【こんな時どうする】かぶりタイプの着替えを介助する
今日は着替えの介助の時のポイントを書いてみようと思います😀
Tシャツやトレーナーなどの、かぶりタイプの服を着替える時の方法です。着替えをする人は、椅子やベッドサイドに安定して座っている事を前提とします
基本は「着患脱健」
「ちゃっかんだっけん」と読みます
動かしにくい方から着て、動かしやすい方から脱ぐ
これが基本です
理由は、逆をやってしまうと負担が大きくなるからです
例えば着る時、動かしやすい方から袖を通してしまうと、動かしにくい方の袖が通しづらくなってしまいます。最悪の場合、肩や腕を痛めてしまうことがあるので注意が必要です
ポイントは「肩」
かぶりタイプの服に限ったことではありませんが、ポイントは「肩」です
介助しようとする服が、必ずしもストレッチ性の高いものばかりとは限りません。(かぶりタイプではありませんが、デニムのジャケットやワイシャツの介助をすることもあります😊)
脱ぐときも着るときも、腕を通したり抜いたりすると思いますが、腕よりも肩を意識すると上手くいきやすいです。
・脱ぐ時はしっかりと肩を出してから、肘を抜く
・切る時は腕を通しながら、肩の部分を合わせる
服の素材が硬ければ硬いほど、これが生きてきます
全介助の場合は
ケースバイケースですが、上半身に力が入らない場合
・脱ぐ時は「頭⇒腕」
・着る時は「腕⇒頭」
とする場合もあります。
正解があるとすれば…
介助者の体格や、ご利用者さんの残存機能などによって、正解は1つに決まりません。
ただ、正解があるとすれば
「ご利用者さんも介助者も、負担が最小限になること」だと考えています😀
「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀