ばぁちゃんと義妹、二泊三日の鹿教湯温泉旅行 その4

久しぶりの高速道路、走行車線を走るだけならばなんの問題も無い。
しかし、左側からインターチェンジやサービスエリアから入ってくる車があると
緊張する。
幸いと言うか、私の不安を周りがわかっているのか、左からの車が殆どいや全く居なかった。
中央道は、車が少ないのかしら?平日だからかしら?
なんでも良いのです、心静かに運転が出来れば。
快適なドライブは進み、駒ヶ岳のサービスエリアでトイレ休憩。
ここは、もう信州長野。
お土産も信州のものが多い。
山梨名物の信玄餅もある、それもキテイちゃんの限定物。
私たちは、信玄餅アイスを食べた。
なかなか美味しかった。

休憩して、エネルギー充填できたので本日のゴール鹿教湯温泉を目指す。
鹿教湯温泉に行くには、ETCでしか降りられない梓川サービスエリアに行かなくてはならない。
このタイプの出口は初めてだ。
これもうまく行くのか?
気が小さい私はまたまたドキドキする。

梓川サービスエリア発見、ウインカーを出して左に入る。
出口はどこだ?
あっ、あれだ。
ゆっくり進み、料金が表示された。
出るとすぐに、一般道だ。
左右確認して、ナビに従って進んだ。
あぁ、ここまで来ることができた。
偉いぞ、私。

ナビ様の言うことを聞きながらどんどん進む。
桜や花桃があちこちに咲き、とても美しい。
こちらは、私たちの地域より寒いのだろうか?
地元では、とっくに桜も花桃も散っている。
ここで見られて、今年は2回花見を楽しめて嬉しい。
あっ、あそこに咲いてる、こちらにも咲いてると
行っているうちに、山の中に入っている。
鹿教湯温泉まであと5キロ、と言うところまで来ると
坂道が長くなっていく。
登り、下りどちらも長い。
エンジンブレーキを忘れず使うこと!
こんな坂道でも、制限速度50キロでも
煽って来る車がある。
だから、様子を見ながら車を左に寄せて先に行ってもらう。
平和が好き。

そうこうしているうちに、連泊するホテルに到着。
写真と同じだ。
ひなびた温泉街に不釣り合いな感じの近代的なホテル。
駐車場に車を停めた。

フロント前には、ライブの練習をする人たち。
かなり大きな音が響く。
フロントで受付しようとしたが、よく聞こえない。
弟嫁が、不機嫌そうな顔をしてる。
部屋番号を聞き、みんなで荷物を運んだ。

このホテルは、ロの字型になっている。
真ん中が吹き抜けだ。
鍵を開けるとベッド2つ、奥には10畳敷の和室。
布団が敷いてある。
ミニキッチンもある。
広々している。
2泊過ごしやすそうな空間だ。
どう過ごそうか?
ワクワクするが、その前に運転手の私は布団に横たわった。

続く

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