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迷いの理由はこれでした

 僕は今まで、ずっと取材を中心に活動してきました。その中でさまざまな日本の闇に触れることも増えます。だから、官能的な記事を提供すると同時に、誰も知らないとっておきの話をどんどん書こうと思っていたんです。

 そう思ったきっかけは前立腺がんの疑いがあると病院でいわれたからでした。もしがんだったら全部の治療を拒否し、日本や社会の闇を暴露して、あの世に逃げるのもいいんじゃないかとひらめいたわけです。

 ところが検査の結果、がんではないとわかり、まだ当分は生きられると思って…。暴露話を続ければ、身の危険や嫌がらせもあるし、思い切ってnoteをここで終了しようかと迷っていたんです。毎日更新するのも負担になっていました。

 でも、もう開き直って続けることにしました。命を狙われるような怖い話は死ぬ前に話すことにして、自分の中でBランクやCランクに認定した取材体験をこれからも官能小説と並行して発表しようと思っています。

 ちなみにAランクとは、発表した途端に週刊文春が取材に飛んで来るレベルの内容です。もし自分が仕事を失って食べられなくなったら、生きるために発表するしかないと思っていました。でも、それは誰かを傷つけるし命がけ。とても迷うところです。

 ところで、現在の官能小説は飽きられてしまったみたいで、新作をアップしたときは多くても一日100アクセス。ところが、取材日記や自分のプライベートな内容になると、アクセスは数倍に跳ねあがるんです。

 どうも読者の希望は官能より、取材日記や僕の内面やプライベートに興味があるんじゃないかと考え始めています。何が読者にとって面白いと感じるのか、何を望んでいるのかを試行錯誤しながら探り、これからもnoteを細々と続けるつもりなので、よろしくお願いいたします。まずは楽しみながら更新しますね。奈倉清孝

 

 

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