羽生結弦さんへ。ただのファンより。

本当はツイッターに書きたかったのだけれど機種変して以降、元々持っていた垢にログインできなくて面倒臭くなった私はなし崩しにツイッターを辞めた。
だからといって、何の不自由もないしそのまま新しい垢も作ることなく過ごしていたのだが、あるニュースが耳に入り、数日経過しても喜びと安堵とちょっぴりの悲しみと脱力感がごちゃ混ぜになって夜が明けたら仕事だというのに眠れず、文章化して気持ちの整理をつけることにしたのだ。


まずは、人生最長の推しである羽生結弦さんへ
ご結婚おめでとうございます。

本当に本当に嬉しく思っています。
なんせ私はノッテステラータの会場で「自分の幸せを削ってでも〜」という言葉を聞いたときに身を切られたような傷みを覚えたのです。
帰りのバスの中で大変烏滸がましいながらも「どうか彼を心身ともに支えてくれる人がいますように…」とどれだけ祈ったか。
被災地を背負うことは避けられなくても、自分の幸せに目を向けてほしいと切実に願っていた。
被災地の人間でもないくせに「もっと自分含む大人たちができることあったんじゃないか…?」と余計なお世話な考えをしたこともあった。

でもちゃんと支えてくれる人がいた(できた?)ことに心から安堵しています。
お相手の詳細も私生活のことも何も言わなくていい。ただ私たちファンのために報告してくれてありがとうございます。

私はもう数年前ほど推し活に時間とお金を裂けなくなったけど、自分のキャパシティを超えない程度に、でも未来永劫応援しています。 

正直少しだけ虚無感があって、数年前に大好きだった恋人と別れた時以来の穴が空いた気分だけど、ちょっとだけ休んだら私もがんばるから。
貴方が転んでも転んでも立ち上がり続けたあの姿勢を思い出して、立って歩くから。

あの緊張感が漂った雰囲気を纏い、リンクに入っていく現役時代の貴方の背中が大好きでした。

勿論現在のプロスケーターの貴方も。

どうか、これからは現役中に諦めてきたことが出来る限り叶いますように。

どうか羽生結弦さんと羽生結弦さんの大切な人が世界一幸せになりますように。


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