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日記

私は自分の絵を好きだったり、嫌いだったりします。できるだけ、好きでいたいです。でも自分の絵に対する理想が高すぎて絶望してしまうのです。
幼稚園児の頃、行事で使うコスモスの絵を描いていたとき先生に褒めてもらえたのが嬉しくて、それからずっと絵を描き続けています。絵を描くのがひたすらに楽しかったのに、いつからか恐れに近い感情を抱くようになりました。引っ込み思案で人と上手く話せない自分は、絵だけでしか自分を表現する方法がなく、自分の感情を表せる・褒めてもらえる=楽しい だったのがメンタルがぐっと落ちこむようになってからは 自分の感情を他者に悟られる=恐怖 になってしまいました。絵が描けなくなるとどこにも感情を吐き出せず、ぐちゃぐちゃな汚い気持ちが溜まっていって今にでも爆発しそうでした。
そのぐちゃぐちゃな感情を作品に昇華できればよいのですが、そんな上手いこといきません。理想からかけ離れていく自分の絵を見るのは、つらいです。
ただ美しいだけじゃ、だめなんです。内面の感情が表せていないと、だめなんです。内面の、太陽のように満ち溢れた感情や、張りつめていて触ったら粉々に砕けてしまいそうな儚さや、ぐつぐつと煮えたぎったどうしようもない怒り、色々な気持ちが織り交ざってどろどろになった汚さを、表現できなくては。
私は表現のレパトリーがまだまだ少ないので様々な感情をまだ表せていません。
なにをどうしたらいいのかわからなくて、路頭に迷っています。迷宮入りです。