【生涯学習】私があえて「少し難しい難易度設定」をするワケ
どうも! けんです😀
今日は久しぶりに、昼休憩らしい時間に昼休憩してました
さて、今日は生涯学習に関するお話です。
タイトル通り、あえて「少し難しい難易度設定」をしている理由について書いてみます
経験してほしい
例えば文学の講座。参加するご利用者さん全員で、1つの作品を少しずつ読んでいくスタイルです。
太宰治の「走れメロス」や宮沢賢治の「気のいい火山弾」など、参加しているご利用者さんの理解度などを考えると、難しめの作品を選ぶようにしています。
普段生活している中で、「自分では決して手に取ることはない本を読む」という経験をしてほしいという意味で、作品を選ぶようにしています。
「今、太宰治の『走れメロス』を読んでいます」と得意げに話しているご利用者さんの目は、すごくイキイキしています。
チャレンジを後押ししたい
例えば算数の講座。足し算はできるけど、割り算や掛け算は苦手というご利用者さんには、あえて掛け算や割り算に挑戦してもらうことがあります
「2✕3」は難しくても、「2+2+2」なら解ける可能性があります。
足し算しかできないから、足し算しかやらないのではなく、足し算ができるという強みを活かして、掛け算をやってみるというわけです
ご利用者さんが少しでも自分の可能性に気付けるようなアプローチを心がけています
つまづきが苦手な人もいる
特性上、つまづきが苦手なご利用者さんもいます。そういう場合は難易度設定により一層の気配りが必要ですが、守ってばかりでは人生経験が広がっていきません
(むやみに何でも挑戦すればいい、というわけじゃないですよ😀)
ちょっとイメージしにくいですが、「ご利用者さんの今の状況から、階段半分だけ上がったくらいの難易度」を設定する感じです
毎回うまくいくわけではありませんが、パチっとハマると嬉しくなります
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