ばぁちゃんと義妹、二泊三日の鹿教湯温泉旅行 その5

私は布団、ばぁちゃんと義妹はベッドで少しうたた寝。
夕食は、6時でお願いしていたけどまだその時間にはなっていない。
しかし、温泉に入る時間も無い。
家で一緒に見ることは無いテレビを3人で観た。
信州長野と、地元とは微妙に番組やCMが面白い。
うんうん、特にCMは地域性が出るよね。
コンサートのお知らせ、場所は松本の会場。
長野は細長いから、南信州の人たちは遠いから来られないかなぁ
などと、特に考える必要もないことを考えるのが旅行。

窓から見える景色も山のみ。
その中に散歩道が見える。
あらら、何だかお寺?お堂?が見えてる。
ばぁちゃんや義妹は誘っても行かないだろうな。
この期間に1人で行けるといいな。
窓から見える木は、紅葉しそうな木が多いように見える。
紅葉したら、綺麗だろうな。

そんな感じでダラダラしていたら、あっ5時50分。
食事に出かけよう。
ここのホテルの売りは、高級ビュフェと言う事。
地元の食材を使って、薄味で調理してあるらしい。
楽しみだ。
ばぁちゃんは何でも食べられるが、
沢山は食べられない。
一緒に食事にいくと、
「なんでも良いよ」
と言うので、注文すると(ご飯の量は少なめにしてる)
だいたい残す、そして私に
「食べてくれる?」と言う。
私は、私で注文するから自分の分だけでお腹いっぱい。
「うーむ、お腹いっぱいなんだけど」
「残すと、お店の人に悪いでしょ!!」と言われる。
ビュフェなら、その心配が無い。
好きな物を好きな量だけ、ばぁちゃんに選んでもらえるから。


会場に着いたら、待っている人が2、3組。
しかし、すぐに席に案内された。
食事が始まったばかりだから、料理の周りには人だかり。
特に、お刺身コーナーは行列だ。
料理が少なくなったかなぁと思うとすぐに追加してくれる。
その時の声かけが面白い。
「○○の出来立てが参りましたぁ」
「どうぞ、お召し上がりくださーい」
会場に響き渡る。

私たちは、お酒を飲まないから
食事を楽しんだ、色んな料理があって嬉しい。
デザートも豊富だ。
果物、ケーキ、アイスクリーム。
どれも美味しそう、
特にアイスクリームがミニ3色に盛り付けられていて美味しそうだった。
ケーキや果物を食べてから、アイスクリームを食べようと考えていたが、
予想よりも、お腹いっぱいだ。
あの美味しそうなミニアイスクリームは、明日だ。

お腹も心もいっぱいになり、私たちは部屋に戻った。

続く

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