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記録として:コペルニクス的転回。

※散文です。

「上司の方と話しているときに涙が出る」ことが、復職への課題の一つから外れた。そう感じた、主治医の先生からの言葉(を改変したもの)。

「涙が出やすい」のは、あおまるさんの感受性豊かな性格や気質のような部分からくるものであって、それは、果たして”なおす”必要があるものでしょうか?

それは、「怒りっぽい」気質など、そういう類のものです。

それは、”なおせ”と言われて、すぐに”なおる”ものでしょうか?

それは、性格を変えるようなことです。いわゆる、”なおった”状態になるには、ものすごく、時間がかかると思います。

大事なことは、意思疎通が取れているかどうか、なのではないでしょうか?

意思疎通は取れていないのでしょうか?取れていなかったのでしょうか?

涙を流しながら働くことは、なぜ、いけないのでしょうか?

不安を100%なくすことは無理です。

相手の希望を100%叶えることも、とても難しいことです。


うつ状態からくる涙→元来の「涙もろさ」からくる涙へ、その原因が移り変わったような、それは暗に、うつ状態を抜けつつあることを示唆されているような感覚でした。

受診後直後は、「涙が性格的なところに起因する(≒もう?うつ状態からきているものではない?)」と主治医の先生に話されたことを、職場にどう伝えたらよいのかとの考えが堂々巡りしました。


上司の方、そして人事の方からも、「(特に上司の方と話すときに)涙が出ることについて、主治医の先生は、何と言っているの?」と、常々質問されます。

私も、それを、人一倍、心配し、不安に感じ、どうにかしなければいけないと、躍起になっていました(≒涙への囚われ)。

うつ状態にある、1つの症状であると言われていたし、うつ状態が改善されることで、いずれは無くなるもの(≒消失がゴール)だと思っていました。

でも、その質問に対して、主治医からは、私自身の性格に起因する等と、答えるしかないのかもしれません。いや、言わなくても良いのか。


確かに、就業規則等に「涙を流しながら働くことを禁ずる」等との表記はありません。それでも、「涙を流しながら働く」ことは、”一般常識的”に、非常識であると認識されていると、理解しています。

復職後も、涙を流してしまうかもしれない。

現に、上司への連絡時には、まだ涙が出ています。

でも、なんだか、フッと肩の力を抜くことが出来ました。




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