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レーエンデ国物語を聴いて

「レーエンデ国物語」をオーディブルで聴いて。

物語は、西ディコンセ大陸に君臨する聖イジョルニ帝国の歴史の一端を描いています。帝国の創設者ライヒ・イジョルニは、帝国を十二州に分割して平定しましたが、その中で唯一、どこにも属さない「呪われた土地」として恐れられていた場所がレーエンデでした。

物語の中心人物は、シュライヴァ州の領主の娘であり、「レーエンデの聖母」と呼ばれる運命を持つユリア・シュライヴァです。彼女は幼い頃から父親ヘクトルの話を聞き、レーエンデに強い憧れを抱きます。しかし、レーエンデには銀呪病(体が銀になる)という恐ろしい風土病があり、人々はこの土地を恐れていました。

ユリアは、自分の意志でレーエンデへの旅に出ますが、その旅の途中で、種族の違いの厳しさや自らの決意を試されることになります。父親ヘクトルと彼女は次第に自分の運命と向き合い始めます。そして、レーエンデに到着することで、彼女の運命は大きく動き始めるのです。物語は、彼女の決意と苦難を描くとともに、真実の愛とはまさにこのことだと伝えてくれました。

物語としては1章で完結しますが4章まであるらしいので時間がある時に読んでみたいと思います。

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