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パリオリンピック馬術で92年ぶりメダルの快挙!初老ジャパン!?

朝のニュースで、ねぼけた目が覚めた。

パリオリンピックで92年ぶりに馬術でメダル獲得というめでたいニュースである。

それもリザーブからの参加でペナルティがある中で追い上げ銅メダル、偉業である。

馬術の会場は、ベルサイユ宮殿、金メダルはイギリス、銀メダルはフランス、馬術は貴族のスポーツだと思わされる。

そんな、偉業を成し遂げたチームは自分たちのことを「初老ジャパン」と命名したそうで。

ニュースを見てみると、選手たちの年齢は、48歳、41歳、39歳、38歳。チームの平均は41.5才とニュースの記事に書かれている。

私は42歳なので、どうやら、私は立派な初老なのである。

ちなみに、馬術においては年齢は関係ないと聞く。ロンドンオリンピックに出場されたギネス認定最高齢法華津選手はいまだ現役だそうで…むしろ、馬術界では初老ってもはや「新参」なのか!?そうなのか?!

そして、気になるのは「初老」という言葉である。

確かに、40代に入り、半生を生きた感、というか、「残りの人生どうするか」と人生の折り返し感を感じることは増えてきた。

人生で何を得て何を成していきたいかより、今あるささやかな持ちものを最大限に使い切り人生の最後に向かって行くかに意識が向き始めた、とでも言おうか。

これが老いの始まりでなければなんなのか。

でもでも、「初老」と言われるとドキッとしてしまう。そんな人に向けて書かれたと言っても過言ではないこちらの記事を頼った。

初老とはもとは確かに「満40歳」を指していたようだけど、寿命が延びた現代では違う捉え方もあるようだ。

上の記事では、初老は60歳近辺で使う言葉と考える人が多いとのこと。

初老の定義が「満40歳」でなく、各自の解釈に委ねられていて老年の始まりだとか肉体の衰えをもろに感じ始める時期、のようなぼやけたものだと様々な回答があり得る。身も心も若々しいご老人に尋ねれば100歳なんて回答もあるかもしれない。

そんなこんなで、「初老ジャパン」って聞いてドキッ!っとしたけど、初老の捉え方は人それぞれでよいと知りなぜか胸を撫で下ろす。

年は誰でも平等に取るけど、若さは自分次第なのに、言葉に踊らされる私も立派なおばちゃん。

ところで、初老ジャパンの中で選手が所属している「クレイン」。その乗馬クラブの某支店に私も独身の頃、週末通っていた。とにかく、馬はかっこいいし、かわいいし、馬に乗る人は誰も皆ステキ。

パリを最後にオリンピック競技から馬術がなくなるらしい。でも、今後も「初老ジャパン」の活躍を密かに応援したい。ぜひ、馬術が陸上や水泳や体操のように、とは言わないけどもどこかしらで放映されてほしい。

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