『雨降る君と一度限りの交渉』
『雨降る君と一度限りの交渉』/演劇×体験型ミステリー/すずひ企画
ということでやってきました。「雨降る君と一度限りの交渉」!
すずひ企画さんのイベント好きなんですよね。推理体験がしっかりしておきながら演劇を楽しむ部分はしっかりと担保されていて。
やっぱり個人的には
・推理的に、論理的に楽しむところやゲームはゲームとして楽しむ時間
・感情を動かされる後半場面は演劇として提供
と、分かれているのが一番好きなポイントですね!
このシステムめっちゃいいと思うんですよ。
最初の演劇中とかも、生身の人間が情報を落とすので共感しやすいし、
最期の解説とかもキャラが行ってくれるから、お客さんの理解が難しかったり説得したりしないといけない部分を演技で誤魔化せる(言い方)のが良いですよね。
今回のストーリーに限って言うならば、推理時間60分で提出する用紙6枚と回答用紙が2枚という事もあり、制限時間が足りなかった人が多かったのかなと。
一枚で10分以上迷ったらアウトの状態で、いくつか情報抜きだしではなく推測・見つけ出しの問題があったのでそれに時間がかかると不味いのかなって感じです。
ストーリー的には殺人鬼Aが敗北を味わうっていうコンセプトらしいですが、最初の演劇段階で犯人が犯人グループでしか知らない情報(電話の内容等)が明らかにされていて、それが簡単な事実なのに殺人鬼Aが推理開始までに犯人を指摘しなかったっていうのが、『我らが崇拝する小泉様』らしくなかったので彼はもう昔のような鋭さはないのでしょう。
尖った性格が戻ってくるのを我らXXXは待ち望んでます。
(と言う感想でした)
あと、やっぱり演技もいいですよね。
筒井俊作さんと富士岡青さんの演技が好きです。
僕はグッズ買ったりファンになったりと言うのがほぼ無い人間なんですが、
すずひ企画は普段使いするバッグにキーホルダーつけるくらい好きだし、
次の作品もお二方に出て欲しいと願うくらいに好きです。
という訳で、今回も面白かったです。
また次も出たら行きます。で、〆!
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