸送装備をおろして10回ないしは11回くらいの輸送を許容し、第一艦隊の火力強化(駆逐を倒せるくらい)、第二艦隊は特に山風を連撃装備にさせるなど、もっと工夫できたところはあったと思います。また、そもそも護衛空母を使えば空襲は通るもののTマスボスマス共に突破率を上げられると思います。ただ、今回は護衛空母を残せていなかったのでここは仕方のないところでした。札関係上、実践経験の少ない子を入れるのは仕方なかったにせよ、そこを装備で補うのが提督の役目。このE4-2は、今回のイベントで一番采配を誤ってしまったと感じるゲージになりました。

E4総評

2022冬・春と、前段と後段からなるイベントを経験してきて、E4は後段のウォームアップ(冬は少し違うか?)のような感覚で、比較的簡単…とりわけ今回は潜水ボスの戦力ゲージに輸送ゲージと、水上艦相手の戦力ゲージがない分、一層準備運動のような感覚で挑んでしまったので、E4-2を中心にかなりの苦戦を強いられることとなりました。結果的に本当に最小の戦力でクリアできたからよかったものの、攻略中のメンタルの乱れ具合は今イベント屈指のものでした。今の私のような、甲作戦などの自分の戦力より一つ背伸びをした難易度に挑み始める時期の提督は、一度はぶつかる壁なのでしょうか。今はクリアできただけよしとして、何より何度も出撃を繰り返してくれた艦娘たちに感謝し、今後に活かそうと思います。


E5【反攻上陸!トーチ作戦】

難易度選択

いよいよ今イベントの作戦名にもなっているトーチ作戦、前段はIF作戦でしたが、後段E5にていよいよ本作戦の実施段階に。うち鎮守府も各段階に艦娘を配備、準備万端といったところ(訳:札割り振りはできてる)。ということで、今回も乙ないしは甲に挑戦しようと思います。さて、どちらにするのか…ですが。少しネタバレになってしまうのですが、今回のE5…特に最終ゲージE5-4。ここは甲と乙ではかなり難易度が違ってきます。軽くこの認識を前提とした上で、E5報酬に目を向けてみましょう。

まず、装備面で大きいのはE2でも報酬となっていた熟練甲板要員+航空整備員。E2では甲限定でしたが、E5では乙以上で入手可となっています。こちらの強さはE2の項でも説明した通りですが、無論複数あればさらに便利なのは言うまでもなく…実を言えば乙以上でもらえる装備は後述する艦載機がメインといっても過言ではないのですが、こちらもオマケというにはあまりにも強すぎる装備。後述のものと合わせても乙以上でクリアする価値は非常に高いと言えます。

ではそのメインの装備の紹介を。乙以上でまたもや新たなコルセアシリーズ、AU-1が入手可能。E2のF4U-2 Night Corsair、E3のF4U-4に加えて今回新実装3機目、いつもの爆戦タイプのコルセアです。さてその性能はというと…。F4U-4に一歩劣るものの艦爆としては破格の対空9、彗星江草に肉薄する爆装12(F4U-4は爆装6と低め)、とここまででも十分すぎるスペックですが、これに加えなんと火力3雷装6。雷装と爆装を持ち合わせ、さらに火力値もつくことで砲撃戦火力は一気に一位(E5実装時点)に躍り出ました。これに加え、射撃回避弱持ち。命中値がないという点のみがネックなものの、高い水準の制空補助をしながらも最高の砲撃戦火力を持ち合わせ、さらに射撃回避があるため枯れにくいという、まさにスペックだけ見れば汎用性最強。今までの爆戦を過去にしかねない新人が実装されてしまいました。無論その性質上、支援艦隊用の艦爆としても無類の強さを発揮します。

次に、甲限定で特大発動艇+III号戦車(北アフリカ仕様)。こちら、カタログスペックとしては特大発動艇+戦車第11連隊の対地性能に微々たるステータス上昇のみなのですが….。似た名前がE4で出てきましたよね。そう、E4乙以上で入手できる大発動艇(II号戦車/北アフリカ仕様)と同様、この装備は今イベE6攻略用装備といっても過言ではないということです。つまり、これがあるかないかでE6の難易度は大きく変わります。個人的にはE6を甲でやるなら欲しい装備。この時の私は札配分こそすれど、E6を甲でやる予定などなかったのです。その上、前述したようにE5は乙と甲の差がかなり激しい海域でもあります。そんなわけで私が選んだのは….

流れ通り。乙を選択しました。正直、ここまで全海域乙以上を選んでいたので、ここを乙でクリアできれば御の字でした。というわけで、E5攻略、スタートです🍣

ゲージ1 (輸送)

第一ゲージは遊撃部隊による輸送。対潜に水上、空襲とマルチな能力が求められるオーソドックスな輸送。ボス編成には確定でPTが2隻出てくるのでこちらの対策も….いややること多いね??
編成は高速統一で空母を入れる編成がベターかも。戦艦はお好みで、Cの通常マスでの雷撃事故の回避や、ボスSを狙うとなると入れた方が良いかも。では道中含め敵編成。

・道中
A(潜水)…いつもの。ただし、甲ではないのでかなり弱い。甲の潜水最強編成
      がフラソ1のエリソ4なのに対して、乙では一番強くてもエリソ3に                    ノーマルソ級1。装甲の高めなフラソがいないのは勿論、最大4隻 
                  なので本体でカバーするのもハードルが低め、なんなら的が減って
                  いるので対潜支援が非常に刺さる。対潜支援あれば、警戒陣と合
                  わせて本体対潜ノーマークでも良いんじゃないかってレベル。確
                  実に通る潜水マス一つとっても乙と甲の差が顕著に見えてきます。

C(通常)…巡洋艦と駆逐から構成された編成。警戒陣でどうにかなります。
    この後連合でこのマスを通ることになりますが、この上なく厄介な
    存在になります。震えてマテ

E(空襲)…反跳爆撃。恐ろしさはE4の項でお話した通り。今回は秋月型を投入
    しているので、対空CIが発動すれば脅威は少なめ。秋月型、強い、
    エロい

・ボス
いつものようにネ級改旗艦、ヌ級とPT2隻が厄介か。戦艦空母一隻ずつ入れればS勝利も狙える。基地も使えるので、今回こそは着けばA勝利はほぼ確定する。

というわけで編成。

浦波・狭霧…またもや遠征組から選出。ドラム缶持って奮闘!
磯風…当初は潜水マスケアのために先制対潜可能か日本駆逐として起用したが、前述の通り対潜支援でどうにでもなってしまうのでドラム缶を満載。増設にはPT対策に見張り員を装備。
翔鶴…日本正規空母から選択。バランスの良い搭載数でボス優勢、基地込空襲優勢を維持しながら艦載機特効の乗ったFBAを撃てる。言い忘れていましたが、ここE5もE3と同様、艦載機特効があります。
金剛…日本の高速戦艦から選択。オーソドックスな装備。やはり戦艦がいるだけで安心感が違うんだわ….
冬月…反跳爆撃メタ。発動率は少し怖い…が、個人的に反跳爆撃には安定性より爆発力が大事。増設に機銃を搭載、小口径と併せてPT対策を。
酒匂…幸運を活かしてネ級撃破を狙う。増設込で見張り員と機銃を搭載し、PT対策をしてみる。駆逐ではないですが、命中率は悪くないです。

・基地
陸攻部隊をボス集中、陸戦部隊を空襲集中が基本。色々試行錯誤しましたが(陸攻部隊道中分散とか)、最後までしっくりこないまま終了。空襲が潜水に通常を超えた先にあるので、気持ち重めに処置してみたり。ただ、どこかで割り切った方が正直楽でした。

(とんでもなくお腹減ってて文章がどこか淡白w)

ということで結果です。
撤退8,A7,S3、気づいたら終わっていましたが、意外と撤退が重なった…。やはり、対空CIが発動しなかった時の空襲が辛いというのと、Cマス警戒陣がそこそこ辛い。しかしながら、対策できることもあまりないのでここに関しては仕方なかったのかな、と。ボスS勝利は3にとどまりましたが、酒匂のピャンが決まっていればS勝利取れた出撃もしばしば。酒匂にとっては慣れない戦闘、もう少ししてたら感覚を掴んでいたはず!
次は地上型が出るギミックです。

ギミック1

揚陸艦を含めた編成でACFG1Iの最短ルートを通れる。低練度の2nd神州丸を駆逐と交代で採用してギミック1を攻略しました(編成写真忘れました。メンゴ🙏)。

・Fマス航空優勢×1
翔鶴と神州丸で制空を稼ぐ。翔鶴がFBA維持しながらでも3/5パターンの編成に対して優勢が取れるので、後述するギミックと並行可能。

・IマスA勝利×3
Iマスは集積地旗艦の対地マス。飛行場姫やPTもいるので、こちらも対策が必要。しかしながら、乙であればA勝利可なのでそこまで苦労しないはず。集積地は陸上型なので、庇われない…つまり攻撃を吸引してしまう可能性はある。運悪く集積地に攻撃が多く吸われない限り、着けばほぼ達成可能。
また、Iマス含め通常戦闘が3回、ゆえに道中砲撃支援を出す価値がかなり高め。道中も事故要因はそこそこあるので、支援を入れればスムーズにいくはず。
ちなみに甲作戦ではS勝利が要求される。つまりここでも対地艦を切らなければならないが、ゲージ1が輸送ということもありここで大発艦を切っている場合も多いはず。揚陸艦も組めるので、恐らくそこまで苦労しなさそう(対地艦が少ない場合タゲ運にはかなり左右されるが、揚陸艦含めて対地艦2隻くらいで無理なく攻略できそう)。

                  ※需要の増すAB艇と武装大発。二つくらい欲しいなあ


ゲージ2 (輸送)

ギミックをクリアすると出てくる東方の航路、連合艦隊での輸送です。また輸送です。今回は水上打撃部隊での出撃、編成の自由度は高め。輸送ゲージということもあるので、E6~E5-3までで使う戦力から逆算して艦娘を採用。ボスは弱め、道中も十分対策可能な範疇。

・道中
A,Cは上で説明したので省略。
F,L…Eと同じ(反跳爆撃)
J…Aと同じ(潜水)
N1…PTのみで構成された、PT艦隊。非常に厄介そうな艦隊…に見えるが、こ
    ちらは水上部隊なので第一艦隊の攻撃(戦艦入で二巡)と第二艦隊の攻撃
       を終えてからの雷撃戦となる。ただし、第一艦隊の命中は元々下がって
       いるので、装備で対策してもなかなか当たらない。第二艦隊の攻撃は一
       巡しかしないが、命中率はそこそこなので主にこちらで対応したいとこ
       ろ。また、相手は梯形陣のパターンもあるので、その場合は雷撃命中も
       (比較的)低め。

まとめると、潜水2 ・反跳爆撃空襲2・通常1・PT1と中々長い道中。
支援は対潜支援を選択して第二艦隊の負担を減らすのが良さそう。

・ボス
普通。旗艦も乙であれば装甲は200を切るのでCIなんかでS勝利を狙うのもアリ。いずれにせよ、こちらの戦力は十分なので着けばA以上は安泰。
そして戦闘曲が非ッッッ常にかっこいい。

では編成〜

○第一艦隊
Littorio・Roma
…戦艦枠として採用。実は二人ともE3で邂逅した現地合流組だったりする。実は、当初はダコワシ採用予定だったのだが…流石に過剰戦力&E6でもアメ艦として特効を貰っているので、良い変更だった。いやまじでダコワシは過剰すぎ(戒めの2回目)。
瑞鶴…軽空母2を採用する余裕はなかったので正規空母1を選択、瑞鶴は日本の正規空母から選択。もうここまでくるとあまり戦力が残ってない。空襲拮抗、ボスは神州丸と合わせて優勢をとりながら艦載機パズル意識のFBA。
摩耶…道中にて反跳爆撃を2回通るので虎の子摩耶様投入。今後は反跳爆撃の出るゲージは強めの連合艦隊で通ることになるので、ほぼ心配ナシ。また、いつものアトランタ砲を副砲にすることで、機銃+副砲+昼CIでPT対策。これがまた意外と当たる。第一艦隊なのにすごいね
睦月・如月…遠征組から比較的役割の薄い第一艦隊にて起用。PTマス対策をしながらドラム缶で輸送量調整。しかし、ここまでしても如月の砲撃さえ命中が安定しなかった。やはり第二艦隊に施すPT対策の方が効果が出るのかも。….もうここまできたら改二にしてあげればよかったのに()

○第二艦隊
神州丸…制空補助しながら大発で輸送。揚陸艦使えてウレシイ
浜風・時雨…先制対潜。道中潜水二戦なので対潜支援はコスパ○。
乙なので、先制対潜一枚にして時雨にCIさせるのもありだったかも。
川内…軽巡枠。副砲とか機銃載せてPT対策するのがよかったかも。
副砲2であれば多少のPT対策と夜戦連撃を兼ねられる。
…遠征組より。汎用対空CI装備だが、優先度は摩耶様の方が高いのでモーマンタイ。保険です。
雪風…2号です。夜戦CIでボス撃破狙い。春イベの時に空けた増設と1スロでPT対策も兼ねたり。🦫

○基地
陸戦部隊を空襲2マスに分散、陸攻部隊はC(通常)マスに集中。ボスは着けばA余裕なので道中全振り。軽い対潜支援といえど、支援を出していることには変わらないので、道中撤退を嫌った感じ。ボスS率は高くないので、ここは好みかも。

結果は1S,7A,2撤退(空襲とPTマス)。対潜支援のみ終始採用。非常に長い道中ではあったが、特に苦戦もなく安定した攻略ができた。何よりボスマスの曲が良いので、モチベはずっと高かった。地中海棲姫、顔がいい。

甲では第三ゲージ解放ギミックがあるが、乙以下では第二ゲージ攻略後すぐに第三ゲージ出現。ちなみにギミックは超簡単(第三ゲージ道中の通常マスでS勝利)。甲だとしても、ここでの新たな戦力の投入等は必要ないでしょう。


ゲージ3 (戦力)

なんだか久しぶりな戦力ゲージ。そして、E3札地中海連合艦隊の合流。
ボスは泊地水鬼や飛行場姫を随伴に携えた集積地旗艦の地上型編成。PTも勿論います。しかしこちらは地中海連合艦隊…つまり大和型2隻中核の連合艦隊、戦力は十二分であります。(なぜか)対地装備もしっかり積める大和重の特殊砲撃で蹴散らそう。

・道中
ACFJ省略
M(通常)…ル級2隻が構える水上部隊。こちらが全力でも事故る時は事故る。

・ボス
集積地は耐久3200(甲で4800)と、装備さえしっかりしていればワンパンも可能。泊地水鬼には各種対地装備の他に艦爆2積みで大きなダメージが入るので、空母でも対策可能。飛行場姫も各種対地装備で殴る。ただ、集積地と違って改修した陸戦隊や内火艇でワンパン…とはならないので、重巡以上の艦には三式弾なども忘れずに。いずれにせよ、大和タッチを耐えるものはいない。削り段階ではPTが出現する。ラスダンではPTがレ級になる()他、集積地が壊になり回避が上がる。些事。

では編成。

メンツはE3-2と同様。雑に紹介して逝く。
○第一艦隊
大和…改修maxの陸戦隊内火艇セットで全てを刈り取り燃やす。
武蔵…三式弾と徹甲弾の弾着で集積以外を刈り取り燃やす。
Ark Royal…泊地水鬼対策に艦爆2積み。艦爆2積みは一応PT対策にもなる。
コマちゃん…制空補助と対地。強いわ〜
伊勢…制空補助に主主徹瑞セット。大和型がなんとかしてくれる。
Atlanta…艦隊の強力な傘。

○第二艦隊
隼鷹…夜襲構成(雑)。相手は通常艦隊なので、艦戦の制空値は適応範囲外。
プリンツ…三式弾と昼夜連撃。
北上・シェフィ・綾波・Jervis…対潜。対潜くらいしかやることがない。

○基地
2部隊ボス集中。PTと水上艦、砲台を倒せれば大和で終わる。PT落としてくれたら御の字。

結果!!
削り4Sのラスダン1A挟み突破、合計6出撃。準備運動ですね、大和さんの。
道中砲撃支援を入れていたので、撤退もなし。…..もう言うコトない!

というわけで、ギミックも挟まずE5-4に突入であります。

ゲージ4 (戦力)

E3ぶりの対水上艦戦力ゲージ。輸送に対地、聞いていた通りではありましたが….欧州遠征、長丁場ですね。さて、E4は甲で大苦戦していましたが、E5は乙にてここまで意外とサクサク進んでおります。軽く耳に挟んだ前情報だと、ここE5-4ボスはE3-2の強化版…そして、こちらは空母機動部隊で挑むということになっているとか。E5-3と同様に地中海連合艦隊札の強力な艦娘が起用できる他、機動部隊なので空母の追加投入も必要になってきます。さらに艦載機パズルはここでも健在。機動部隊ということもあり、E3-2よりこの要素は戦力に大きく影響してくると言えるでしょう。

さて、編成ですが正規空母と軽空母それぞれ2↓の軽量最短と、なんでもありの最短+2戦(通常と空襲)ルート、その中間(最短+空襲)があったようですが、うちは一先ず札を最小限に抑えられる軽量最短で臨むことにしました。最短とは言いつつ、軽空母込みで空母を4隻入れることができるので、制空などにおいて重量ルートと決定的に違うということはないように感じました。E3-2では、正規空母からArk Royal、軽空母に隼鷹を採用しているので
正規空母と軽空母から一人ずつ、計二人の空母の採用が可能です。

・道中
各マスの詳細は省略。
しかしながら、今回は二戦目の水上戦を機動部隊、つまり第二艦隊始動で抜けなければならない。ここCマスは、警戒陣パターンもあるので、これを引くと機動第二の命中低下も相まって全然攻撃が当たらず大した損害も与えられないまま雷撃戦にもつれ込んでしまう。無対策だと苦戦するのは確かだろう。潜水マスが二つあるので対潜支援はコスパ良し、空襲も問題はないため、二戦目を除けば比較的楽な道中となっている。

・ボス
旗艦に試作空母姫、随伴に複数のネ級改や、空母夏姫IIを擁する機動部隊。姫級2隻は勿論、イロハ級の中でも制空の高いヌ改IIもいるので、制空が非常に高くなっている。その制空の優勢ライン、乙で800台(削りラスダン)、甲になると削りは800台だが、ラスダンはなんと1200を超える(甲のラスダンで初めて空母夏姫IIが2隻になる)。この制空の大きな壁こそが乙と甲で難易度が大きく違っている要因である。しかしながら、第二艦隊は温情、第一艦隊の中核を担う空母達も中破で止まるということもあり、ある意味では見た目以上の脅威は制空以外ないと言える(見た目だけで十分マズイが)。つまりやることは単純明快、優勢をとって空母と大和型で殴り合う、これである。乙では最終の制空優勢ラインも800台に落ち着くので、空母4隻(最短で正空2、軽空2)の力で優勢を取ることはそう難しくない。少なくとも乙以下ではそれが現実的な範囲でスマートな方法のように思える。ただ、拮抗編成などが出ているのは大和型の特殊砲撃や空母の艦載機特効の乗った砲撃戦が強いからであり、これもまた一つの手段と言える(私のE3攻略みたいに)。

           ※ラスダン。削りはネ級改が一隻になるとか。制空に大きな変化ナシ。



隙間話。今回のE3-2とE5-4は敵編成がかなり似通っている。旗艦が空母、随伴に空母夏姫IIが難易度によって1~2、ネ級改が1~2、ヌ級改が1、第二艦隊は全体的に弱め…など。制空もかなり似ていて、旗艦とヌ級改一隻は多くの難易度で変わらず出現するため、大まかな制空の違いは空母夏姫IIの数に影響されると言える(全難易度通して、空母夏姫IIが2隻で1000~1200、1隻で800~900くらい)。イベント中はE5-4はE3-2の強化版と言われていたが、それは旗艦の制空がE5-4の方が若干高くっていた故である(実は甲ラスダンを比べると、第一艦隊の随伴の変化はない)。また、半径は8(E3-2)から9(E5-4)と伸びていて基地の要求が高くなっているのは確かなので、実際強化版というのも事実である。…と、このように相手の状況だけ見れば強化されているのは確かであるが、状況が変わっているのはこちらも同様。何より、E5-4では機動部隊を組めることが一番大きい。最短ルートで考えても、持ち込める空母戦力はE3-2が(正空1 or 軽空2) and 軽空1 が最高だったのに対し、E5-4は正空2 and 軽空2 と大きく制空を稼げるようになっている。情報だけ見たらE3-2の強化版と聞いて驚いたが、やってみたらE3-2より制空を稼ぎやすくて簡単だった、という提督も多くいたそう(艦載機特効が強いのも相まって、火力源となる空母が増えたのも大きい)。…と、こちらの状況の変化は全難易度に言えるお話。第一艦隊随伴がE3-2とE5-4で変わっていないというのは甲のお話である。ではこれ、私がやった乙ではどうであったかというと…。前述した空母夏姫IIの数によって制空が大きく変わるという話、覚えているだろうか。では、E3-2乙とE5-4乙、ラスダン時のそれぞれの空母夏姫IIの数はというと…E3-2で2隻、そしてなんとE5-4で1隻。減っているのである。これ実は、乙で比較するとE5-4、完全に弱体化しているのである。具体的に言えば、E3-2乙は優勢ライン1100程度だったのがE5-4では850程度に。ものすごい減りようである。こちらが強くなっているのも相まって、主要の正規空母達にFBAを載せてもまだ優勢ラインには余裕があるほど。また、第二艦隊の処理では…E3-2は水上部隊、つまりこちらの第二艦隊の砲撃戦を挟まずに第一艦隊の2巡目の砲撃戦が敵第二艦隊に吸われる可能性がある。つまり、なるべく開幕の基地や航空戦で第二艦隊を減らす必要がある(できれば陸攻部隊で手数を稼ぎたい)。こんな理由に加えて、E3-2ボスマスは半径も8と短くないので、陸戦部隊が戦術的にも物理的にも送りにくい場所となっている(制空削りがしにくい)。対してE5-4、こちらは機動部隊なので、開幕で第二艦隊を落としきれなくても第一艦隊の2巡目の前に第二艦隊の砲撃戦を挟むので、開幕で第二艦隊を落としきれなくてもリカバリーが効く。つまり、戦術的に陸戦部隊を送り込みやすい(半径は9だが)。…..まとめると、E3-2乙とE5-4乙の比較では、空母夏姫IIの数・連合形態による制空の取りやすさ・連合形態による戦闘の仕様…など、あらゆる面においてE5-4の方が戦いやすい相手となっている(厳しいのは半径くらいか)。というわけで、結構アッサリ目に終わっちゃいます。以上、乙視点で見た時のE3とE5の比較についての長い隙間話でした!



 閑話休題、編成に入ります。

ガバ。大和は水戦の代わりに主砲3本でした↓  武蔵は46改の代わりにIowa砲とか持ってたと思う。

○第一艦隊
大和・武蔵…勿論E3から続投。実は装備ガバりまくってる。後述。
アーク・サラトガ…サラは新規投入。このゲージのために白から黒に。前述の通り、空母は艦載機特効によって非常に大きな戦力となっているので、中破でも止まらない装甲空母はかなり有用。大和タッチに割り込む可能性があるものの、ネ改さえ一撃で落としうる火力でタゲを減らせる可能性があるので、E2報酬の熟練スパナを増設に装備。アークはE3の艦載機の枯れ具合から当初はインピにしようとしていたが、やってみたら全然大丈夫だったのでこのまま続投。ただ、艦載機特効の最大倍率はサラに譲ってもらった。
飛鷹…軽空母枠で新規投入。搭載数が多いので制空を稼いでもらう。
アトランタ…艦隊の強力な傘(2回目)。防空の心配はまずない。

○第二艦隊
シェフィ・綾波・Jervis・隼鷹
…E3から続投。シェフィには削り時先制対潜させてたり。基本皆魚雷or夜襲で。
長波…駆逐3↑の条件を満たすために起用。E6は純粋な夜戦火力のみが求められる場所ではないので、ここで高火力な長波サマを迷いなく採用。
山汐丸…泊地艦として採用。艦戦による大きな制空補助も可能なので、本当に強い。削り時は第二艦隊旗艦にして守ってました。

○基地
2部隊ボス集中。陸戦部隊で制空を削ってから(劣勢)、陸攻で手数を稼ぐ。
上の写真ちょっとガバってて、陸戦部隊の隼II型なのですが、一機だけ☆4です。これがないと劣勢取れない。

ということで、早速ですが結果。
削り 撤退1の5S、ラスダンは破砕ナシ2到達目でクリア。
破砕ナシで突っ込んだら、昼戦までに随伴全滅、旗艦中破。1発クリアかと思ったら隼鷹以外のカットインが不発だったので2出撃目でのクリアになりました。
結果から言えばE5で一番楽、いやむしろ形としては今イベント一美しい攻略。大和タッチは勿論、空母…特にサラの砲撃戦が強すぎる。中破でもネ改をワンパンしたときは流石にびっくりした。相手には中破で止まる空母が3隻もいる(しかも射程超長)影響で、完全Sなんてことも。制空とって弾着に空母CIで殴る。めちゃくちゃ楽しい場所でした。

…とまあ、結果だけ見れば良い感じに終わらせられたのですが…実は装備があまりにもガバガバだったということに気づいたのは削り終了時に一回、そしてクリア後に一回。
ではまず、最初のガバ。「削り時途中まで優勢取れてなかったらしい」から。
初っ端からひどいガバ、そういえばカットイン出ないな…?じゃないんですよ。原因はズバリ基地の熟練度。前述した通り、この時採用した陸戦部隊は改修の星一つで劣勢か喪失か分かれるくらいギリギリだったのですが…恐らく、初戦を熟練度不足で挑んだせいで、第一波喪失→(熟練度剥がれる&本体優勢取れない)→勿論次戦も熟練度剥がれたままなのでループ…という感じ。多分3,4削りした後に気づいて熟練度付け直しました…
そして次のガバ。
大和型の装備。これ、武蔵のタッチ最高倍率取れてないんですよね。大和型電探は一つしかないので通常スロに入れることになりますが…大和に主砲3載せていたので一つを水戦に、そうすれば武蔵の水戦を電探にできます。
なんかもう色々ガバガバ(攻略面でも記録した編成面でも)なので、ちょっと今一度最適化した編成組んでみました。

本体優勢を維持したまま、
・武蔵はタッチ倍率最大(大和電探じゃないので厳密には最大じゃない)に
・飛鷹にFBA装備に

…こんな感じで、無視できない強化の余地をみすみす見逃していたことが判明。勝てたから良いものの…ちょっと根本的なガバが多すぎた…
いやしかし。本当に提督がこんなにガバガバしててもすまし顔で勝つうちの子たちすごいな…!?(親バカ)

E5総評

文字数嵩んできたので簡潔に。E5という後半の海域、今イベでは最後になる純粋な対水上戦。これを札制限のある乙で難なくクリアできたのはそこそこの自信に繋がりました。しかしながら、イベント中の他の提督さんの声や、この記事を書きながら調べた情報を改めて見返すと、(無論海域によりますが)甲と乙の間に大きな壁を感じました。全海域甲の金勲章で埋められる日は果たして訪れるのでしょうか。…と、まだイベントは終わっていないんでした。次はE6、今イベラストの海域です。ほんとヘビーだねぇ

E6 【カサブランカ沖海戦】

難易度選択

さあさあやってきました、長い長い欧州遠征もこの海域で一区切り。最終海域、E6の開幕です。今回の…という最近のイベントの最終海域は、札制限が甲でのみ適用…つまり乙以下では札フリーなことも多く、私のような初心者提督でも、少し背伸びして乙難易度に挑戦!なんていったことも可能になっています。ということで、とりあえず乙以上挑戦は決定として…問題は甲を選ぶか否かです。ここまでで戦力が残っていなければ迷いなく乙を選ぶのですが…はい。E4やE5序盤で遠征組を多く起用し戦力の温存をしたことで、辛うじてE6の札が組めるまでに艦娘が残っているではありませんか。というわけで選んだ難易度は…と、その前に例の如く報酬装備紹介。

まず、丙~乙では選択報酬に16inch三連装砲 Mk.6 mod.2、俗に言うダコタ砲とカタパルト。どちらかを選ぶことができます。ダコタ砲は丙では☆4、乙では☆8がついた状態でもらえます。大型主砲の改修度は連合艦隊での戦艦の砲撃命中率に大きく関わってくるので、かなり美味しい…上に、ダコタ砲自体の性能もそれなりに強いので、これだけ見れば良い報酬なのですが…。ダコタ砲は持参艦がいる上に改修も可能なので☆8だとしても最短8日で最小限の消費で作れ、さらに対抗馬が恒常入手はイヤーリー、私くらいの提督歴だと喉から手が出るほど欲しいカタパルトとなっています。ここは人によって選択が分かれるところでしょうが、少なくとも提督歴が浅いほどカタパルトを選ぶ人が多くなっているのかなと感じます。ちなみに甲以上だとダコタ砲が16inch三連装砲 Mk.6+GFCSに取り替わっています。これは過去の入手手段がランカーで一回、イベントの甲報酬で一回となっており、改修更新での入手も不可能なため、対抗馬がカタパルトといえど選ぶ価値は十分にあるものとなっています。

次に、乙作戦以上でMosquito TR Mk.33が入手可能。紅茶の国の艦上攻撃機、肝心の攻撃性能は雷装8と控えめですが、爆戦並の対空5、そして対空射撃回避弱を持ち合わせています。通常海域では攻撃機のみでの制空調整に役立つ… かも…といったところ。今回追加されたコルセアシリーズと共に、戦闘機ではない種類で制空を大きく稼げる機体の一つと言えます。しかしながら、周回が主な通常海域で雷装8という値はどうしても無視できないところ。この機体の大きな価値は欧州イベントでの艦載機特効にあります。艦載機特効…本文でも時々出てきたワードですが、これは特定の艦載機が属するいくつかのグループから艦載機を組み合わせて搭載することによって、異なるグループの数だけキャップ後攻撃力に乗算補正がかかり、空母が超強化するシステムのことです。このグループの分類がややこしいので艦載機パズルなんて言われていたりします。そしてこのグループ、全部が全部均等またはランダムに艦載機が割り振られているのではなく、比較的入手の難しい艦載機が集中するグループが存在します。つまり、最大特効倍率を得るためには、そのレアな艦載機が属するグループから必ず艦載機を選ばないといけません。私は今回のイベントではそのグループに属する艦載機を一機しか持っておらず、最大特効倍率を得られる空母が一隻に限られていました(E5ではサラトガに最大特効、アークには泣く泣く二種特効を付与していました)。しかしこの紅茶艦攻。なんとこのグループに属する艦載機の一つとなっているのです。つまり、来年の夏イベで再び艦載機特効が実装された時、この子は少なくとも私の鎮守府では唯一無二の活躍をしてくれることになります(イベントに役立つ回避弱も嬉しい)。そんなわけで、コスパはともかく個人的には長い目で見て入手しておきたい一機です。

さて、最後にここE6の目玉報酬。甲作戦クリアで入手可能なのが…今イベント実装3機目の爆戦コルセア、コルセアシリーズだけ見ればナイトコルセアも含めて4機目、F4U-7です。こちら、E5報酬のAU-1と性能が非常に似たものとなっている互換装備。雷装と対空が若干高い代わりに(雷装8・対空10)爆装が僅かに低く(それでも爆装11)、砲撃戦火力はAU-1を僅差で上回り堂々の一位。さらに、対空射撃回避弱がついている部分も同様です。このようにAU-1とほとんど同じような性能となっており、その強さはAU-1の項(E5難易度選択)で説明したので省略しますが、単純にこの強さの機体がもう一つ手に入るというだけで破格の報酬、是非とも手にいれたい一機です。

というわけで私が選んだ難易度は….当たって砕けろ、甲挑戦!!!!!!!
とりあえずやるだけやってみる、E5甲報酬の北アフリカⅢ号戦車がない点だけが心配…いや、何もかも心配だけど。引き時見極めながらとりあえずやってみるのです。というわけで、初めての大型イベント、初めての全海域札制限ありの難易度、初めての甲種勲章入手のチャンス。初めて尽くし、今イベント…その最終海域E6の開幕です。

ギミック1

・CマスS勝利×2
後述するE6-1の編成を使います。道中は潜水1戦、Cマスも弱いので問題なし。問題はこのCマスが第一ゲージを挑む上で突破しなければならない道中になってしまうということだけである。

 ※事故る未来しか見えない


ゲージ1 (輸送)

砲台旗艦、謎である

軽巡1、駆逐3を含んだ正規空母ナシの遊撃部隊で集積地や砲台が中核の陸上部隊が相手のE6一本目。また輸送かよ。比較的自由度の高い編成条件なので、集積地対策ができる艦娘なら軽巡駆逐以外にも…そう、つまり揚陸艦が大活躍します。無論札に余裕があるなら駆逐などの方が良いですが、今回のイベントは輸送や対地の多さから熟練提督でも大発艦の割り振りに苦労したそう。揚陸艦などもフルに使って札を節約していくのも、悪くない選択かもです。

・道中
B(潜水)…甲なので最大5隻のエリート以上のソ級が出現。警戒陣があるもの
    の、少なくとも閉幕雷撃は撃たせないような装備構成にしたいとこ
    ろ。

C(通常)…制空、砲撃戦火力が異常に高いヌ級IIに、やはり軽めの遊撃部隊に
    は少し荷が重いフラリ2隻にツ級。しかし、E6では初手から基地を3
    部隊出撃させることが可能なので、なんとか手は回りそう。

D2(通常)…軽巡以下の水雷戦隊だが、どいつもこいつも雷撃が非常に怖い。
     残念ながら警戒陣パターンも存在するため、警戒陣の回避補正が
     乗らない開幕でとにかく手数を稼ぎたいところ(私は祈りを捧げ
     た)。このマスのために戦艦を入れるのも十分アリだと思う。

・ボス
耐久3200の集積地×2と砲台3、残り一枠ヌIIかPT。安定化やギミックでのS勝利では集積地対策が必須であるが、旗艦は砲台。最低でもA勝利が必要なため、集積地対策は必須、しかし耐久は低めなので最悪内火艇乗らずともなんとかなる印象だった。ヌII編成に備えて制空を盛っても良いが、陸上型5隻の対空砲火がえげつないので道中安定に空母には手数を重視した構成もありだった…..かもしれない。いずれにせよ道中ではヌIIが出てくるので、これに合わせて優勢ラインを確保しておけばボスでもほぼ優勢となる。

では編成〜

これでも結構練った装備構成…()

あきつ丸…陸軍から緊急の助っ人、3200集積地×2の編成を相手に唯一内火艇を持てる艦娘である。当然、燃やしまくった。
初霜…準集積地対策要員。内火艇装備不可なのであきつ丸と違って安定してワンパンすることは難しいが、この装備でも十分集積地には効果的。
日向…道中安定も考えて戦艦として採用。水戦は制空補助になりだけではなく、PT対策にもなる…一枠だと効果は実感しずらいが。増設機銃や、場合によっては主砲を片方副砲にしてもよかったかもしれない。というか主砲2本装備なら道中安定のために徹甲弾より水偵がよかったのでは…?砲台への打点も考えると一長一短でしょうか。
Perth…副砲と見張り員でPT対策しつつ、WGで砲台の相手も。WG一枠でも三体いる砲台に対してはかなりの効果、ただ一つ惜しかったのは副砲二枠目はPTの命中に補正がかからないこと!
谷風・天津風…甲の潜水マス、警戒陣があるとはいえ流石に二人くらいは対潜担当を用意しておきたい。ということで、二人を採用。谷風には小口径主砲と機銃でPT対策も。東海4機の部隊があれば二人はフリーでした(白目)。
千歳…道中とヌ編成のボス相手に優勢を取りつつ、増設副砲と艦爆でPT対策。PTが開幕で潰れることも多かったため一回しか砲撃チャンスがなかったが、しっかしその一回を当ててくれた。艦爆は対地不可のものにすることで、相手の唯一の水上艦である PT or ヌII に攻撃を限定させることもできたり。

・基地航空隊
上からC(ヌII)マス集中、ボスマス集中、B(潜水)マス集中。
出たよ東海一機

結果。撤退1、B敗1、A2、S6で輸送完了。
1/2でしか出てこないPTに意識を向けすぎた感はあるが、PTにかまってても十分S勝利が可能な戦闘の運び。E6甲、悪くない出だしです。 


ギミック2

・D3マス到達
Cマスを突破した先の能動分岐をD1マスに、D1マスで大破出ても進撃ok。
編成はゲージ1と同様。


ゲージ2 (輸送)

潜水パーティ()

輸送ゲージ6つ目、ようやく今イベ最後の輸送です。ボスは強くない上にこちらは連合艦隊なので、多少輸送装備が少なくても艦娘の数とS勝利でどうにかなる。問題はE6-3でも脅威となる道中、その一端。いずれにせよまだウォームアップなので、堅実にやっていきましょう。札は最終ゲージでまた使用するので、そこで起用する強い艦娘を入れられる。

・道中
I(潜水)…いつもの。しかし、今回は連合艦隊、警戒陣でお茶を濁すことは不
      可能。今はボスが弱いので対策できますが、今後このマスには苦労
      させられることになります。

N(空襲)… 反跳爆撃。E5やE3のようにアトランタの助けはないが、連合艦隊
      の艦隊防空で意外と事故は少ない。

O(通常)…E6の罪その一。ネ級改率いる通常艦隊、言わずもがなネ改がとにか
                く厄介すぎる。先生雷撃はなく、通常対連合で命中が下がっている
                ものの、合計42の装備命中値から放たれる砲撃は、158という絶妙
                な火力も相まって、特に装甲の高めな大型艦を1発大破にしてくる可
                能性がとても高い。今回のゲージではボスが弱めなのでこのマスで
                特殊砲撃を使用する。

・ボス
弱い。削りで確保200のラスダン優勢300ほど。旗艦はフランスパンの名を欲しいままにする戦艦仏棲姫だが…今回は弱めの個体なので壊でも装甲は300を切る。

Oマス:罪その一(1/3)。絶望です()

では編成。

陸奥はこのタイミングで改二に!

大体が最終ゲージ想定だが、軽く解説。

○第一艦隊
長門・陸奥…最終ゲージの肝。今回は純粋な水上艦敵なので一般的な構成。
イントレピッド…搭載数最高の中核となる空母。米艦には特効もあるので、FBAが出ればネ改さえ倒しうる火力に。
矢矧・鈴谷…まさかの矢矧まで制空補助に。今回は鈴谷だけで事足りているので、輸送装備を載せつつ昼連撃できる形に。
白雪…遠征組からの最後の出張、ドラム缶を満載し頑張ってくれました。

○第二艦隊
霞・早潮・夕張…E6最終ゲージは何やら大発を持てるフィニッシャーが必要らしいという情報を耳に挟み、温存してきた3人。今回は輸送や対潜などを担当してもらいます。
フレッチャー・ジョンストン…米艦に特効があるため採用。夜戦火力の高いフレッチャーを魚雷CI、ジョンストンは防空。これは最終ゲージも同様。
三隈…とりあえず残していた艦を。日進の採用場所をE6-3かE6-4で迷ってた。三隈には戦艦仏棲息姫に対して特効がある、Late 298Bを装備。道中含め連合艦隊戦がないので絶対に枯れない。

○基地航空隊
上からOマス(ネ改)、ボスマス、I(潜水)マス、それぞれ集中。
E6マップ、ボスが全体的に基地のある大陸側に配置されているため、半径が短い。ありがたい。E3,E5は見習ってどうぞ

結果。撤退3 1A 8Sで輸送完了。それなり…だけどやはりネ改マスが厄介。次のゲージが思いやられるw

ゲージ3 (戦力)

でっかいケツ、ちっちゃいケツ、そんなの人の勝手

E6、第三ゲージ、残すは戦力ゲージ2本のみ。第三ゲージの内容は対地となっています。旗艦は集積地、随伴にも地上型がひしめいているのでいつものように対地装備を…ん?何か様子がおかしい…ふむ、魚雷が?集積地に?
….なるほど?ふーん…というわけで、ほんのちょっと…いや、いつもの地上型とはかなり勝手が異なる対地戦、そして地獄の道中。E6三本目の開始です。

・道中
I,J(潜水)…いつもの対地戦闘なら第一艦隊で吹き飛ばすというのも可能で
      第二艦隊は防空や対潜、様々な役割を与えられることが多いのだ
               が…今回は事情が異なり、むしろ第二艦隊の夜戦が必須、ボスを倒
               すキーとなる。ボスについては後述。第二ゲージ同様、警戒陣でお
      茶濁しも不可能。さらに、後述する道中によって対潜支援も出せそ
               うにないので、第二艦隊と基地で潜水対策をする必要がある。
N(空襲)…反跳爆撃。連合の対空砲火で特に問題なし。
O(通常)…第二ゲージでも出てきた罪その一。そして今回はなんとこの後に
     罪その二が出てくるので、こいつらにリソースを使うことができな 
     い。さらに罪深くなったネ改マス、どうぞご堪能あれ()
P(通常)…E6道中の罪その二。戦艦夏姫、その扇情的な臀部に誰が言ったか
    ケツダイソン。はい、E2の大ボス、ここ(道中)でまさかの再登場。
    フラル×2のおまけ付き。ネ改までの装備命中はないものの増えすぎ
    た事故要員によって大破率だけはお墨付き。唯一の温情といえば、
    見た目に違わぬ装甲の柔らかさ(それでも168だけど)でうまくいけば
    何もさせずに倒すことも可能ということだろうか(射程が長なので
    ケツにル級が割り込むこともあり、相手を攻撃順にうまく倒してい
    ければ攻撃を許さないで倒すことも可能)。しかし、罪は罪。やはり
    というべきか、ひどい被害を被ることもしばしば。割り切って進み
    ましょう。

と、このように道中は今回のイベントでもトップクラスに厳しい。特殊砲撃や基地、支援をどのように割り振っていくかが重要となる。

・ボス
まず随伴から。そこそこの耐久と装甲を持った飛行場姫二体に泊地水鬼、砲台にPT。一般的な(?)陸上PT混合編成である。これだけでもかなりタフな編成なので、長門や大和などの対地装備を複数積んだ特殊砲撃艦がいないというだけで苦労しそうだが…
また、PTはラスダンで重巡夏姫に変わる。装甲200、耐久550の純粋な水上艦というだけで、艦隊全体のタフさが一層増す。
そして問題はボスの集積地。こいつがかなり特殊な仕様となっている。これについては対策も併せて後述。

ボスは削り編成、制空優勢ラインは450ほど。酷い道中である
ボス最終。制空優勢ラインは300程度に落ち着くが、重巡夏姫の強化の方が余裕でデカい。

ということで、今回新しく登場した集積地棲姫Ⅲにて超軽くですが解説。
(前提とかも相まってクソ長いので読み飛ばし推奨)

艦これの敵へのダメージ計算にはキャップ値というものが適応される。ダメージ計算の結果ある一定の値以上の計算結果になった場合、その値を超えた分のダメージの大部分が反映されにくくなり、計算結果がどんなに大きいダメージだったとしても、最終的なダメージはその一定の値を少し超えた程度のダメージに落ち着いてしまう。この一定の値というのがキャップ値であり、現在の昼戦におけるキャップ値は220である。つまり、原則昼戦において220程のダメージを大きく超えることはないのである。

例:火力200の艦娘が昼戦で与えられる実際のダメージは…
  キャップ値220より低いので、そのまま200ダメージ
  
  火力300の艦娘が昼戦で与えられる実際のダメージは…
        220(キャップ値)+√(300-220)という補正がかかり、229ダメージ

  つまり、80の差分が√のなかに入ってしまい、たった9になってしまう。

しかし、艦これのダメージ計算には火力の数値だけではなく、そこにクリティカルやカットインなど、様々な補正がかけられて最終的なダメージになるのである。そしてこれら様々な補正は大きく分けてキャップ前補正とキャップ後補正に分けられる。キャップ前補正とは、かけられた後にもキャップ値を超えない補正…つまり、キャップ前補正がどんなに大きくても、最終的にはキャップ値に阻まれてダメージの伸びが悪くなってしまう。

例:火力200×1.5(キャップ前補正)=300とはならず…
       300>220(キャップ値)なので、220(キャップ値)+√(300-220)となり
  実際のダメージは229となる。

  つまり、元々の火力がキャップ値(220)に近い艦娘ほど、特に高倍率のキ
  ャップ前補正は恩恵が薄くなってしまう。

そしてキャップ後補正であるが…なんとこちらがかかった後のダメージはキャップ値が適応されない。その性質上、かけられる元の数字はどう頑張っても220程度になってしまうため、普通であれば桁を超えるようなダメージを出すことはキャップ後補正でも難しいが…それでも無駄なく安定してダメージが伸びてくれるので、このキャップ後補正を使いこなすことは必須である…というか、これがないと多く見積もっても装甲230以上の敵は少なくとも昼戦だと絶対倒せないということになってしまう。しかし、そう身構える必要はなく、キャップ後補正というのはクリティカルなども含め、結構いろんなところに転がっている。

例:火力200×1.5(キャップ後補正)=300
  キャップ後補正なので最終的なダメージはそのまま300!


つまりは、今までのまとめとしてダメージ計算を超簡略化して書くと…

① 火力×キャップ前補正=A
 A>220の時、差分が√に入れられてAは大体220ちょっとに
 A<220の時、Aはそのまま

② A×キャップ後補正=最終的なダメージ

この2ステップの計算が行われた結果、最終的なダメージが算出される。

では火力キャップの説明をしたところで、次は集積地に対するダメージ計算のお話。集積地といえば耐久4桁がザラな超高耐久な陸上型。基本的に夜戦では雷装値を無力化するため、夜戦でもダメージが伸びにくいように思える。しかしながら、改修した陸戦隊や内火艇を装備させた艦娘がBBQしてる…なんてところも、イベントではよく見る光景である。では、一体どのようなダメージ計算が行われているのか?

超簡単に言うと、改修した陸戦隊や内火艇の同時装備によって
駆逐くらいの火力でもキャップ前補正によって昼または夜キャップに到達でき、さらにそこから大きなキャップ後倍率がかかると言うのが集積地を燃やしまくる4桁ダメージのカラクリである。ミソは、駆逐艦でもキャップ前補正のみでキャップ値に到達できると言うところ、そしてキャップ後補正がデカすぎる(ベース倍率、各船艇個別倍率(複数ok)、改修ボーナスなど)こと。
…..ん?全部ミソだこれ。簡単にいえば、キャップ前補正とキャップ後補正、どちらもめちゃくちゃでかいので、同じ装備ならば艦娘間にほとんどダメージの差が出ないこと、そしてちゃんとした装備であれば誰でも大ダメージを出せること。ここらを押さえておけばok。

しっかり装備を積めば誰でも楽しくBBQ!!

……と言う今までの常識に待ったをかける奴が。
それが、今イベE6-3ボス、集積地棲姫Ⅲ バカンスmodeである….

この集積地Ⅲ、普通の集積地とはダメージ計算が異なってくる。
しかし、ここまでのお話がわかれば理解は簡単、対策の仕方の理解も容易である。
まず、前述した装備(改修した陸戦隊や内火艇)で付くキャップ前補正が無効になる(キャップ後補正のみ有効)。これにより、素の火力が低い艦娘は、いくらキャップ後補正が大きくても乗算される元の火力が低いのでダメージが伸びにくくなる(耐久が7200なのもキツい)。つまり、ここまでで言える対策方法としては、火力をキャップ値に近づけられる大和や長門に対地装備を積むこと…である。キツいよね。ということで、もう一つの特性。
雷撃が有効及び夜戦火力が(火力+雷装)になる。そう、この集積地、水上艦扱いなのである。(つまり、先程のキャップ前補正は対地型にかかるもので、キャップ後補正は集積地型にかかる専用の補正というわけである。)つまり、この集積地Ⅲを倒すために意識することは…
キャップ後補正のある改修した陸戦隊や内火艇を装備した上で昼戦夜戦問わず素の火力をなるべく火力キャップに近づける
ということ。昼だけでいうなら前述したような素の火力の高い戦艦(対地装備搭載可)が理想の動きをできる。では夜戦ではどうか。集積地Ⅲに対しては夜戦では火力+雷装が夜戦火力となるので、この時点で駆逐艦や巡洋艦が良い仕事をできるようになるのは想像がつくだろう。しかし、夜戦火力キャップは360。まだまだ余裕がありそうである。そこで輝くのは…そう、いつもお世話になっている夜戦CI。これで夜戦の火力キャップ360に近づけてから改修した陸戦隊や内火艇のキャップ後補正をぶつける…これでようやくいつもの4桁ダメージを拝むことができる。ただ、夜戦CIのためにキャップ後補正の対地装備の数を減らす…というは大丈夫なのであろうか。ということで、主観モリモリ集積地Ⅲ対策目安装備を挙げてみる。

まず、対地装備一つ(改修した陸戦隊etc)装備の場合。この場合だと、残りスロットで連撃をさせてもそこまでダメージが伸びない。対地装備1の場合は倍率の高い魚雷CIなどを採用するのが良いだろう(例:運が高い対地駆逐や、対地装備搭載可の一部を除く3スロ軽巡など)。この場合、例えば大発系統のみ装備可(内火艇不可)といった艦娘でもこの集積地Ⅲに対しては大きな仕事が期待できるようになる。
では、次に対地装備二つ装備の場合。この場合、連撃でもかなりのダメージを期待できるようになる。陸戦隊と内火艇両方を搭載可能な艦が望ましい。(例:夕張特や増設副砲の由良など)
最後に最適解、最上特。増設副砲に主砲と対地装備3。ただでさえ高い夜戦火力で昼キャップくらいなら余裕で超えた二連撃には対地装備三つ分のキャップ後補正が乗っかり、相手を燃やし尽くす(一応大和重でも可能)。


というわけで、長くなりましたが火力キャップと集積地の基本、そして今回相手をする集積地Ⅲへの応用という順序で話を進めてきました。では、そろそろ編成紹介を。


ラスダン(優勢318)。優勢時は優勢ラインが441まで上がる。後述。

○第一艦隊
コロラド・メリーランド・アイオワ…コロラドタッチを狙う。メリコロは倍率的な関係だが、アイオワはひとまず残っている戦艦から選出。ダコワシは一緒に出撃させたいんや…
ホーネット…優勢取りつつ、艦爆2で砲撃戦を強化。優勢さえ取れればとりあえずok。
秋津洲…泊地枠。必要な分だけ制空補助しつつ、噴進弾幕発動率を上げるために機銃を装備。
阿武隈…ラスダンだとやることなくなっちゃったのでとりあえず対空CIでも。結構枯らしてくれた。削り時は後述。

○第二艦隊
鳥海…夜偵を持ちつつ、三式弾と連撃で随伴の地上型の撃破を狙う。E4-2から続投。
山風・朝霜…E4-2から続投。貴重な1スロ対潜要員。集積地Ⅲは耐久が7200と非常に高いため、下手に対地装備を積んで装甲を抜くより、連撃で割合を稼いだ方が良い場合も多い。今回は潜水マスが二箇所あるので、本体での対潜をいつもより重視。
佐渡…まさかまさかの海防艦である。削り時からなんと結局ラスダンまで編成に入ってた。役割は対潜のみだが、先に紹介したあの道中を特に問題なく切り抜けられたという事実が貴重。つまり、水上部隊であれば第二艦隊の対潜要員に海防艦は結構イケる!!…ということ(道中連合があるとちょっとキツいかも)。ちなみに割合ダメで700とか出してた。やべえ()
由良…前述したように、対地装備2と連撃を兼ねられる貴重な存在。削り時は第一艦隊で制空補助などをしてもらった。詳細は後述。
最上…ワイルドカード。後述(雑)。

○基地
上からボス集中、ボス集中、I,Jマス分散(潜水)。
削り時は陸攻部隊をO,Pマスに分散させるなどしてた。

○削り時からの編成の変遷(狙ってない)
削り時はラスダンより制空が高くなっていたので由良を第一艦隊に配備し制空補助、阿武隈は第一艦隊で陸戦隊 魚雷2で集積地への有効打を狙っていた。また、鳥海は霰(最初から鳥海で良かった)、最上はクリア直前まで千歳(陸戦隊夜戦連撃)で粘っていた。ラスダンに入り、制空が下がることに加えより大きなダメージが見込める由良を阿武隈と入れ替え、霰は鳥海に。これでしばらく粘ってみましたが、キツい道中とラスダンに入ってから重巡夏姫の加入によってタフさを増したボスに痺れを切らし、千歳を最上と交代。そんな感じ。二度とやりたくないです

というわけで結果。
削り時 D1,A5,S2 でラスダン入ってからは6A後撃破、撤退は削り含めて12回
合計27出撃!!!!!道中砲撃支援は削り時から導入、決戦支援はラスダンから。お辛いゲージでした。でも、最上さえ投入すればどうにかなるという感じではあったので、まだ良かった。
というわけで、E6三本目クリア、お次はついにE6最終ゲージです。

ゲージ4 (戦力)

さあさ、ついにやってきた最終ゲージ。こいつをかち割れば初の甲種勲章。
しかしながら胸を借りるつもりで楽に。初っ端ですが言ってしまうと、ここまでで結構記念受験ムード漂っていました()
しかしながら、まだ資材は残っているのでできるところまではやっていくといった感じ。何より怖いのは完走できないこと、資材のデッドライン決めて引き際を間違えないように。そんなメンタルで挑むE6最終ゲージの始まりです。

・道中
Iマス(潜水)…いつもの。今回は本体に対潜を入れてる余裕などない(最終ゲー
        ジだしいつもの)ので、対潜支援でできる限り対処。一応、砲撃
                       支援を入れたい道中でもあるのだがここを超えないと意味がな
                       い&対潜支援は安上がりという理由もあり、ここからはずっと対
                       潜支援を出します。
Mマス(通常)…とにかくヌ級改Ⅱが厄介。E2と全く同じ状況だが、こちらの方
       がいささか張り切りすぎな気がする。ここはお膳立てなしで
                         気合で乗り切る。
Xマス(空襲)…次のヤバいマスが垣間見えてる。ここまでの空襲はほとんどが
                        反跳爆撃であり、これは連合艦隊であればさほど脅威ではなか
                       ったが、こちらは別物。深海の技術力(?)を結集させたやばい艦
                       載機供がこちらの対空砲火を掻い潜り接近を試みる。次がやば
                       すぎて影になりがちだが、ここでも十分撤退する。
Yマス(通常)…E6の罪その3。旗艦は耐久900の空母夏姫、そして随伴には削
                       り時に一隻ヌII、またはヲII。ヌはまだ良いとしてもヲは耐久
                       500なので中破も一苦労。そして….ラスダンではこの枠が2隻目
                       の空母夏姫になります(白目)
                       やはりキツいのはその高耐久。230という半端に高い装甲も相
                      まって中破で止めるのも至難の業。さらにこちらは連合艦隊な
                      ので、中破にできなければ空母夏姫の攻撃を最大6回くらうこと
                      に。対処法としては枯らすこと、そして顔の前で手を合わせるこ
                      と。そう、ここにきてアトランタの流行。必須というほどでも
                     なかったが、なんと輪形陣で本格的に枯らしにいく戦法まで。
                     ちなみに残りの随伴4隻は輪形陣ということもありあまり怖くな
                     い。強いていえば、レ級がなまじ耐久高めなのでダルいくらい。

・ボス
地上型なのか水上型なのか、アフリカ戦車が通るのはどいつなのか、とにかくわかりにくい。一度整理してみます。
戦艦未完棲姫…アフリカ戦車に絶大な特効あり。甲であってもアフリカ戦車2積みカットインで一撃で倒せる(逆)ポテンシャルを持つ。ただし、普通の対地装備に特効などはない。
試作空母姫…ラスダンより登場。普通の水上艦なので、あるとしても艦娘特効くらい。くるな
船渠棲姫…対地装備が有効な水上艦。アフリカ戦車は勿論、その他対地装備にも特効あり。
港湾夏姫…ハードスキンのため、三式弾は効きにくいがその他…特に内火艇などは有効。E1の対処方法を思い出せ()
飛行場姫・砲台…ソフトスキンで各種対地装備が有効。ここまでの4隻の対策がそのまま対策になる。

というわけで、細かな効果の違いはあるものの、まとめると
ボスにはアフリカ戦車が超有効。ただし通常の対地装備は効果なし
随伴4/5が何かしらの対地装備に特効がある。特に港湾夏姫に有効な内火艇や陸戦隊は4隻に対して有効。魚雷は3/4に無効にされてしまうので、随伴散らしならこれらの装備を載せた連撃などが強そう。
残り一隻は純粋な水上艦。特効や特殊砲撃でなんとかする()

こんな感じ。正直今考えてもそういった装備配分にするのか非常に迷うところだが…ひとまずアフリカ戦車を中心に装備を組んでいくことになりそう。
アフリカ戦車が複数あれば一つを特殊砲撃に載せて残りを第二艦隊に持たせてカットインさせる…ということもできるのだが。今回のうちの手持ちは2号戦車一つなので、これを特殊砲撃に載せるかカットインさせるかというのは一つの選択である。アフリカ大発を持たない艦娘には随伴を散らすことも考えて陸戦隊や内火艇を持たせるのも良いかも。また、海域全体に米特効もあるので、フレッチャー級などに魚雷満載で旗艦を狙ってもらうのもあり。いずれにせよ、アフリカ戦車の数で考え方が大きく変わるのは間違いない。

ラスダンデース

ということで、編成。

ラスダンでち

○第一艦隊
長門・陸奥…主徹電までは共通(タッチ倍率)、長門にアフリカ戦車、陸奥には内火艇を装備させて随伴を散らすことを意識。結局、特殊砲撃にアフリカ戦車を載せた方が、随伴は散らせて被害も減るし良いかなと思った感じ。
ダコ太…好きだしここで投入。E5-2で一緒に出撃するはずだったワシントンは今回はおやすみ。先の言葉と言ってること違うな?
イントレピッド…我が鎮守府最大の搭載数で航空優勢を取りに行く。
だが、弾着が何もでない艦隊で優勢を取る意味はあるのだr
矢矧…制空補助しつつ内火艇を持ってもらう。矢矧はちょっと持て余しました
鈴谷…制空補助。残しておいて良かった航巡。

○第二艦隊
事前情報の把握が雑だったので、大発持ててカットインが狙える子ばかり、結局対地の役割を持て余している子もちらほら。雑な札割がここにきて仇に。
夕張・早潮・霞…上記の通り。結局皆対地装備の一つも積んでねえよ()
ジョンストン…防空。たまーーに道中の空母夏姫を枯らす。また、対空CIは精神安定にも繋がる。
フレッチャー…アメ艦特効を信じて魚雷満載。アフリカ戦車以外の方法であれば、最適解に近い艦娘なのではないか?
日進…夜戦装備キャリア。春イベでは夜戦装備キャリアの是非が話題になっていた(気がする)が、今回はマジで日進しか残っていなかった、マジで!
魚雷も持てないのでこうするしかない。

○基地
ラスダンは全部隊ボス集中だが、削りは大幅に制空が下がっているので空母夏姫とかに充ててた。確か優勢…でも1,2回枯れたかな?って感じ。


○削り

まず、削りから。基地は道中に配分する影響もあって、上の編成でも優勢止まり、この時点では特筆する強さではない。特に、旗艦は装甲が250を下回る低さなので、アフリカ戦車の力を借りなくても十分S勝利可能。しかし、上の編成を見てもらうと分かるが、特殊砲撃が終わった後の火力が本当に乏しい。空母CI・弾着、何もでない装備構成なので、いつもより特に特殊砲撃依存の戦いとなる(アークのいたE3より酷い)。そのため、戦闘結果はかなりムラがあった(D敗あったりS勝あったり)。しかし、旗艦が柔らかいこと、第二艦隊の魚雷が旗艦に行きやすいこと(魚雷の標的になるのが2隻のみ)などの理由から、比較的削りやすいボスではあった。しかし、苛烈な道中、特殊砲撃の不発なども合わせて、出撃回数は嵩んだ。もう、数えてない()

ということで、なんとか削り終わり…流石に今回はノータイムで破砕に行きます。ということで、次は今イベ記録初の破砕になります。

装甲破砕

・基地防空優勢×2
これできてよかったよね、冬イベの時これのせいで破砕できんかった()

・ゲージ3編成でUマス優勢×1
泊地艦なしで経由。ホーネットに由良、最上で制空450程度。2/3の編成に優勢取れる。余裕です。

・ゲージ1編成でGマスS勝利×1
集積地が壊になって避けるようになるが…まあいける。余裕。
編成はゲージ1と全く同じ。

・ゲージ1編成でD1マスS勝利×1
破砕ギミックの難所そのいち。
敵編成はE1甲ボスのかなり強化版(リ級がレ級になった感じ)、さらに第一ゲージの重いとは言えない遊撃部隊で挑むことになるので、噛み合わなければ誰もが躓きそうな場所。編成は第一ゲージのまま。パース、初霜、谷風が魚雷CI(谷風は主魚電見)、日向は主3徹の主砲CI、千歳とあきつ丸で制空拮抗(優勢にする意味が薄い)、天津風は対潜。一部隊潜水、二部隊D1マス集中とかでやってたと思います。全体の耐久は高めなものの、装甲はそこそこなので、しっかり夜戦CIが通れば並の火力でも倒せる相手ではある…のだが。警戒陣をとってくるときもあるので、ここはお祈り。ということで、3撤退を重ね、8到達めでクリア。いやー、レの字。
日向(運30)の主砲CI、強かったです。

・第二ゲージ編成でSマスS勝利×1
第二ゲージボスにS勝利条件。攻略中と比べて輸送装備を下ろせるので余裕。

・第四ゲージ編成(第二ゲージと同札)でYマスS勝利×1
破砕ギミック難所そのに。
ここがとにかーく辛かった。第四ゲージボスをラスダンまで削っていると、前述したようにこのマスで空母夏姫がニ隻出るようになる。陣形は輪形陣固定だし、この戦闘で大破が出るだけなら全然構わないのだが….
この編成、とにかく硬く、タフなのである。空母夏姫はそこそこの装甲232(特効なしだと魚雷CIでも安定したダメージが出ない)、そして脅威の耐久900。これがニ隻である。挑むのは第四ゲージ編成、対地装備もアフリカ戦車もおろして、事実上最後の純粋な水上艦隊決戦のような感じ。長門は特殊砲撃倍率を最大に、陸奥には特殊砲撃後も仕事ができるように偵察機を装備。基地三部隊と併せてイントレピッド、鈴谷、矢矧で航空優勢を取りに行く。第二艦隊は上の編成のまま。特筆するべきことも特になし、純粋に優勢とって特殊砲撃うって夜戦CIうつだけ。それだけ、それだけなのに、後一歩が足りない…そんな出撃が嵩み、ようやく抜けたのはYマス挑戦開始から6時間後。癖が少ないからこそ、地力が試されるギミック。ここにきて初めて魚雷や主砲の改修などの地力の足りなさを痛感すると共に、E6-4ラスダン突破が現実味を帯びていなさそうなことに気づいてしまった瞬間でもありました。
というわけで、次はE6-4ラスダン…正真正銘、ラストの出撃です。

開始ニ時間ほどで妖怪1残しを初めて経験。い、いらねええ


○ラスダン

えっっ

ということで、ラスダン…装甲破砕完了を確認。
基地を全部ボス集中にしてボス優勢。案の定、お膳立てのなくなった空母夏姫マスに撤退させられること9回、10回目で満身創痍、漸くの到達。
友軍本体も到達済、さあどうなるか….

ダメそう☆
しかしながら、これはタッチ不発だったのが大きかった。
ひとまず長門にアフリカ戦車持たせて…

アフリカ戦車タッチも決まり、友軍は(恐らく当たりの)仏友軍。
残念ながら倒しきれず。夕張にアフリカ戦車を持たせるなど、少しずつ装備をいじってみましたが…正直勝ち筋が薄すぎる。
基地で砲台を落とす→タッチで随伴3隻落とす→残り2隻を友軍と本体で削り切る…みたいな感じ。それか、長門のタッチが1ないし2回旗艦に当たって、夜戦で連続スナイプ、とか。
無理ではない、多分不可能ではない….が。もう時間も資材も限界でした。

ちくしょーめ

甲にて13撤退6到達後。一抹の悔しさ胸に、乙へスイッチ。
もっとやりたかったね〜😂
所感色々は総括で語るとして…今はまず乙挑戦から。

ラストスパート

というわけで、乙なので札制限がなくなりました。
変わったのは長陸奥→大オワ、日進→最上、矢矧→アトランタ。

大和は5スロなのでアフリカ戦車を持ちながら最大タッチ倍率と昼弾着可能…やばいでしょ流石に強い。
武蔵ではなくてアイオワなのは、大和武蔵にルート制御が入っていたから。
アイオワも米特効でかなりの火力なので、問題ないはずです。
乙になり敵制空が下がるので、矢矧をアトランタにチェンジ。
Yマスは拮抗なので枯れは期待できませんが、道中の通常や空襲の安定度も違ってくるので、念の為。
最上は、日進同様に先制雷撃と夜戦装備、おまけに連撃だけできるようになっています。別に日進のままでもあまり変わんない。

それ以外は甲挑戦時と同様のメンツ。ということで、一回削ってから装甲破砕、ゲージ破壊の流れでやっていきます。

・削り(乙)

友軍終了時点で旗艦は虫の息。ただ、甲でも削りは弱かったので油断は禁物。

・装甲破砕(乙)

基地防空、Gマス、Sマスは省略。ただ易化してただけ。
乙だとD1マスは行かなくて良いので、残りはYマス。
甲で散々苦労したYマス、乙でもメンツにあまり変化がないので苦労するかと思っていました。

……….??
なんだこれ、ふざけているのか。
こちとらタッチさえ前のマスの陣形ミスで消費済なんだよ!!!!!!!!
霞とフレッチャーの攻撃を残し、余裕のS勝…何がそんなに違うってんだyo!

…というわけで、甲で6時間かかったYマスS勝、たった一出撃で完了です…

Yマス。上が甲で下が乙。う〜〜〜〜ん……..まあ結構違うか〜〜〜〜〜


・ラスダン(乙)

ということで、一度乙のラスダン編成を見てみる。
メンツは変わらないものの、耐久と装甲はやはり全体的に甲より低めとなっている。特に、旗艦は装甲が360から290に。下がりすぎだろ(あがりすぎとも言う)。

編成は上に示した通り。さあどうなるか…..



一到達目。……………ボコボコじゃねえか!!!!!!!!!
友軍終了時点で旗艦大破。
ということで〜〜〜〜

E6、乙にて完走〜〜〜!!!

いやあ、乙に下げた瞬間、破砕も撃破も非常にあっけない形となりました。
乙に下げてからは、削り1出撃、破砕で3出撃(基地防空も兼ねて)、ラスダンは1撤退挟んで2出撃、合計6出撃でクリア。

敵の見た目はほとんど変わらず、そしてこちらの大きな戦力変化は大和くらい。なんでこんなに手応えが違うのか…正直今考えてもよくわかりません。
まあとりあえずは。甲と乙の差を痛感しながらも、残り資源的にも良いタイミングでのイベント完走。ひとまず、悔いは残さずに終わることができました。

E6総括

まずはE6単体から。初の大規模イベント、そして初の最終海域甲挑戦。結果は惜しいものにはなりましたが、あまりにも収穫の多い経験でした。というか、実は難易度下げも初めてだったんです、これ結構難しい判断ですよね。難易度決めも勿論そうですが、途中まで来てからの難易度下げはそこまでの積み重ねとか色々踏みとどまりたい要素がたくさん。今回は6到達の末に戦力的に厳しいと判断して(資材的な問題もあって)、割と尾を引くことなく下げられましたが、例えば上振れてあと一歩!みたいなのを見せられたら多分躊躇してたと思います。私はまだ全甲は勿論、最終海域甲というのも多分まだ全然手が届かないし、でも恐らく艦娘が間に合えば(経験という意味も含めて)挑戦することも増えてくると思うので、こういった難易度下げのタイミングは一層吟味していかないといけないなと感じました。E6自体の今回の立ち回り、艦娘配分はそれなりに頑張っていたかなと感じます。強いていえばアトランタですが….別に必須というわけでもないし、それ以外の艦娘は間違いなくE5までで必要だった子達なので(そもそもE6にかなり主力を残せているし)、E6突入時の艦娘の残り状況、そしてE6自体の札配分、どちらも申し分なかったと思います。それでもクリアできなかったのは、Yマスで感じた地力不足や…今回限りの特例ですがE5でアフリカ戦車を回収できなかったことが大きいのかなと。惜しかった!

では今イベ全体の総括的なのもまとめてここで。
まずは、何より初の大規模イベントを走りきれた、それも全海域に札割りをしながら。これが何よりも大きい収穫。輸送多めで融通が効く場面も多かったと思うし、E4みたいに多少無理を通したところはありましたが…それでも前回の実質お札制限2海域と比べれば割と成長してるっしょ。さらに、全海域乙以上クリアも達成。装備がザクザク、気持ちぇ〜。札割り含めて、今回の大規模イベント攻略、最高に楽しかったです!!!

ちなみに〜。最優先目標のウォー様含め、今回実装された新規艦娘、全員確保できました!!!!いやあ、E6終了時の残り資源で全員出てきてくれるとは思わなかった。みんなマジで刺さる、マジで。
….語ろうかと思いましたが、短く収まる気がしないので今回は割愛。
そうだな、とりあえずラングレーくんはうっっすくて好きです()

ではでは、ひとまずウエディング提督の2022夏イベ備忘録はこれにて終わり!!
ここまで読んでいただいた酔狂な方は一体どれくらいいるのかな?
遅筆 of 遅筆ですが、これからもちまちま記録をつけていこうと思うので、どうぞよしなに!

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