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【備忘録】初めてライブ配信を自宅でリアタイした感想

はじめに

この"初めて"は"自宅でリアタイ"したことにかかってます。つまりD+のライブは現地参加したことがありますし配信イベント(「ぼくたちのかくめいオンライン」や「走れ!君と曖昧な光のあとで」のこと)はリアタイしていますが、現地向けのライブをリアルタイム配信で視聴したのは今回が初めてだ、という意味です。(たしかフラフラもチケット取れず当日もなんだかんだ予定入っててリアタイしてないはず。)

そもそもなんで備忘録書こうと思ったんだっけ

今回のツアーは大阪公演と札幌公演に参加しました。つまり後半は現地参加できなかったんですよ。はい、もちろん現地参加したかったのですが2次落ちてからあきらめてました。こればっかしはどうしようもないです。
3年くらい前から大きなライブは「配信があって当たり前」みたいな感じになってますが、個人的には「本来配信はないもの、定点でも解像度が低くてもあるだけありがたい」と考えています。割と直前の告知でしたが横浜公演の配信が決定したときは喜びました、スタッフさん方ありがとうございます。(あると信じてましたよ。)
客を入れるイベントに対してはやっぱり現地至上主義だったんですが、これを機に考えを改めてというか、少し斜に構えてというか、落ち着いて(落ち着いて?)いろんなことを考えながらライブ配信に臨もうと思った次第です。分かりきっていたことではありますが、結果として配信参加も捨てたものではなくしっかりと魅力が詰めまっていた(これに関してはD+チームがそうなるように演出etc.を考えてる、さすがとしか言いようがない)、なんなら僕は現地では衝動的に頭振って視界ブレるし座席とタイミングによっては大事なパートを聴き逃すなんてことはしょっちゅうなので現地に行ってたら抱かなかったであろう感情がありました。

すみません、前置きが長くなりました。

本題

とにかくセトリ知らない状態の僕が千秋楽初見でこんな感想を抱いたよって文章です。1曲ごとに感想を書くと単調になることは明白なので気が向いたら別記事にまとめるかも。

コンセプトとして、Latitudeは"緯度"の意すなわち熱量の上昇を表していますね。一見してシンプルにテンションが上がる曲たちをひたすら繋げるみたいな感じにとらえることができますが、興奮だけではない、いろんな感情を抱く結果になりました。
とはいえセトリは前半と後半がしっかり繋がっていて、アルバムリリースしたからライブやります!ってよりもSuperdayライブのために新曲持ってきたぜ!ついでにアルバムに入れてリリースしちゃうもんね!みたいな、いかにもクリエイター田淵らしい感じ。

全体を通して

いい意味で感動を受け取りやすくなりましたよね。わかりやすくなったってのもあるんですが、それ以上に直感的になったというか、感動を純粋に受け取る環境がようやく整ったというか(伝われ)、決して安っぽくなったってことではないのでそこだけは勘違いしないでいただきたいです。以前以上に純度が高い感動を感じました。
そもそもデビューして間もない時期からコロナうんぬんかんぬんで活動が制限されていたため、「ぼくらは素敵だ」がリリース時以上の意味を持ったり「あたりまえだから」が生まれたりしたわけですよ(「ぼくらは素敵だ」に関してはこんな感じになっても対応できるようにみたいな、どんなことが起こってもって思いが込もってそう)。2022年もかなりの消化不良を感じていたと思うのでやりたい演出がすべてできていたわけではないと思います。
今回のツアーの、特に後半はコンセプトである"熱量の上昇"に基づいて誰でも楽しむことができるセットリストになっていました。おそらくD+発足当初に一番大きく思い描いていたライブはこんな感じのだったんじゃないかな?(別に今までのライブがやりたいわけではなかったとは言ってません。)魅力的な楽曲たちを全力でパフォーマンスして熱量を伝え、同時にその曲に込められているメッセージをオーディエンスにリアルタイムで噛み砕いてもらって感動を届ける、受け取ったオーディエンスがいろんな形でリアクションしそれステージ上に返す。そんな一連の流れがようやくできる環境になったのだと思いました。
TLでは偏りはありつつも、どの楽曲に対しても興奮と感動を感じる声がありました。いくつか感じたことを、、、(ちなみに第一印象を大切にしたくてアーカイブまだ見てません、なのでかなり具体性に欠けます、あしからず、)

M05.パンケーキいいな

走ったあとにパンケーキ食べるのか(笑)っていう初見の印象は置いといて、。D+2リリースのコメントで田淵Pは
"いよいよ本物になってきたのかもしれません。今の彼女たちは、本当に強い。"
と仰っていましたが、個人的にこれを最も感じたのはこの曲でした。なんなんでしょうね、なんだかとっても楽しそう!配信では各々の表情がずーーっと抜かれててその楽しそうな表情に自分まで嬉しくなっちゃいました。
かなり具体性にかけますが、この曲はこのくらいがちょうどいいのかな〜って思ってます。

M10.おもいでしりとり

めちゃいい曲です、好きです。2021年をこの曲と一緒に駆け抜けたからこそ曲自体が単調になって色褪せてしまう可能性があるのは悲しいなぁ、と思っていたところにあの演出が来ました。もちろんいつも通りに来ても嬉しいと思っている曲ですが、まさかここに来てあんなに声をあげることになるとは、、、、流石です。

M12.夕空航路

ようやく8人の夕空航路を見ることができた。僕が今一番みたい曲はこれ。ようやく戻ってきた日常を歌詞だけでなく歌声からも感じることができ、こんな日のためにある曲なんだな〜としみじみ。アルバムでの曲順も含めて完璧なタイミングで聴くことができたと思ってます。

M16.デネブとスピカ

アルバムのエンディングが「ぼくらのユニバース」だったわけなので壮大な演出も含めて本編の〆も「ぼくらのユニバース」かなと思ってたのですが、アルバムの曲順を反転させて「デネブとスピカ」、きれいに締まりましたね。
この曲も2022年を代表する曲になったわけですが、これまたフルパワーを演出しきれなかったわけです(いわゆる"呪い"ってやつ)。フォーメーション的に誰かがいないことが目立ちやすいという印象を抱いていたので、ピースが完全に揃った状態でのデネスピは本当にきれいでした。

EN2.シュガーロケット

今までは序盤にイグニッションの役割を持っていた印象、それを余力が少ないであろうENに持ってきて楽しさと感動を与えてくれる、ある意味シンギュラリティです。ほんとかくめいはいつまで続くんですかね?

EN3.ぼくらは素敵だ

季節的にも桜が舞う可能性あるよな〜それだけは現地でみたいな〜って思ってました、やりましたね。悔しいです。
毎度恒例のゆりにゃとねーねの尊いやり取りですが、今回もちゃんと抜かれてました。以前とは違う、両者ともに何かを乗り越えた表情で希望と自信を持って向かい合っていました。登場時のゆりにゃがいつも通りのマイペースな口調で「音楽最高ー」と言っていたのを見て心の底からそう思っていることが伝わったし、D+ has comeのゆりにゃなんでどうですか!?1A終わりのゆりにゃかっこよすぎです。
いつの間にかゆりにゃの話になってしまいました。しかし自然とゆりにゃを思い浮かべるような曲になってくれました。もう一回言いますがこれだけは是が非でも現地で見たかった…

EN4.はじめてのかくめい!2023

いやほんと、言うことないっす(自分なりの最上級の褒め言葉です、嬉しがってるって思っといてください)。

他にも印象的なシーンはありますよ、うしみつとインビテでオタクの声がきこえたときはほんと嬉しかったし。僕はこういった"噛み砕く"という行為が現地でできないというか苦手で、家で配信を見ていたほうが圧倒的にできるしめっちゃ泣ける人なので、このタイミングで経験することができてよかったです。

改めて、

しがらみを持ちながらのパフォーマンスって辛いじゃないですか、する方も見る方も。それでも心動かされるのは彼女たちの努力の結果だしそれが後につながるって考えも立派で素敵だと思いますが、やっぱり"悲しみは最小がいい"です(これ、D+じゃないけど田淵曲の歌詞の一部)。
完全体となった8人のDIALOGUE+のパフォーマンスにはどの曲に対してもしがらみを感じませんでした。それぞれが特別な事情に気を使わずにのびのびと歌って踊る姿をしっかりと目に焼き付けることができた最高の機会になったと心の底からそう思います。本当に千秋楽にふさわしい公演でした。

さいごに

私事ですが、先日3月27日に大学院の学位授与式があり無事修士課程を修了いたしました。学生生活の締めくくりとしてこのツアー千秋楽を鑑賞することができて本当に光栄です。
4月からは晴れて社会人です。ですが変わりなくD+を推し続けていく所存です。以降はできるだけ皆さんとリアルでも仲良くしたいと思っております、もしよろしければお願いします。(打ち上げとか参加してみたい、頑張る)

長々と、ありがとうございました。

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