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子どもたちの変化を考える その8
2020年。2月半ば頃の学習塾が最もせわしい時期に、普段の年にはないざわざわ感があった。どうも中国の武漢が発祥の肺炎というのが、大きなニュースになっていきそうだと。それでもSARSやMARSの時も何だか突然マスコミが騒いで、いつの間にやら意識する前に報道されなくなった。どうせ今回もそんな感じで4月くらいには「何だったんだあの騒ぎは」みたいになるものだと思っていた。自分の生活に絡んでくる感覚はもって
もっとみる叱れない教員&探究型学習の学校は成立するのか
Xで相互の男性がいる。隣街で町工場を経営されている。実際に顔を合わせたことは無い。どういういきさつか忘れてしまったが、学校か進路の情報のことでコメントのやり取りをしたのがきっかけだったような気がする。3人の子どもさんのことや、若い頃の思い出や、アニメやドラマの感想を連日発信されている。発言に表裏が無くてサクッと入ってくる。裏が無さすぎて少し前に凍結していたのには驚いてしまったw
そんなHさんがい
生活の中で学びにくい時代
昨年の今頃に小学校3年生の担任になった教え子が教室にやってきた。算数の「時こくと時間」の単元を指導した直後のタイミングでその話題になった。
「1時間=60分が教科書に出てきますよね?」
「そうだよな。時計を読むこと自体は2年生だもんね」
「私が教員になった頃(10年前くらい)は、1時間=60分を習う前から子どもたちの多くが既に知っていたはずなんです」
「あ~もう話したいことは分かる気がする