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kohの安心(あんじん)

中国の少林寺といえば
達磨大師(だるまだいし)が建てたお寺です。
「面壁9年」達磨大師は少林寺の中で
壁に向かって長い間座ってしました。
(座禅をしていたのです。
禅宗の祖、ジョブズもびっくり🫢)

9年とは「9」という数字は
中国では「長い」という意味が込められているみたいです。

日本のダルマにもありますが
起き上がり拳のように
転がってもまた元に戻ります。
いわゆる「達磨安心」とでもいいますでしょうか?

ボーディー・ダルマ(だるまさんの名前)は
次の弟子の慧可に
「不安でどうしようもありません。
どうしたら良いでしょうか?」と
尋ねられます。
(私も尋ねてみたい・・・)

達磨大師は
「ではその不安というものを
ここに出してみよ」と慧可に申し出ます。
そこで慧可は「はっ」とするのです。
心にある不安はこの場には出せない。
ということは何処にもない。
そこから始めて二祖慧可は「安心」を
得られました。
これが達磨安心(達磨あんじん)の物語です。

この世界は「虚々実々」であると
中国、三国志時代の名軍師
諸葛亮孔明はよく言っていた記憶があります。
「きょきょじつじつ」とは
そこにあるものが実は無くて
そこにあるわけないのに
実はあるというイメージです。
つまり戦いの世の中、
いくさとは、つまりは「騙し合い」だというのです。
それを「虚々実々」といいます。

どんな時代でも
世の中に出ると
人を騙したり、陥れたりする
人はいるものです。
正に現代だって「虚々実々」な世界。
油断はできません。

あまりに裏切られたりすると
悔しくて夜も眠れなくなる時だって
誰にでもあります。
「もう人を信じられない」と
疑心暗鬼になってしまったりもするかも
しれません。

BLACK and WHITEな世界、

この世界は白もあれば黒もあります。

今日1日良いことばかりがあると
真っ黒な世界がこれから待っていると
いまだこない未来を心配してしまう私です。
ネガティブ思考なら負けません・・・😅

しかし、物理学の世界でも
この宇宙には
全くの黒の色は存在しないそうです。
黒の中に赤や青が混じっていることもあるそうです。

そうすると
全くの黒、つまり絶望とはこの世界には
ないといえませんか?
「最悪と考えているうちは
まだ最悪ではない」とも
言います。

今日良いことばかりの人は
少しでも安心できたでしょうか?

これが今日の「kohの安心」です。

全くの絶望を想像することは
ある意味考えすぎだともいえませんでしょうか・・・?

達磨大師には敵いませんが
凡人kohがひねりにひねって
考え出した
「kohの安心(あんじん)」
でした。

今をいきましょう。

そして

良いことを考えながら眠りたいものです。

では また

おわり

oimostudy2さん素敵なイラストありがとうございます。

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