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何故位置ゲームの治安は悪くなるのか。

ソシャゲ課金をやめたのに、表紙の駅メモの履歴みたいな旅行が多くてまだまだ赤字家計の生存闘争です。

今回は、位置情報ゲーム(位置ゲー)は何故ゲーム内の治安や民度が悪くなるかを語っていきます。独断と偏見にまみれた部分もあることをお許しください。

そもそも位置ゲーとは?

いわゆるポケモンGoやドラクエウォーク、駅メモといった「現実の場所の位置情報をもとにスマホで攻略・育成をしていくゲーム」を指します。キャラがかわいらしかったりするので、割と幅広いユーザーがいるようです。
ゲームの特性から、ポケモンGoで引きこもりが解決した、ローカル鉄道でグッズ売上が黒字なんて話も。

何故治安が悪くなるのか?

これはポケモンGoと駅メモ(あとingressもか)がそうですが、ジムや駅といったいわゆる「育てたいキャラを置いておける保持スポット」があり、スポットの長時間保持によって育成が早く進みます。

これを見ているみなさんが仮に野生動物や昆虫だったとします。良い狩場や蜜がずっと出る場所があったらずっとそこに居て狩りがしたくなりますよね。
えっ、動物や昆虫じゃわからん?
ならば…貴方が健康なノンケの男性だったとします。現実を忘れて、可愛い女の子と体力が限界になるまで楽しく話せるような場所があれば、ずっとそこに居たくなりますよね。これは男女逆にしても同じことが言えます(ホストクラブとか)。
要はそれと同じです。育成を進めるうちに、ずっと旨味のあるスポットの保持がしたくなっていくのです。

位置ゲームにおいてスポットを保持するということは、小中学校でレクのときにあったフルーツバスケットと同じです。位置擬装できたり運営が保持スポットを増やしてくれるなら別として、必然的に限られた場所の椅子取りになります。
多くのプレイヤーはここで元からいる廃人とのバトルに危険を感じておでかけの時だけのプレイになっていきますが、一部はまだ終わらんよと言わんばかりに廃人化していきます。(ギャンブルで負けたぶんを取り返したくなるのと似ている?)

位置ゲーム廃人への道を辿ると、起きている間はずっとゲームに張り付くようになり、スポットを奪ってくる他のプレイヤーに対しては苛立ちを覚えるものです。苛立っているので暴言を平気で言うようになるなど、だんだん性格も歪んでいきます。
貴方がパチンコ廃人だとして、行ったらいつも打っているよく当たる台のところに別の人がいたらいい気にはならないですよね。それと同じです。(パチンコ屋は定期的に新台入替があるので、そこまで問題にはならないのですが…)

基本、位置ゲーはおでかけのついでにやる、おでかけがメインでゲームはおまけなものですが、廃人は違います。ゲームがメインでおでかけはおまけ(宮城県ラプラスやSB69のアイレーンが有名?)。
夜中にゲームを少し開けば、既に廃人化したプレイヤーが同じスポットにいたりします(駅メモだと駅のデータの中にスコア上位がGMSMBMとあるので、そのスコアを見れば廃人かどうかはすぐわかります)。
これら廃人はゲームと仕事以外には特にやることもない(これは独身の中年男性に多い気がします)、または無職や不労所得なので、ゲームに生活が支配されるのを別に厭わない人はそれなりにいます。実際、廃人で課金に何百万と使う人はいるようで、また、課金のための金が必要で家賃の安い物件に住んでいる人なんかもいるようです。

こうして廃人が常に同じスポットをドラえもんのジャイアンのごとく支配するようになり、廃人がやめるまでは永遠にその場所の位置ゲーム治安は悪いままとなります。たとえ廃人がやめても、また別の廃人が入ることで治安が悪いまま…なんてこともあります。

廃人対処の仕方

不幸にも自分の住んでいる場所にいる位置ゲームのプレイヤーが廃人だった方はどうすればよいのか?

簡単です。そんな廃人のおっさんと自分が同レベルにまで下がるぐらいならその場所でのゲームはやめましょう(負けて悔しいとか思わないこと)。
そして、引っ越しで内見とかをする際にでも、その場所の位置ゲーム治安を確かめてみるとよいでしょう。ただ、これも厄介なことに有名例だと東京なら山手線の内側や東急東横線の沿線(駅メモ)みたいな「現実の治安は良くてもゲームでは廃人が常にいるので育成どころではない」なんて場所もありますから、現実と位置ゲーの治安が両方良いことは偶然の産物なのです。

位置ゲームの廃人の中には、相手の行動パターンから自宅や本人を特定して凸してきたりする輩も少なからずいます(だってゲーム以外に特にやることもないし)。いよいよここまで来ると警察や弁護士の登場です。廃人に苛立っていて暴言を言っていたりすると両成敗にされてしまう可能性もあるので注意しましょう。

最後に、身を危険に晒してまでゲームをやりたいかどうかは読者のみなさんにお任せします。
長文になりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。

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