それでも人生は続く
防弾会食のときの計画通りには行っていないことはわかっている。
でも修正しながら、計画通り進んでいったんだろう、と思う。
7人それぞれのソロ活動
ジンくんは去年の5月か6月に行ってしまう予定だった。
予定通りに行っていたらもうそろそろ戻ってくるころか。
つい最近1億ビューに到達したThe AstronautのMVで
ほっぺをぷにぷにさせる姿は世に出ていなかっただろう。
ホビはソロ活動トップバッターということもあり、
きっとスケジュールはほぼ計画通りだったかもしれない。
でもJack In the boxのフィジカル盤を出すことにしたのは
メンバーの助言もあって、おそらく当初の予定から追加されたプランだ。
ユンギは元々11月リリース予定で曲を作っていたが
予定に間に合わず、リリースを4月に延期し、ストレスと過労で入院。
でもこの「回り道」がなければ、入院先で作った、
坂本龍一さんの最期の作品にもなった曲「snooze」は世に出ていなかった。
ナムさんはホビと一緒に4月頃行く予定だった。予定通りに行っていたら6月のフェスタを仕切る人がいなくなっていたしシルバニアのモグラみたいな短髪も、今後出るはずのアルバムもそしてD-dayツアー最終日、
「名も無い曲」を披露することもなかった。
テテは去年の12月にはアルバムを出すつもりで頑張っていた。
曲を書いては消し、書いては消し、いつ出るのか目処が立たず。
思い切って「曲を書いてもらう」方向に舵を切り、リリースにこぎつけた。
収録曲を全部映像化したかったテテのこだわりはちゃんと残して。
ジミンちゃんは「テヒョンより僕が早くリリースすると思います」と
公言通りのタイミングで「FACE」をリリース。
「自分のことを書く」ことにこだわり、あまりにもパーソナルな内容だからユンギに歌詞を頼むのをやめたのは当初の予定外なのだろう。
グクはなかなかソロ活動に踏み出さなかった。
ピンとくるタイミングが来るのをじっと待ちながら。
防弾会食の公言どおり「ユンギヒョンの次に」神曲「seven」を出し
それまでが嘘のように「GOLDEN」のリリースまで一気に駆け抜けて。
防弾会食直後、世間は全盛期での活動休止にネガティブな声が多かった。
でもソロ活でグループのときには
出にくかった個性を爆発させ、しっかり結果も出して。
「一人ひとりがすごいのに、こんなすごい人たちが7人もいるなんて」
「2025年のBTSはものすごい事になるんじゃない?」と
世間のネガティブ評価をひっくり返すことに成功した。
7回じゃなかった「お知らせ」
1回目(ジンくん)のときは、兵役免除云々の話もあったころ。
7人とも兵役に行く、という事も同時にわかったので衝撃が大きかった。
2回め(ホビ)のときは
年齢順じゃなく、ソロ活動が落ち着いた順?と戸惑いもあったけど
兵役後準備しているものが思ったよりたくさんあることも見えてきた。
3回目(ユンギ)のときは、ツアーファイナル翌日、全てやりきった後。
淋しいけれど潔いな、という気持ちも大きかった。
とはいえ兵役のお知らせにはいつまでも慣れないし、慣れたくない。
そんな中でも4回目のお知らせはまさかの4人同時。
3年前には、おにぎりをもぐもぐしながら
宿舎でグラミー賞ノミネート発表を見ていたメンバー。
怪我なく、健康に。皆が無事に帰ってくれば、2025年の6月には7人揃う。2025年に帰ってくる!
入隊前最後の挨拶が想像以上にわちゃわちゃしていて
淋しいけど明るさもあって、逆に励まされた気分になった。
Life goes on。それでも人生は続く。
byeじゃなくHelloと言えるように。
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