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愛の標識
2022年12月14日 00:28
あの時と同じように頑張ってるのに、俺と一緒に帰るために寒い手温めてる君も。俺の好きを知りたいからって、半ば強引に、おすすめの曲と本を聞いてくる彼女も。お互い電話したい気持ちは変わらないのに、どっちから誘うかの、しょうもない駆け引きに負けて、不機嫌そうに電話越しで笑うあの娘も。今の俺には居ないのはなぜ?君と繋いだ手を制服のポケットに入れる。めんどくさいなぁ、なんて言いながら、彼女のこ